第4試合はニック・ジャクソン&マット・ジャクソン&エル・ファンタズモwithヒクレオvsスティング&ダービー・アリオン&鷹木信悟。ヤングバックス(マット&ニック)は6月21日(現地時間)のAEW『AEW DYNAMITE』にて、スティング&ダービー・アリンと対戦するためにBULLET CLUBに一夜復活し、ヒクレオ、エル・ファンタズモとのカルテットを結成をアピール。これに対し、スティング&アリンには、L・I・Jから鷹木&ヒロムが共闘。異色の豪華8人タッグが実現することに。だが、今回はヒロムが発熱のため欠場し、6人タッグに変更となった。
まずはガウン姿の鷹木、続いてアリンがスケートボードで花道を進む。そしてレジェンドであるスティングが入場するかと思いきや、姿を現さない。すると入場曲が切り替わり、BULLET CLUBが登場。ヤングバックスはBULLET CLUB仕様のタイツに身を包んでいる。だが、場内が暗転し、なんとスティングが入場ゲートの上からBULLET CLUBにプランチャをお見舞い。
アリンと鷹木も場外でBULLET CLUBに襲いかかる。鷹木はファンタズモをリングに戻し、キチンシンクからショルダータックル。そしてブレーンバスターで叩きつけてカバーするが、これはカウント2。
次はスティングが登場し、鷹木と共にダブルのショルダータックル。さらにエルボードロップ、セントーンを交互に放ち、拳を付き合わせる。そしてスティングが雄叫びを上げる。
スイッチしたアリンは、ファンタズモにスプリングボードアームドラッグ。だが、ヤングバックスが登場し、アリンに連携のフットスタンプ。
アリンが場外に落ちると、ヤングバックスは連携のコークスクリュー式プランチャを炸裂。そしてニックはファンタズモとToo Sweetサインをかわす。
続いてマットがアリンにサミングを見舞い、ニックと交代。そしてヤングバックスが連携のネックブリーカーを決める。
スイッチしたファンタズモはアリンに対し、マット運動を延々と見せてから背中に引っかき攻撃。次はニックが軽快なマット運動から、アリンの背中を引っかいていく。
今度はファンタズモがアリンをコーナーに逆さ吊りにし、BULLET CLUBが3人がかりで低空ドロップキック。そしてファンタズモがアリンの急所を踏みつける。
だが、アリンはファンタズモのスキをついてスパイダージャーマン。場外ではヒクレオがスティングを柵に叩きつける。
アリンはファンタズモに前方回転エビ固め。ファンタズモがこらえると、アリンはコードレッドを炸裂。
スイッチした鷹木はニックにショルダータックル。マットにはボディスラム。そしてニックにショートレンジラリアットから、ナックルを連発。マットがカットに入るが、鷹木は交互に串刺しラリアットを炸裂。
そして鷹木はヤングバックスの同士打ちを誘うと、ニックにバックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットをお見舞い。
続いて鷹木はツイスト&シャウトのようにニックを叩きつけてカバー。ニックが返すと、鷹木は「来た! 来た! 来た!」と叫び、スライディングラリアットへ。
これはニックがかわし、コークスクリューキック。しかし、鷹木もポップアップ式のデスバレーボムで反撃。
スイッチしたスティングはBULLET CLUBを打撃で一網打尽。ファンタズモは乳首をねじ上げるが、スティングはビクともせず、BULLET CLUBにスティンガー・スプラッシュの波状攻撃。
そしてスティングはマットをスコーピオン・デスロックで捕らえようとするが、ヒクレオがエプロンに立って注意を引く。するとファンタズモがスティングにローブロー。
続いてファンタズモはスティングにVトリガーを狙うも、アリンがカウンターの変形スタナー。するとヤングバックスがアリン、そして鷹木にダブルのスーパーキック。
さらにヤングバックスはスティングにもスーパーキックを決めるも、スティングは仁王立ち。そしてラリアットで二人まとめてなぎ倒す。
スイッチしたアリンはコフィンドロップをマットに発射。しかし、マットは膝で迎撃し、ここから一気にヤングバックスがモア・バング・フォー・ユア・バックを炸裂。さらにファンタズモがサンダーキス’86を決めるが、カウント3寸前で鷹木がカット。するとヤングバックスは場外の鷹木とアリンに同時にトペ・スイシーダ。
そしてファンタズモが追撃のロープウォーク・ラ・ケブラーダを炸裂。すかさず、スティングも空中技を狙うが、BULLET CLUBはすばやくリングに戻りトリプルのスーパーキック。
そしてヤングバックスはスティングにBTEトリガーを発射するが、スティングはかわして同士打ちを誘う。そしてスティングはスコーピオン・デスドロップを二人まとめてお見舞い。
続いてスティングは一人残されたファンタズモの乳首をつかみ、急所蹴りをお返し。アリンは場外のヒクレオに対してコフィンドロップを炸裂。
リング上、鷹木がファンタズモに左右のエルボー。そしてナックルからヘッドバットを決め、パンピングボンバーを炸裂。しかし、カバーはファンタズモがカウント2でキックアウト。
すると鷹木は「オイ! オイ! オイ!」と気合いを入れ、MADE IN JAPANの体勢から、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンに切り替えて豪快に3カウントを奪取。スティング&アリンとの混合トリオで勝利をゲットした。
試合後、鷹木はスティング&アリンと拳を突き合わせた。スティングは勝利の雄叫び。