NEW JAPAN ROAD

日時
2022年6月21日(火)   17:30開場 18:30開始
会場
東京・後楽園ホール
放送
バナーバナー
観衆
1,380人(札止め)

第7試合 60分1本勝負
IWGP ジュニアヘビー級選手権試合

  • <チャレンジャー/BOSJ29優勝者>

  • <第92代チャンピオン>

※石森が初防衛に成功
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 メイン(第7試合)では今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝を飾り、史上初の同大会3連覇を果たした高橋ヒロムが、IWGPジュニアヘビー級王者の石森太二に挑む大一番。石森は5.31富山の『BOSJ』公式リーグ最終戦で、ヒロムのDの前に屈辱のレフェリーストップ負け。雪辱に燃える石森はベルトを懸けたリベンジマッチをアピールし、両雄の王座戦が実現することに。“プロレスの聖地”後楽園ホールを舞台に繰り広げられる、ジュニアの頂上決戦。大注目のタイトルマッチを制するのはヒロムと石森、いったいどっちだ!?

 ヒロムは『BEST OF THE SUPER Jr.』の優勝トロフィー、石森はIWGPジュニアヘビーのベルトと共に入場。

 開始のゴングが鳴ると、場内を大きな手拍子が包む。そして両者はゆっくりと近づき、まずはロックアップで組み合う。石森はコーナーまで押し込み、一旦離れる。
 続いてもう一度ロックアップで組み、ヒロムが押し込む。だが、石森は体勢を入れ替えて逆水平チョップ。
 するとヒロムはかわして逆水平チョップ。ここから一気に加速し、技の読み合いから石森が串刺し攻撃を狙う。ヒロムは回避するも、石森はスライディングジャーマンの体勢に。
 ヒロムは切り抜け、串刺しラリアット。続く低空ドロップキックをかわしたヒロムは、一旦場外へ。
 石森はうまくヒロムを誘い、左腕を捕らえると、エプロンを蹴りつけながら場外フロア目掛けて旋回式のアームブリーカー。
 続いて石森は鉄柱を利用してヒロムの左肩を痛めつける。ここで石森が木槌を取り出すと、レフェリーは注意。石森は木槌を放り投げてレフェリーの気をそらし、すかさずパイプイスでヒロムの肩を殴打。ヒロムは肩を押さえて苦悶の表情。
 ヒロムはカウント17でリングに生還。そしてエルボーを放つが、石森はエルボー一発で動きを止め、ストンピングをお見舞い。
 続いて石森は金具むき出しのコーナーにヒロムを叩きつける。たまらずヒロムは場外にエスケープ。ヒロムはカウント15でリングに戻る。
 すると石森はネックロックで捕獲し、フライングメイヤーからネックツイスト。カバーをヒロムがカウント2ではね返すと、石森はロープを用いて左腕を痛めつける。
 続いて石森は左腕に変形のアームブリーカー。そしてコブラクラッチで痛めつける。ヒロムは解除しようとするが、石森は飛びついてのコブラクラッチ。ヒロムは必死に足をロープにかけてエスケープ。
 ヒロムはチョップで応戦するが、石森は肩を蹴りつけてロープへ。するとヒロムは追走し、ハサミワザをお見舞い。
 そしてヒロムは突進してきた石森を蹴りで迎撃し、ぶら下がり式の首4の字。続いてヒロムは金具むき出しのコーナーに石森を叩きつけ、流れるような動きで低空ドロップキックをヒット。
 さらにヒロムは場外の石森に対し、エプロンからショットガンドロップキックをヒット。ヒロムは石森をリングに投げ入れ、ブレーンバスターの体勢から前に落としてキック。そしてファルコンアローを炸裂。だが、カバーは石森がカウント2ではね返す。
 ヒロムは石森を引きずり起こし、コーナーへのデスバレーボムを狙う。だが、石森は切り抜け、今度こそスライディングジャーマンスープレックスを炸裂。
 続いて石森はヒロムの左腕に、両膝を用いてアームブリーカー。カバーをヒロムが返すと、石森はラ・ミスティカのように飛びつく。
 だが、ヒロムは空中で捕らえ、そのままエプロンに追いやり、エルボーをヒット。そしてサンセットフリップ・パワーボムを仕掛けるが、石森はバク宙で着地。そしてヒロムをケブラドーラ・コンヒーロのような動きで肩に担ぎ上げ、そのまま肩を鉄柱に叩きつける。ヒロムは肩を押さえて悶絶。
 続いて石森はリングに戻り、バミューダトライアングルを炸裂。石森はヒロムを引きずり起こし、リングに投げ入れてカバー。ヒロムは必死にカウント2ではね返す。
 すると石森はサイファーウタキの体勢に。ヒロムは逆にサイファーウタキの体勢で捕らえるが、石森は足でヒロムを投げ飛ばす。
 続いてロープを使った技の読み合いから、ヒロムはDで飛びかかる。しかし、石森は投げっぱなしパワーボム。そして串刺し攻撃を狙うも、ヒロムは追走してショットガンドロップキック。
 ヒロムは雄叫びを上げ、ここからめまぐるしい技の切り返し合戦に。石森のハンドスプリング式のスクリューキックはヒロムが切り抜けるも、石森はすばやい動きでカナディアンデストロイヤーを炸裂。
 続いて石森は突進するが、ヒロムはコーナーに向けてフロントスープレックス。ここで両者共にダウン状態に。
 そして同時に立ち上がると、激しいエルボーの応酬に。ヒロムがカウンターのエルボーを連発すると、石森は膝をつく。
 さらにヒロムはエルボーを乱打し、石森をダウンさせる。ヒロムは石森を引きずり起こし、顔面に張り手。すると石森も張り手を繰り出すが、そのタイミングでヒロムはD。だが、石森はジャックナイフ式エビ固めで切り返す。
 ヒロムは跳ね除けるとトラースキック。さらにヒロムちゃんボンバーを決め、ビクトリー・ロイヤルを炸裂。しかし、カウントは2。
 ヒロムは雄叫びを上げ、TIME BOMB IIの体勢に入る。だが、石森は切り抜けて逆にTIME BOMB IIのように持ち上げる。しかし、ヒロムは回避し、肩に担ぎ上げるとコーナーに向けデスバレーボム。
 そしてヒロムはTIME BOMBを狙うも、石森は巧みに切り抜け、ヒロムの肩を鉄柱に打ち付ける。続いて石森はショルダーバスターを炸裂。
 ここで石森はラ・ミスティカからBone Lockを狙うも、ヒロムは丸め込みで切り返す。だが、跳ね除けた石森がその場飛びのラ・ミスティカ式Yes Lockで捕獲。ヒロムは必死にロープエスケープ。ここで25分経過のアナウンス。
 続いて石森はエプロンでヒロムをパイルドライバーの体勢で捕らえる。ヒロムはこらえると、キックを繰り出す。だが、石森は逆にキックを決め、エプロンで危険なパイルドライバーを敢行。ヒロムは場外に転落し、大の字に。
 石森はフラフラの石森をリングに投げ入れ、強烈なサイファーウタキからカバー。しかし、ヒロムはなんとかカウント2でキックアウト。
 すると石森は雄叫びを上げ、ヒロムにとどめのブラディサンデーを狙う。だが、ヒロムはウラカン・ラナのように切り返してDで捕獲。そのままリング中央に戻し、渾身の力で締め上げる。
 石森は持ち上げようとするが、ヒロムはこらえる。すると石森はヒロムの頭部を踏みつけ、ようやく解除。
 ヒロムは鬼の形相で雄叫びを上げ、ヒロムちゃんボンバーを炸裂。そして金具むき出しのコーナーにデスバレーボムで叩きつけ、今度こそTIME BOMBを炸裂。しかし、カバーは石森がカウント3寸前でキックアウト。
 ヒロムは石森を引きずり起こし、TIME BOMB IIを狙う。しかし、石森は空中で体勢を切り替えてBone Lockで捕獲。ヒロムが耐えると、石森はリング中央に戻して一気にブラディークロスを狙う。
 だが、今度はヒロムが空中で体勢を切り替え、変形スタナーを炸裂。カウンターの応酬の末、ここで共に大の字状態に。
 同時に立ち上がると、ラリアットの相打ちに。競り勝ったヒロムに対し、石森はカウンターのジャンピングニー。だが、ヒロムもトラースキックを突き刺し、石森の腕をつかんで変形スタナーを連発。
 そしてヒロムはTIME BOMB 2.5を狙うが、石森は身体をバタつかせてコーナー上へ。
 ヒロムは下から突き上げるようなヘッドバットを食らわせると、雪崩式のTIME BOMB IIを狙うが、石森はなんとか回避。
 そして石森はヒロムをリングに落とし、コーナーに上ってドラゴンスリーパーで捕らえ、なんと雪崩式のリバースブラディサンデーを炸裂。だが、カバーはヒロムがカウント3寸前でキックアウト。
 ならばと石森は雄叫びを上げ、今度こそブラディークロスを炸裂。ヒロムはカバーを返すことができず、石森が36分超えの死闘を制し、王座初防衛に成功した。

