新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents G1 CLIMAX 32

日時
2022年7月16日(土)   15:30開場 17:00開始
会場
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
放送
バナーバナーABEMA TV
観衆
2,891人

MATCH REPORT

 第5試合では後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIのCHAOSトリオと内藤哲也&鷹木信悟&BUSHIのL・I・Jトリオが対戦する6人タッグマッチ。7.20仙台大会で『G1 CLIMAX 32』Cブロック公式戦を戦う後藤と内藤、そして7.23大田区大会でDブロックの公式戦で激突するYOSHI-HASHIと鷹木のダブル前哨戦となる。

 L・I・Jの先発を買って出た内藤は後藤に出てくるよう要求するが、CHAOS陣営はYOSHI-HASHIが登場。そして鷹木に出てくるよう要求すると、この顔合わせで試合開始。ゴングと同時にロックアップで組み合ったが、両者すぐさまショルダータックルでぶつかり合う。
 譲らない両者は逆水平チョップ合戦。鷹木がバックエルボー、グーパンチ、龍魂ラリアットを仕掛けるが、これをかわしたYOSHI-HASHIはヘッドハンターだ。しかし、すぐさま内藤が入ってきてYOSHI-HASHIを攻撃。ならばと後藤が入ってきてダブルタックルで内藤をふっ飛ばす。
 さらにBUSHIが入ってくると、今度は石井も入ってきてショルダータックル。鷹木には3人がかりで太鼓の乱れ打ちをお見舞いだ。そして続けてトレイン攻撃を仕掛けたCHAOS。だが、鷹木はYOSHI-HASHIの突進をかわすと、石井にボディスラム。後藤に捕まりかけるも、YOSHI-HASHIとの同士討ちを誘い、2人まとめてラリアットでなぎ倒してしまう。
 鷹木は続けてYOSHI-HASHIをブレーンバスターで叩きつけてから、サーフボードストレッチに極めて自軍のコーナーに連行してBUSHIにタッチだ。BUSHIはコーナーでYOSHI-HASHIをヒザで踏みつけて痛めつけていく。
 そして内藤にタッチ。内藤はYOSHI-HASHIの首筋にエルボーを食らわせ、コーナーにスロー。足払いからロープを越えてのドロップキックという得意の連続攻撃を見せる。しかし、YOSHI-HASHIもエルボーで反撃。そのYOSHI-HASHIに内藤もエルボーで対抗だ。
 ならばとYOSHI-HASHIは内藤のガットショットの蹴り足を掴んでブレーンバスターへ。ここは鷹木が入ってきて背後からカット。ダブルのラリアットを食らわせようとする。しかし、これを回避したYOSHI-HASHIは内藤を鷹木にプッシュする。
 内藤が同士討ち寸前で止まると、避けた瞬間にYOSHI-HASHIが鷹木にトラースキックで一撃。内藤には逆水平チョップ、土手っ腹へのソバット、そしてショルダーネックブリーカーを食らわせる。
 続いてタッチを受けた後藤は内藤をショルダータックルとバックエルボーで倒すと、リングインしてきた鷹木をヒップトスでその上に叩きつける。さらに入ってきたBUSHIも捕まえると、またもや内藤の体の上にブレーンバスターだ。そして続けて内藤には村正からブルドッキングヘッドロックを炸裂させる。
 しかし、内藤もサミングで反撃開始。後藤の右腕にダメージを食らわせるとフライングメイヤーで倒して低空のドロップキック。そして右腕にキーロックだ。ここは後藤がロープエスケープ。ならばと内藤はエルボーで攻撃。後藤を挑発してエルボーを打たせると腕を掴んで首筋と右腕にエルボーだ。
 しかし、後藤も牛殺しを仕掛けていく。これを阻止した内藤に後藤はローリングラリアットだ。だが、内藤はすぐにBUSHIにタッチ。BUSHIは後藤にドロップキックを炸裂させる。ならばと後藤も追走式のラリアットを食らわせて石井にタッチだ。
 その石井にBUSHIはドロップキック。だが、倒れない石井はそのままショルダータックルだ。さらにコーナーで串刺し式ラリアット、ブレーンバスターを続けて放っていく。そしてラリアットを狙う石井。だが、BUSHIは追走式のドロップキックで動きを止めると、すかさず鷹木がリングイン。エプロンにいたYOSHI-HASHIを排除する。
 そして鷹木は串刺し式のラリアット。続けてBUSHIも延髄斬りを食らわせると、鷹木が石井を持ち上げたところにBUSHIが飛びついて合体バッククラッカーだ。しかし、石井は続くBUSHIのフィッシャーマンスクリューを阻止。ここにYOSHI-HASHIが入ってきてショルダータックルだ。
 さらにYOSHI-HASHIはリングインしてきた鷹木にラリアット。しかし、そのYOSHI-HASHIをBUSHIがDDTを食らわせて排除する。BUSHIは立ち上がってきた石井の攻撃もかわして蹴り足を獲らせてのスピンキックを炸裂させる。
 そして、距離を取ってコードブレーカーを狙ったBUSHI。だが、石井はこれをラリアットで迎撃。エプロンに上がってきた内藤を後藤がエルボーで場外にふっ飛ばすと、最後は石井が垂直落下式ブレーンバスターを食らわせて、BUSHIから3カウントを奪ったのだった。

