新日本プロレスの“エース”棚橋が、『NJPW STRONG』に登場。バイオレンス・アンリミテッドのディッキンソンとシングルマッチで対決。
試合開始直後、コーナーでディッキンソンがクリーンブレイクし、頭を下げる。その後、両者がロープ際までもつれ、今度は棚橋がクリーンに分かれる。
続いて棚橋がヘッドロックで絞り、カウンターバックエルボー→フライングボディアタックの連続攻撃へ繋ぐ。それでもディッキンソンはショルダータックルを浴びせるが、棚橋はアームホイップから腕を取る。
ところが、ディッキンソンがドラゴンスクリューで逆襲し、エアギターで挑発。そして、鉄柱とコーナーの金具を悪用し、棚橋の膝にダメージを蓄積させる。
ディッキンソンの膝攻撃は続き、グラウンドドラゴンスクリュー、逆片エビ固め。そして、鎌固めで絞り上げ、棚橋をロープエスケープさせる。
苦しくなった棚橋は、串刺し攻撃に来たディッキンソンを両足キックで迎撃し、フライングフォーアームで追い討ち。そして、エルボー&太陽ブロー連打、ダイビングサンセットフリップ、ドラゴンスクリュー、カウンタースリングブレイドと畳みかける。
続いて棚橋は青コーナー最上段からボディアタック式ハイフライフローをお見舞い。ところが、ディッキンソンが後転して切り返し、足4の字固めでギブアップを迫る。
これを棚橋が脱出し、両者がエルボーを打ち合う。そこからディッキンソンがチョップ連打を浴びせると、棚橋は張り手からロープへ走る。しかし、ディッキンソンが超低空タックルで転倒させ、ジャーマンスープレックスホールド。そして、すぐさまSTFを極めるが、棚橋が辛うじてロープへ手を伸ばす。
続いてディッキンソンはブレーンバスターの体勢に入るが、棚橋ツイスト&シャウトへ切り返す。そして、そのままディッキンソンの両脚をトップロープへかけ、ネックスクリューへ繋ぐ。
その直後、棚橋はハンマースルーを切り返し、その場飛びスリングブレイドをお見舞い。そして最後は、ハイフライフローからの片エビ固めでディッキンソンに勝利した。
【試合後コメント】
棚橋「本当に、(※胸に手をあて)本当に心から、アメリカでね、試合できることをうれしく思います。前回来たのが、2021年の7月かな? そこでね、(IWGP)USヘビーのベルトを獲って、またこうして、昨日(タイトル戦で)負けてしまったけれども、USヘビーを(アメリカへ)持って来れた。悔しいけど、僕がベルトを持ってたことが、(※左右の指を立てて動かし)日本と、アメリカを、ずーっとこう見えない糸で繋いでたんじゃないかなと思うしね。でも、まだね、I can’t stop.止まってられないから。新日本の高みを目指して。(※両手で腹を触り)そして、I have to go do more hard diet.(もっとハードなダイエットをしなくてはいけない) Yeah!(※カメラと自分を交互に指さし)You know. I know. I know. You know.(みんなわかっている) Next time(次に)来るときは、Lean(引き締まった体の)棚橋。Coming soon.(近日公開)」
※ディッキンソンはノーコメント
COLLISION IN PHILADELPHIA
- 日時
- 2022年6月19日(日) 開場 9:00 (JST)開始
- 会場
- アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィア・2300 アリーナ
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第4試合 30分1本勝負