COMMENT

石森「(※床に座り込んで)ヒロムがよぉ、カッコつけずに枚数も出して、超満員札止めになるように呼びかけただろ? それに俺も乗っかった。そのおかげで今日、札止めになったんだと思う。だから、ヒロムの功績は大きい。だがよぉ、一つだけ気に食わねぇことがあるんだよ。アイツ、言ってたよなぁ。『ジュニアのベルトを巻いたまま、ヘビーのベルトを巻き、ゴールデンタイムで試合をする』だと? アホなことぬかしてんじゃねぇよ、コノヤロー! それは、俺がここにいる限り、ぜってぇさせねぇ!


それでよぉ、勝って、気持ちよく帰ろうとしたらよぉ、アイツだよ。KUSHIDAだよ! てか、空気読めよホントによぉ! 俺がよぉ、『誰かいねぇか』って言っただろ? そん時出てこいよ!(※ため息をついて)ムカつくなぁ。はぁ、まぁいいよ。これから時間かけて査定してやっから。チャンピオンとして、チャンピオンの権限として、すぐに挑戦は、ない!」

KUSHIDA「お久しぶりです。本当に今、契約書をもらってサインしました。また新日本プロレス、よろしくお願いします」
──石森選手が「査定してやる」と言ってましたが。
KUSHIDA「ほうほうほうほう。まぁ、それはさておき、今まだ家がフロリダのオーランドにありますんで、ロサンゼルスに引っ越して、そこから試合のたびに来日するという形になると思います。残りの僕のプロレス人生、その時間、経験も全て、この新日本プロレスの世界進出、発展に捧げたいと思います。
アントニオ猪木さんの有名な言葉で、『ジャングルを守るより、むしろ作れ』(というのがあります)。面白いことができるんじゃないかって、これから楽しみですね」

──挑戦表明されていましたが。
KUSHIDA「3年半前に新日本プロレス・ジュニアを離れて、新日本プロレス・ジュニアを盛り上げたいと。その役目はもう、ヒロムとデスペラードでしょう。そして石森選手、素晴らしかった。超満員札止め、そしてIWGPの名に恥じない試合だったと思います。ベルトを獲らないことには、この新日本プロレスの中で居場所は生まれないでしょう。居場所確保のために頑張ります。以上です!」

※ヒロムはおぶわれたまま控室に直行し、ノーコメント。

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