第6試合はIWGP USヘビー級王者のウィル・オスプレイが、挑戦者としてオレンジ・キャシディを迎撃(AEW)。オスプレイは6月15日(現地時間)、『AEW DYNAMITE』に登場し、シングルマッチでROHタッグ王者“FTR”のダックス・ハーウッドに勝利。その試合後、UNITED EMPIREやハーウッドのパートナーであるキャッシュ・ウィーラーや、ロッポンギヴァイス(ロッキー・ロメロ&バレッタ)が現れ、リングは混沌とした状況に。すると、ここでキャシディが登場し、オスプレイと視殺戦を展開。両者がUSヘビーを懸けて注目の一騎打ちを果たすことに。
オスプレイはUSヘビーのベルトを携え入場。
ゴング前、キャシディはポケットを両手に突っ込む。そしてオスプレイのショットガンドロップキックをかわすと、ショルダータックルでなぎ倒す。
オスプレイは起き上がり、フライングメイヤーから押さえ込む。それでもキャシディは両手は突っ込んだまま返し、ローキックから逆にカバー。
オスプレイは跳ね除け、ハンドスプリング式のスクリューキックを狙うが、キャシディがかわすと着地。キャシディもネックアップで起き上がり、両者は視殺戦。
キャシディはポケットから手を出し、オスプレイのポーズをまねてニヤリ。
続いてリストの取り合いからロープワークの攻防に。キャシディは旋回式ティヘラでオスプレイを場外に追いやると、オスプレイのポーズを真似て挑発。
怒ったオスプレイはリングに戻り、スタンガンからフロントキック。そしてキャシディを場外に落とすと、リングの周りを疾走し、オージー・オープンのアシストを受けてショットガンドロップキックをヒット。
オスプレイはキャシディをリングに投げ入れ、強烈な逆水平チョップ。そしてオレンジを搾るような仕草で挑発。さらにコーナーパッドにキャシディを叩きつけ、腹筋運動を見せて挑発を重ねる。
続いてオスプレイはキャシディに旋回しながらの変形バックブリーカー。オスプレイはキャシディの顔面に足を押し当て、場内を煽る。そしてコーナーパッドにハンマースルーで叩きつけると、その衝撃でキャシディは転倒。
続いてオスプレイはコブラツイストでキャシディを捕獲し、その状態でキャシディのポケットに手を突っ込んで挑発してみせる。
キャシディはヒップトスで返し、オスプレイの頭部をコーナーパッドに連続で打ち付け、コーナー最上段からフライングクロスボディ。そしてオスプレイに飛びつくも、オスプレイは力ではねのける。
続いてオスプレイはハンドスプリング式のスクリューキックをヒット。そしてオスプレイはキャシディの後頭部にピッピー・チェリオを決めてカバーするが、キャシディはカウント2でキックアウト。
ならばとオスプレイはヒドゥンブレードの体勢に入るが、キャシディは脱力するように倒れ込んでしまう。オスプレイは引きずり起こし、キャシディの顔面にステップキックを連発。そしてキャシディの頭部を踏みつけて挑発。
キャシディはその足を跳ね除けようとするが、オスプレイは執拗に顔面にステップキック。するとキャシディは腕をつかんでにらみつける。そして両手を上げてから、ポケットに突っ込んで見せる。
オスプレイは顔面に張り手を叩き込み、ロープへ。するとキャシディは手を突っ込んだ状態でショットガンドロップキックをヒット。
キャシディは跳ね起きると、オスプレイを挑発するようにスローモーにステップキック。オスプレイが立ち上がると、キャシディはトラースキックでダウンさせ、今度は力強くステップキックを連発。
だが、オスプレイもサイレント・ウィスパーからオスカッターへ。これをかわしたキャシディは丸め込むが、オスプレイはカウント2でキックアウト。
そして技の読み合いから、キャシディはスタンドッグ・ミリオネアを炸裂し、みちのくドライバーIIで突き刺すが、オスプレイはカウント2でキックアウト。
ならばとキャシディは突進するが、かわしたオスプレイはチーキー・ナンドス・キックを狙う。だが、回避したキャシディはバク転の要領で飛びついてトルネードDDTを炸裂。
そして場外に落ちたオスプレイに対しトペ・スイシーダ。すぐにオスプレイをリングに戻し、追撃を狙うと、オージー・オープンが妨害。だが、キャシディはオージー・オープンにスプリングボード・コークスクリューセントーンをお見舞い。
勢いに乗るキャシディはコーナー最上段から飛びつきDDTで突き刺すが、オスプレイはカウント3寸前でキックアウト。
するとキャシディは突進するが、オスプレイはカウンターのスパニッシュフライ。そしてオスプレイは今度こそチーキー・ナンドス・キックを決めると、自身がコーナーを上る。
するとキャシディはコーナー上のオスプレイのバックを取る。オスプレイが暴れると、キャシディはオスプレイの頭部をカメラに叩きつけて動きを止める。
それでもオスプレイはバックエルボーでキャシディをリングに落とす。すると、キャシディは大げさにマットを叩いて、背中を向けてるオスプレイにダメージをアピール。
すかさずオスプレイはムーンサルトを繰り出し、キャシディがかわすも、オスプレイはその場飛びシューティングスタープレス。そしてコークスクリューセントーンを繰り出すが、キャシディは膝で迎撃し丸め込む。
オスプレイはカウント2で跳ね返し、ここから技の切り返し合戦となり、シットダウン式パワーボムを切り抜けたキャシディが垂直落下の水車落としのように叩きつけてカバー。しかし、これもカウント3寸前でオスプレイは返す。
するとキャシディは腕のサポーターを外し、オレンジパンチを繰り出すが、オスプレイはカウンターのオスカッター。そして追撃のオスカッターを決めてカバーするも、キャシディは必死にカウント2でキックアウト。
これにオスプレイは驚きの表情を見せてから、ヒドゥンブレードを発射。だが、キャシディはかわし、もう一度オレンジパンチへ。
だが、オスプレイは切り抜け、ストームブレイカーへ。しかし、キャシディはウラカンラナで切り返す。
オスプレイが跳ね除けると、キャシディは今度こそオレンジパンチをヒットさせようとするが、オスプレイはカウンターのラリアット。そしてついにヒドゥンブレードを決めるが、なんとキャシディはカウント2でキックアウト。
だが、最後はオスプレイがストームブレイカーを炸裂させ、粘るキャシディから3カウントを奪取した。