Circuit2008 NEW JAPAN BRAVE

日時: 2008年4月12日(土) 16:30開場　17:00開始
会場: 埼玉・蓮田市総合市民体育館・パルシー
観衆: 1800

第1試合 15分1本勝負
岡田かずちかデビュー戦

石狩太一
岡田かずちか

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

昨年8月26日の「LAST OF C.T.U」でプレデビュー戦を行なった岡田が、約8ヶ月の時を超え、再デビュー戦に臨む。

序盤、石狩がヘッドロックで岡田を捕獲。ロープブレイク後、岡田はグラウンドで脚を極め、チョップ連打。だが、チョップ合戦は石狩が制し、追撃のサッカーボールキック。岡田の張り手を受け止め、チョップ、サッカーボールキック、キャメルクラッチ、ストンピング、アームホイップと畳み掛ける。
岡田はエルボー連打からのランニングエルボーで石狩を倒すが、試合の主導権を握るまではいかず。ローキック、ボディスラム、ショルダースルー、逆エビ固めと苦しい時間が続く。
しかし、これを何とかロープエスケープした岡田は、顔面への張り手から高さのあるドロップキック。そして、串刺しチョップ連打、アームホイップから逆エビ固めとラッシュ。ロープエスケープした石狩をジャンピングネックブリーカードロップからフォールするも、カウントは2。さらに強烈な張り手を浴びせるが、石狩は張り手で倍返ししサイドバスター、逆エビ固め。
必死にロープを掴んだ岡田だったが、カウンターのフロントハイキック、トラースキックで撃沈。最後は顔面への低空ドロップキックから石狩にピンフォールを奪われた。

COMMENT

石狩「僕の方がちょっと緊張してしまった。こういう（デビュー戦の相手をする）のは初めてだったので。いや、でも、（岡田は）メキシコ（闘龍門）でやっていたというのがあったので、普通の新人のデビューとは全然違うし、普通の新人では終わっているような場面でも立ち上がってきましたし、もっともっと上にいける選手だと思いますよ。まだ20歳で身長も190cm以上ある。どんどんこれから、新日本プロレスの中で試合をしていって、色んなものを吸収していくと思うので、本当に怖い選手になると思う。僕もそれに負けないように、どんどん上を目指していきます。今日は、ありがとうございました（『石狩選手は、シリーズ開幕直前に風邪を引いていたが？』）昨日まで寝込んでいました。今日、急にリングに出て、体を動かして、しんどかった。体を見て分かるように5kgぐらい減ってしまったので（苦笑）。ちょっと心配でしたけど、まぁなんとかやり切れてよかったです。コスチュームも変えましたし、心機一転また頑張ります」

岡田「クソー、楽しすぎる。新日本プロレス、楽しすぎる。石狩選手でこんだけ楽しいんで、もっと他の選手、中邑さん、棚橋さん（と対戦したら）、もっと楽しめるはず。頑張ります。あぁ、楽しかった！（『デビューするまでの間に苦悩などはありましたか？』）苦悩はなかったですね。自分のためなので。新日本プロレスに入ってから、8ヶ月間で10キロほど体重も増えたので、自分のためにもなったと思うし。苦悩なんかまったくないですね。自分のためになることばかりだったので。（『体も大きくなったし、今後ヘビーへの転向は？』）1番になるためには、もっともっと体を大きくしないとダメだと思うので。もっともっと大きくします。（『次の具体的な目標は？』）新日本プロレスのリングでの初勝利ですね。まだ始まったばかりだけど、そんなゆっくり進んでいくつもりもないんで。突っ走って行きます」