『G1』Aブロック同士のジョナとトム・ローラーがタッグマッチで前哨戦。
まずは、ジョナとロイスが先発で試合開始。
両者バックの取り合いからショルダー・タックル合戦を展開すると、ここはパワーで勝るジョナが勝利。
だが、ロイスもヒザで応戦し、両者はパートナーとタッチ。
ロムはローキックの連打を浴びせていくが、ティトもすぐさまカサドーラからアンクルホールドで捕獲。
しかし、トムはこれを腕ひしぎ十字固めで切り返すと、すぐさま膝固めに移行。
続けて、トムは打撃からフロントネックロックでティトのスタミナを奪っていくと、ロイスとポーズを決めて場内を煽っていく。
だが、この隙にジョナ&ティトがリングインすると、合体ショルダー・タックルをトムにお見舞い。
さらに、ティトはボディスラムでトムをマットに叩きつけると、タッチを受けたジョナは逆エビ固めでガッチリとトムを絞っていく。
トムはなんとかロープへ逃れると、すぐさま代わったティトが軽々とセントーンアトミコを決めるも、トムもスパインバスターで応戦しロイスとタッチ。
ロイスはエルボーの連打から串刺しラリアット、タッチを交わしたトムと連携を浴びせていく。
青コーナーチームは素早いタッチワークでティトを追い込んでいくも、ティトも2人まとめてダイビングネックブリーカーで反撃。
ジョナ対ロイスの場面、パワーで圧倒するジョナはトム&ロイスを2人まとめて担ぎ上げると、そのままバックフリップを投棄。
続けて、ジョナはロイスにチョークスラムからセントーンを浴びせると、ティトがトペ・スイシーダでトムを分断している隙に、空中胴締めアタックから必殺のブラックフォレストボムでティトを葬り、ジョナが勝利を奪取した。
ジョナ「ほら、ティト、言ってやれ!」
ティト「ビッグボーイズがビッグノイズを上げるぜ! 俺たちを止める奴は? そんなもの誰一人いない! なぜかって? 俺たちがTOO BIGでTOO STRONGでTOO MEANでTOO BADだからだ!」
ジョナ「よく聞け。俺はたった一つの目的、『G1』優勝を目指してここに来た。そしてもちろんその目的を達成する。その上、俺にはこのモンスター、バッド・デュード・ティトという心強い味方がついてる。俺たち2人はTMDKのメンバーであり、“K9(ラテン語で犬) CONNECTION”。TOP DOGとウルフ・ダディが全てを乗っ取る!」
ティト「アオォォォォォォ!(雄叫び)」
アイザックス「また負けてしまった。今回も俺の責任だ」
ローラー「気にするな」
アイザックス「ティト、お前のことはカリフォルニアの頃からよく知ってる。必ずお前をタップアウトさせてやるからな、クソ野郎! ジョナ、今日はお前にやられた。だが、俺はお前を持ち上げた! お前を持ち上げられる奴は限りなく少ないが、ロイス・アイザックスはそれが出来る一人だ! これがWEST COAST WRECKING CREWの力だ。ジョナ、気を付けておけ、俺はまたお前を倒しに来るからな」
ローラー「ティト、俺は今週末の『STRONG』ですでにお前に勝っている。ジョナ、お前はデカくて強いんだって? ふざけんな、このチンピラ野郎! ジョナ、お前は自分がウルル(エアーズ・ロック)並みにデカくて強いと思ってるんだろ? ジョナ、俺がお前を墓に葬ってやる。他の連中と同じようにな。このデブ野郎!」
アイザックス「(力こぶを作って)これが見えるか? これこそSTRONGだ! (ローラーに向かって)お前も見せてやれ!」
ローラー「(ティトに促されて力こぶを作り)俺たちはSTRONGだ。だが、ここからは、さらにFILTHYにもなるぜ!」