Circuit2008 NEW JAPAN CUP 〜Who is the highest〜

日時: 2008年3月23日(日) 15:30開場　16:00開始
会場: 兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)
観衆: 5200

第5試合 30分1本勝負

長州力
稔

AKIRA
プリンス・デヴィット

蝶野正洋
中邑真輔

境界線

14分37秒　ラリアット→エビ固め

レフェリー｜田山正雄

MATCH REPORT

RISEとレジェンドによる8人タッグマッチ。デヴィットはAKIRAにドロップキックで先制するが、すぐレジェンドに捕まり太鼓の乱れ打ちの餌食に。そして、ライガーは稔、デヴィットにそれぞれスライディングキックをヒットさせる。
しかし、デヴィットはドロップキックでライガー、AKIRAを場外へ追いやると、ノータッチトペコンヒーロ。これで観客を沸かせる。続いて、稔がAKIRAにスライディングキック。そして、サソリ固め、STFに行こうとするが、長州、蝶野に威嚇され、共に未遂に終わる。
蝶野は「チャンピオン、出て来い！」と中邑を指名。リングインした中邑はショルダータックルで蝶野を倒し、ボディスラムからのニードロップ。だが、中邑の足を掴み、自軍コーナーへ戻り、長州にスイッチ。長州は、蝶野、ライガー、AKIRAがRISEの控えをセーブする中で、中邑にサソリ固めを極めて見せた。
中盤に入ると、蝶野は、中邑にダイビングショルダータックル。そして、シャイニング延髄斬りをかわしてのSTF。だが、中邑も飛びつき三角絞めからの腕ひしぎ逆十字固めで応戦。長州のカットで難を逃れた蝶野は、カウンターのケンカキックを中邑に浴びせる。
その後、中邑と蝶野はエルボー合戦を展開。中邑が打ち勝つが、蝶野はカウンターのマンハッタンドロップですぐに反撃。ここで長州が中邑にリキラリアットを浴びせると、その長州へ後藤がラリアット。そして、共にダウンしていた中邑と蝶野は、それぞれスイッチ。
AKIRA のミサイルキックをかわした稔は、トレイン攻撃からニールキック。そして、フルネルソンを極めるが、外したAKIRAは延髄斬り、DDTからムササビプレスでダイブ。両膝を立てて迎撃した稔は、ハイキックからミノルスペシャルを極めるが、これはライガーがカット。
AKIRAは、ライガーの掌底、蝶野のシャイニングケンカキックからムササビプレスで稔をカバー。RISEは総出でカットに入り、稔を救出する。しかし、ここで試合権利を得た長州が、蝶野とのハイジャックパイルドライバーからリキラリアットで稔をなぎ倒し、3カウントを奪取。レジェンドが勝利した。

COMMENT

蝶野「(長州に向かって)どうもありがとうございました!」

※長州は蝶野と握手すると、1人先に控え室へ
AKIRA「ありがとうございました!」
ライガー「ありがとうございました!」
蝶野「(AKIRA、ライガーと握手し)リングの中の改革が必要なんじゃないの。改革がちゃんとした改革になってないって。あの程度の勢いじゃ新日本を変えられないよ。新日本を変えるんだろ？新日本を変える、業界を変える、彼ら(RISE)には出来ない。無理だ。バツだバツ!」

稔「今シリーズは激しい花粉症だった事もあるけど、（3月17日）米子での裕次郎、内藤とのタッグの試合、あれ以外の試合でまったくモチベーションが上がらないね。今日もこうやって最終戦でレジェンド長州力に負けて。まぁ、モチベーションのせいにしちゃいけないけど、やっぱり俺はJr.の世界が好きなので、こんなヘビーと混ざっても、イマイチモチベーションが上げ辛い。上げなきゃいけないんだけど。あと、長州力に負けた事で、こういうマッチメークを組みやがったマッチメーカーに対して、俺はキレてる訳じゃないですよ! 俺、キレさせたら大したもんですよ！」
※中邑、後藤、デヴィットはノーコメント