第5試合では後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIのCHAOSトリオと内藤哲也&鷹木信悟&BUSHIのL・I・Jトリオが対戦する6人タッグマッチ。7.20仙台大会で『G1 CLIMAX 32』Cブロック公式戦を戦う後藤と内藤、そして7.23大田区大会でDブロックの公式戦で激突するYOSHI-HASHIと鷹木のダブル前哨戦となる。
L・I・Jの先発を買って出た内藤は後藤に出てくるよう要求するが、CHAOS陣営はYOSHI-HASHIが登場。そして鷹木に出てくるよう要求すると、この顔合わせで試合開始。ゴングと同時にロックアップで組み合ったが、両者すぐさまショルダータックルでぶつかり合う。
譲らない両者は逆水平チョップ合戦。鷹木がバックエルボー、グーパンチ、龍魂ラリアットを仕掛けるが、これをかわしたYOSHI-HASHIはヘッドハンターだ。しかし、すぐさま内藤が入ってきてYOSHI-HASHIを攻撃。ならばと後藤が入ってきてダブルタックルで内藤をふっ飛ばす。
さらにBUSHIが入ってくると、今度は石井も入ってきてショルダータックル。鷹木には3人がかりで太鼓の乱れ打ちをお見舞いだ。そして続けてトレイン攻撃を仕掛けたCHAOS。だが、鷹木はYOSHI-HASHIの突進をかわすと、石井にボディスラム。後藤に捕まりかけるも、YOSHI-HASHIとの同士討ちを誘い、2人まとめてラリアットでなぎ倒してしまう。
鷹木は続けてYOSHI-HASHIをブレーンバスターで叩きつけてから、サーフボードストレッチに極めて自軍のコーナーに連行してBUSHIにタッチだ。BUSHIはコーナーでYOSHI-HASHIをヒザで踏みつけて痛めつけていく。
そして内藤にタッチ。内藤はYOSHI-HASHIの首筋にエルボーを食らわせ、コーナーにスロー。足払いからロープを越えてのドロップキックという得意の連続攻撃を見せる。しかし、YOSHI-HASHIもエルボーで反撃。そのYOSHI-HASHIに内藤もエルボーで対抗だ。
ならばとYOSHI-HASHIは内藤のガットショットの蹴り足を掴んでブレーンバスターへ。ここは鷹木が入ってきて背後からカット。ダブルのラリアットを食らわせようとする。しかし、これを回避したYOSHI-HASHIは内藤を鷹木にプッシュする。
内藤が同士討ち寸前で止まると、避けた瞬間にYOSHI-HASHIが鷹木にトラースキックで一撃。内藤には逆水平チョップ、土手っ腹へのソバット、そしてショルダーネックブリーカーを食らわせる。
続いてタッチを受けた後藤は内藤をショルダータックルとバックエルボーで倒すと、リングインしてきた鷹木をヒップトスでその上に叩きつける。さらに入ってきたBUSHIも捕まえると、またもや内藤の体の上にブレーンバスターだ。そして続けて内藤には村正からブルドッキングヘッドロックを炸裂させる。
しかし、内藤もサミングで反撃開始。後藤の右腕にダメージを食らわせるとフライングメイヤーで倒して低空のドロップキック。そして右腕にキーロックだ。ここは後藤がロープエスケープ。ならばと内藤はエルボーで攻撃。後藤を挑発してエルボーを打たせると腕を掴んで首筋と右腕にエルボーだ。
しかし、後藤も牛殺しを仕掛けていく。これを阻止した内藤に後藤はローリングラリアットだ。だが、内藤はすぐにBUSHIにタッチ。BUSHIは後藤にドロップキックを炸裂させる。ならばと後藤も追走式のラリアットを食らわせて石井にタッチだ。
その石井にBUSHIはドロップキック。だが、倒れない石井はそのままショルダータックルだ。さらにコーナーで串刺し式ラリアット、ブレーンバスターを続けて放っていく。そしてラリアットを狙う石井。だが、BUSHIは追走式のドロップキックで動きを止めると、すかさず鷹木がリングイン。エプロンにいたYOSHI-HASHIを排除する。
そして鷹木は串刺し式のラリアット。続けてBUSHIも延髄斬りを食らわせると、鷹木が石井を持ち上げたところにBUSHIが飛びついて合体バッククラッカーだ。しかし、石井は続くBUSHIのフィッシャーマンスクリューを阻止。ここにYOSHI-HASHIが入ってきてショルダータックルだ。
さらにYOSHI-HASHIはリングインしてきた鷹木にラリアット。しかし、そのYOSHI-HASHIをBUSHIがDDTを食らわせて排除する。BUSHIは立ち上がってきた石井の攻撃もかわして蹴り足を獲らせてのスピンキックを炸裂させる。
そして、距離を取ってコードブレーカーを狙ったBUSHI。だが、石井はこれをラリアットで迎撃。エプロンに上がってきた内藤を後藤がエルボーで場外にふっ飛ばすと、最後は石井が垂直落下式ブレーンバスターを食らわせて、BUSHIから3カウントを奪ったのだった。
試合後、YOSHI-HASHIと鷹木はロープを挟んで言葉を交わしながら視殺戦を展開。後藤もリング上から場外の内藤を見下ろしながら睨みつける。その内藤はエプロンに上がって後藤をからかうような仕草を見せて引き上げていったのだった。