 試合後、YOSHI-HASHIと鷹木はロープを挟んで言葉を交わしながら視殺戦を展開。後藤もリング上から場外の内藤を見下ろしながら睨みつける。その内藤はエプロンに上がって後藤をからかうような仕草を見せて引き上げていったのだった。

COMMENT

石井「よーし……タイチ、俺とやりたくないだと? そういうのはいいんだよ。くだらねぇんだよ。テメェがどんなプロレスやりてぇか、俺は知ってんだっつってんだろ。前々から、ほかのヤツはだませても、俺はだませねぇんだ。

オイ石狩……石狩だ、オイ、よく聞いとけ、オマエ。お前がジュニアだった頃は、くすぶってた頃、自分自身を押し殺して、その時から抱いていたプロレスを、テメェの地元で披露してみろ、コラ。付き合ってやるぞ。だがよ、俺もそんなお人好しじゃねぇんだ。テメェがまだまだってとこを、テメェの地元でさらしてやるよ」
 

YOSHI-HASHI「まぁ『G1』、俺の初戦は大田区(7.23)。鷹木、あいつが試合後、俺と対峙した時、こんな(左手を胸のあたり、右手を頭の高さのかざして)ゼスチャーしてた。この激動の新日本プロレスで、生き残ってきて、俺はタッグのチャンピオンになった。NEVERの6人(タッグ)も取り返した。お前がな、オイ、こうやって物差しで比べてる間に、俺はどんどんどんどん、上がってったんだ。今度の大田区、(左手を胸の高さに置いて)鷹木、そしてな、(右手を頭の少し上の高さに置いて)俺がこの位置にある。見してやるからな」

後藤「試合に勝つには勝ったが、内藤のあの余裕を崩すことはできなかったな。むかつくぜ、あの薄ら笑いが……。まぁ、ムリもない。過去の闘いを振り返ってみても、この俺は負けっ放しだからな。だがな、勝負の世界、絶対はないんだよ。教えてやるよ、夢は見続けていれば、あきらめなければ、必ず叶う。気分の持ちようで、どれだけでも強くなれるよ。それがプロレスラーだろ!」
 

鷹木「ハッハッハ、やられたよ。今日は、YOSHI-HASHIにやられたよ。あいつら、毘沙門だか、羅生門だか、闘龍門だか知らねぇけどよ……あぁ、闘龍門じゃねぇか、あいつらは。まぁ、そんなのどうでもいいんだよ。YOSHI-HASHI、あいつもオレと同じく、30代最後の夏か。あいつはもう40になってるかも知らねぇけど、なぁ、あいつも気合入ってんのは、よくわかったよ。いいチョップ、もらったな。あいつとのシングルは1週間後の大田区(7.23)!


 
だがお前とやる前に俺は、明日の試合に集中しなければいけない。明日は! ジュース・ロビンソン。相手は正直言って誰でもいいんだよ。この開幕2連戦札幌、2日目のメインを任されてんだ。新日本プロレスからも、プロレス界からも期待されてんだ。なぜだかわかるだろ、岡本? 今日は何の日だ? そうだ、今日はプロレスの日だよ。そのプロレスの日に、『G1』が開幕したんだ。まぁ明日は開幕戦じゃねぇかも知らねえけど、俺にとっては(公式戦)初戦だ。ビシッと、誰よりも熱く、オレがマイクで締めてやるからな。期待しとけ」 

内藤「『G1 CLIMAX』の初戦が終了。見ての通り、元気だよ。去年の『G1 CLIMAX』は、初戦でケガをし、そして欠場。2戦目以降はすべて休みになってしまったんでね。去年より体が頑丈になったってことかな? 強くなったってことかな? 何度も言ってるけど、俺の今年の目標は、2023年1月4日、東京ドームのメインイベントに戻ること。だいぶ追い詰められた状況だけど、この状況を打破するには、この『G1 CLIMAX』で結果を残さなきゃいけない。

非常に追い詰められてるけどさ、こんな状況が楽しいね。ワクワクしちゃうね。初戦の相手は20日、ゼビオアリーナ仙台での後藤戦。今日、明日、ここ札幌、北海道のお客様に、内藤哲也のシングルマッチをお見せできないことは、すごく残念だけど、明日も後藤との前哨戦、お互い楽しもうぜ。まぁ今のとこ、仙台でオレが後藤に敗れる姿は、全く想像できないけどね。まぁお互い、明日も楽しもうぜ、カブロン」

※BUSHIはノーコメント

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