かつてスターダムを主戦場にしていたストームが、ライバルのロサが持つAEW女子世界王座に挑戦。
握手から試合が始まり、両者がロックアップで組み合う。その後、腕の取り合いからストームがヘッドシザースを繰り出すが、ロサがすぐに抜け出す。
そこからロサがランニングローキックを放つと、ストームが回避してスクールボーイで丸め込む。すると、ロサが張り手を食らわせ、逆水平チョップを連発していく。
しかし、ストームがカウンターフロントハイキックでなぎ倒し、ブレーンバスターから変型サーフボードストレッチで絞る。するとロサは、首固めで奇襲し、3カウントを狙う。
ここから両者が張り手、エルボー、チョップを打ち合い、ストームがエルボー連打で押し込む。だが、ロサがトーキックで動きを止め、ダイヤモンドカッターで逆転。
これでロサのペースとなり、串刺しフライングラリアット、串刺しダブルニーアタック、低空ドロップキック2連発、ノーザンライトスープレックスホールド。そして、回転エビ固めからその場飛びフットスタンプを食らわせる。
それでもストームはロサを場外へ落とし、エプロンからスイングDDTを繰り出す。しかし、ロサが抵抗し、変型ノーザンライトスープレックスで場外マットへ叩きつける。
続いてエプロン上の攻防となり、ストームがジャーマンスープレックスでロサの後頭部を叩きつける。そして、今度こそエプロンからスイングDDTを敢行。
これでペースを掴んだストームは、串刺しランニングヒップアタックからコーナーを利用したスイングDDTでロサに追撃。しかし、ロサがニーアタックを腕に浴びせ、デスバレーボム、変型パイルドライバーと大技を連発。
さらにロサは、ストームの左腕を狙ってローキック連打をお見舞い。そして、ランニングローキックを放つも、ストームが受け止め、ジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てる。
しかし、ストームは腕の痛みで追撃に行けず、ロサがその腕を捻ってマットへ叩きつける。そして、間髪入れずにファイナルレコニング(捻り式ブレーンバスター)を炸裂させ、ストームを沈めた。
試合後、ロサはストームの前に正座して頭を下げ、自ら握手を求めた。
AEW x NJPW: FORBIDDEN DOOR
- 日時
- 2022年6月27日(月) 開場 18:00(アメリカ東部時間)開始
- 会場
- アメリカ・United Center(イリノイ州シカゴ)
- 放送
- 観衆
- 16,529人(札止め)
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60分1本勝負
AEW女子世界王座戦<第5代チャンピオン>
<チャレンジャー>
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サンダー・ロサ
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トニー・ストーム
※ロサが王座防衛に成功。