新日本プロレスLA DOJO vs TEAM FILTHYの6人タッグマッチ。コグリンはエピソード76で行われた「チャレンジマッチシリーズ」の最終戦でクレイトスに勝利。以来、復讐に燃えるクレイトスがコグリンをつけ狙っている。
　
　まずはTEAM FILTHYが登場し、続いてLA DOJOのナイト＆DKCがリングイン。そして、最後はコグリンの入場となり、「THE ANDROID」（ジ・アンドロイド）というキャッチフレーズが入ったニューエントランスVTRの中、メタリック調のマスク＆コスチュームで姿を現した。
　
　それを見たクレイトスが早くもエキサイトし、ゴング前からコグリンを激しく挑発。その後、ナイト対ネルソンで試合開始のゴングが鳴るも、いきなりクレイトスが赤コーナーを急襲。コグリンを場外へ引きずり下ろし、鉄柵へ激突させた。
　一方、リング上では、ナイトがカウンターアームホイップでネルソンを投げ捨て、ボディスラム、ジャンピングボディプレスで追撃。そして、DKCと連携し、ネルソンとアイザックスを合体アームホイップで叩きつける。
　その後、コグリンにホイップされたDKCが、ヘッドシザースホイップでネルソンを吹き飛ばす。そして、コグリンがナイトをハイアングルボディスラムで投げ、アイザックスを押し潰す。
　ところが、TEAM FILTHYが一斉に襲いかかり、LA DOJOチームの勢いを止める。そして、リング上のクレイトスがナイトをブレーンバスターで叩きつけると、同時にアイザックスとネルソンが場外マット上でアイザックスとコグリンにブレーンバスターを敢行。
　これでナイトが孤立する展開になるが、アイザックスを振り切ってコグリンとタッチ。そのコグリンは、ラリアットでアイザックスとネルソンを吹き飛ばし、それぞれ俵返しで投げ捨てる。
　さらにコグリンは、アイザックスとネルソンを同時に捕獲し、まとめてバックドロップで叩きつける。続いてナイト＆DKCのトレイン攻撃からコグリンがアイザックスを肩車し、ナイトが打点の高いドロップキックを浴びせて“ダブルインパクト”を敢行。
　しかし、アイザックス＆ネルソンがDKCに合体チョークスラムを食らわせ、クレイトスがゲームチェンジャーで叩きつける。
　その後、コグリンとクレイトスがエルボーを打ち合い、そこからクレイトスが張り手を見舞う。そして、ショートレンジラリアットでなぎ倒すも、次の串刺しフライングボディアタックをコグリンがキャッチし、フロントスープレックスで投げ捨てる。
　これでクレイトスが場外へ落ちると、コグリンはプランチャを見舞って分断。そして、リング上ではDKCがアイザックスの首へチョップ連打を叩き込む。
　ここからナイト＆DKC対アイザックス＆ネルソンという構図となり、ネルソンがDKCにジャンピングニーアタック、ナイトがアイザックスにジャンピングフロントハイキック。
　続いてネルソンがナイトを投げ飛ばすと、アイザックスがキャッチしてジャーマンスープレックスで叩きつける。そして、ネルソンのジャンピングフロントキックからアイザックスの垂直落下式ブレーンバスターへ繋ぐ’95 Source AwardsでDKCが沈んだ。
　
　試合終了のゴングが鳴っても、コグリンとクレイトスは場外で番外戦を展開。コグリンが逆水平チョップを浴びせると、クレイトスがジャンピングエルボーでなぎ倒す。
　その後、コグリンはネルソンとアイザックスをラリアットで蹴散らし、クレイトスと激しく殴り合う。ゴングが乱打される中、セコンドが必死になって2人を引き離した。
　
　
【試合後コメント】
　
ネルソン「UNITED EMPIREが『NJPW STRONG』を支配するとかいう噂が流れているらしいが、TEAM FILTHYのことを忘れてもらっちゃ困るぜ。TEAM FILTHY所属のウエストコースト・レッキングクルーが、DKC、ケビン・ナイト、そして“アンドロイド・ロボット”（コグリン）を倒してやった。“タッグチームチャンピオンシップトーナメント”が近いうちに開催されるんだろ!? 俺たちよりカッコよくて、しゃべりが上手で、プロレスがうまいタッグチームなんて存在しない！ お前たちも誰が“NJPW STRONGタッグチームチャンピオンシップトーナメント”を優勝するかはわかっているはずだ」
アイザックス「俺たちはここで勢力を拡大してきた。ウエストコースト・レッキングクルーとTEAM FILTHYが次に支配するのは、“タッグチームチャンピオンシップトーナメント”だ！ 俺たちの空腹が満たされたことはない」
ネルソン「そのとおりだ」
アイザックス「俺たちは日々努力を続けてきた。“タッグチームチャンピオンシップトーナメント”のために汗水を流して努力してきたんだ！ ウエストコースト・レッキングクルーがブチのめしてやる」
　
　
※コグリン＆ナイト＆DKCはノーコメント