第3試合はタマ・トンガ&デビッド・フィンレー&邪道の本隊チームとEVIL&裕二郎&SHOのHOUSE of TORTUREのトリオが激突。7.20仙台大会で『G1 CLIMAX 32』Dブロック公式戦を戦うフィンレーと裕二郎にとっては前哨戦となる6人タッグマッチだ。
ゴング前、かつてG.o.Dとフィンジュースとしてタッグ戦線で抗争をしていた、タマとフィンレーが握手をしようと近づく。だが、そのタイミングでHOUSE of TORTUREが奇襲。早速場外乱闘で試合を開始し、リング上ではEVILとSHOが2人がかりでタマをいたぶっていく。しかし、ここにフィンレーが救出に戻ってきて、タマと一緒にダブルのドロップキックを裕二郎にぶちかます。そして、恩讐を超えての握手だ。
試合権利を持ったタマはEVILのリストを固めて捻っていく。だが、ロープに飛んだところで背後からセコンドの東郷がちょっかいを出す。これに怒ったタマは場外に赴いて東郷に迫るが、これを合図に場外でHOUSE of TORTURE総掛かりでタマに暴行だ。
リングに戻るとEVILから裕二郎にスイッチ。裕二郎はフライングメイヤーからエルボーを連打だ。さらにロープに飛んでキックで一撃。続いてSHOが登場。バカにするようにタマを蹴飛ばしていく。立ち上がってきたタマのリストを獲って捻って倒すとミドルキックを連打だ。
だが、タマもロープに飛んだSHOを捕まえてマットに叩きつけてフィンレーにタッチ。フィンレーはHOUSE of TORTUREの面々をバックエルボーで次々となぎ倒し、EVILにはバックドロップ。裕二郎には串刺し式のエルボースマッシュからスパイラルバックドロップを炸裂させる。
だが、裕二郎も足払いでフィンレーを倒して側頭部にキックを食らわせて反撃。さらにロープにフィンレーを張り付けてビッグブーツだ。しかし、フィンレーも裕二郎のフィッシャーマンズバスターを阻止。アイリッシュカースバックブリーカーを炸裂させる。
一度パワーボムの体勢に入ったフィンレーだったが、裕二郎が踏ん張るとエルボースマッシュを食らわせて邪道にタッチ。邪道は腕をぶん回して裕二郎に近づくが、裕二郎はサミングを食らわせ、自らロープに飛ぶ。
だが、ここにタマが入ってきてボディブローで一撃。邪道のキック、そしてタマのリバース・がん・スタンが決まり、G.o.Dの連携攻撃が炸裂する。そして邪道は裕二郎をクロスフェイス・オブ・邪道に捕獲だ。
しかし、東郷が場外からレフェリーを引きつけていると、これに気を取られた邪道が技を解除してしまう。すると、待ってましたとばかりにSHOがリングイン。トーチャーツールのレンチで邪道に一撃食らわせると、最後は裕二郎がピンプジュースで一撃。これで3カウントを奪い、HOUSE of TORTUREが勝利を上げた。
試合後、『G1』公式戦を控えるフィンレーと裕二郎はロープを挟んで何やら挑発合戦を展開。フィンレーたちが立ち去るとHOUSE of TORTUREはTOO SWEETを決めて、勝利を祝ったのだった。