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棚橋と真壁が決勝進出の座を争った準決勝。ロープを背にした棚橋は、突っ込んできた真壁をショルダースルーで場外へ転落させる。真壁が鉄柵を揺すって憤慨していると、そこ目掛けてエプロンからトペコンヒーロでダイブする。
だが、真壁は得意の場外戦でお返し。赤コーナー入場口のライオンマークの看板に棚橋を激突させると、場外を連れ回しながら痛めつけていく。
これで試合の主導権を握った真壁は、金具剥き出しのコーナーへ棚橋をハンマースルーし、背中にダメージを与える。そして、セコンドの石井、本間も試合に介入し、場外で棚橋をいたぶっていく。
その後も、真壁はラフ＆反則殺法で棚橋を苦しめる。しかし、棚橋は真壁の串刺し攻撃を阻止し、ドロップキック。さらにカウンターのフライングフォーアームから、フラッシングエルボー、サンセットフリップと繋げ、ダイビングサンセットフリップで一気に反撃に出る。
続 けて棚橋は、真壁をロープへハンマースルー。すると、真壁はカウンターのスピアーを浴びせ、エルボー合戦を仕掛ける。その中で真壁に「ファ○ク ユー！」と挑発された棚橋は、強烈な張り手をクリーンヒットさせる。だが、真壁もすぐにショートレンジラリアットで応戦。共にダウンする。
先に立 ち上がった真壁はチェーンラリアットを狙うが、棚橋は回避。そして、ロープへダッシュするが、セコンドの石井のイス攻撃で動きを止められてしまう。好機と 見た真壁は、ラリアット、パワーボムで連続しフォールを迫り、必殺のダイビングキングコングニードロップ。しかし、棚橋は間一髪で避け、反撃のハイフライ フローで飛ぶが、真壁に避けられて自爆してしまう。
エプロンに上がった本間をタイガー服部が注意している隙に、真壁は棚橋にチェーンラリアット。 だが、かわした棚橋はスリングブレイド。そして、フルネルソンからクラッチを切り替え、だるま式ジャーマンスープレックスホールド。これを真壁にカウント 2でクリアされると、続けざまにハイフライフロー。これで勝負を決めた棚橋が、決勝進出を決めた。
Circuit2008 NEW JAPAN CUP 〜Who is the highest〜
- 日時
- 2008年3月23日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)
- 観衆
- 5200
-
第3試合 30分1本勝負
NEW JAPAN CUP 2008 準決勝※棚橋が決勝戦に進出レフェリー｜タイガー服部
MATCH REPORT
COMMENT
棚橋「あと1個だ。あと1個……(両手を広げたあと、両耳に手をやり)あぁ、聞こえてくる……誰かが俺を呼んでいる。誰かが俺を呼んでるぜ」
※真壁はノーコメント
※真壁はノーコメント
