第4試合は棚橋弘至&KUSHIDA&邪道vsKENTA&石森太二&外道。6.21後楽園で新日本電撃復帰を果たしたKUSHIDA。IWGPジュニアヘビー挑戦をぶち上げるも、王者・石森は「俺が査定してやる」と返答。そして昨日の7.4後楽園では石森がKUSHIDAをBone Lockで仕留め、現実を突きつけた。KUSHIDAとしてはその雪辱を果たしたいところ。昨日激しくやり合い、バックステージでも番外戦を繰り広げた棚橋とKENTAのマッチアップや、邪道と外道の遺恨対決にも注目が集まる。
KENTAはリングインすると棚橋を挑発。BULLET CLUBはToo Sweetサインをかわすが、棚橋組はそのスキをついて奇襲攻撃。
棚橋組は場外戦に持ち込み、BULLET CLUBを攻め立てる。KUSHIDAは石森を脇固めで捕獲。棚橋はKENTAにストンピングを連発。
リング上、邪道は外道に逆水平チョップをお見舞い。外道もパンチを返すが、邪道はひるまず逆水平チョップ。すると外道は時間差でダウン。
しかし、KENTAと石森が邪道に襲いかかる。そして外道が邪道にチョーク攻撃。場外ではKENTAが棚橋、石森がKUSHIDAに場外で逆襲。
外道は邪道にサミング。そしてロープを用いて邪道の首を攻め立てる。次は石森が邪道をヘッドロックで捕獲。その状態でパンチを連発する。石森はカバーするも、邪道はカウント2でキックアウト。
次はスイッチしたKENTAが邪道の顔面にニードロップを連発。そしてカバーするが、これもカウントは2。するとKENTAはストンピングを連発し、サミングをお見舞い。
スイッチした外道はレフェリーのブラインドをついて邪道にチョーク攻撃。さらにフィストドロップから押さえ込む。これはKUSHIDAがカット。すると石森がKUSHIDAを場外に連れ出す。
外道は邪道の頭部にナックルを連発。だが、邪道は気合いを入れ、カウンターのショルダータックルで反撃。
次はKUSHIDAと石森のマッチアップ。KUSHIDAはコーナー最上段からブレーンチョップ。そしてキックの連発からフライングクロスボディ、オーバーヘッドキックとたたみかける。
さらにロープワークの攻防では石森にアームホイップから低空ドロップキックをヒット。勢いに乗るKUSHIDAはアームブリーカーを狙う。だが、石森は顔面かきむしりで回避。そして石森はKUSHIDAにハンドスプリング式のスクリューキックをヒット。
ここからKENTAと石森がKUSHIDAにトレイン攻撃。だが、KUSHIDAは石森にショルダースルー。そしてKENTAにはハンドスプリング式エルボーをヒット。
スイッチした棚橋はKENTAにエルボーの連発から低空ドロップキック。そして気合いを入れ、スリングブレイドを狙う。だが、KENTAはキックで阻止。ソバットから串刺しフロントキックを繰り出すが、棚橋はその蹴り足を捕らえてドラゴンスクリュー。
そして棚橋はテキサスクローバーを狙うも、KENTAは蹴り上げて回避。するとエプロンから外道が棚橋にパンチ。そしてKENTAが棚橋をDDTで突き刺す。
スイッチした外道は棚橋にチンクラッシャーからトラースキック。しかし、カバーは棚橋がカウント2でキックアウト。
すると外道はメリケンサックを手にする。レフェリーが注意すると、KENTAはそのスキをついて松葉杖で襲いかかる。だが、棚橋はかわし、KENTAの顔面に強烈な張り手。
KUSHIDAは外道にエルボーを食らわせ、エプロンの石森には倒立式キック。ここから棚橋組は外道に波状攻撃。棚橋はスリングブレイドを決めるとテキサスクローバーで捕獲。たまらず外道はタップアウト、棚橋組に凱歌が上がった。
試合後、場外でKUSHIDAは石森の左腕をアームロックで痛めつける。棚橋とKENTAはにらみ合いを展開。そしてリング上で、KUSHIDAと邪道が抱擁をかわした。