セミファイナル(第6試合)では「AEWオールアトランティックチャンピオンシップ初代王座決定4WAYマッチ進出トーナメント」の決勝戦として、石井智宏とクラーク・コナーズが激突。6.20後楽園の1回戦で石井は金丸義信、コナーズは本間朋晃を撃破。迎えた決勝戦、勝利をつかみ新日本&AEWの合同興行『Forbidden Door』(現地時間6月26日・シカゴ)の初代王座決定4WAYマッチに進出するのは果たして?
開始のゴングと同時にコナーズは突進。激しいショルダータックル合戦を繰り広げ、続いてエルボーの応酬に。競り勝った石井はロープに走るが、コナーズはカウンターのエルボーから変則的なロープワークでショルダータックルを決め、石井をなぎ倒す。
そしてコナーズはハンマースルーを仕掛け、強烈なバックエルボー。だが、カバーは石井がカウント1ではね返す。
するとコナーズは石井の首筋にエルボーを乱打しカバー。これも石井はカウント1でキックアウト。
コナーズは負けじとエルボーを連発するが、石井はビクともせず咆哮。それでもコナーズはエルボーを食らわせてグラつかせると、ロープへ。だが、石井がショルダータックルでダウンを奪う。
石井は強引なバックドロップで叩きつけてカバー。コナーズはカウント2でキックアウト。すると石井は背中にサッカーボールキック。そして顔面を踏みつける。
怒ったコナーズはエルボーを連発するが、石井は食らいながらも前進。するとコナーズはヘッドバットを繰り出すが、逆に石井がヘッドバットでひるませる。
そして石井はロープに走るも、コナーズはジープ・フリップを炸裂。続いてコナーズは串刺しエルボー、串刺しスピアー。そして豪快なショルダースルーからエルボードロップを食らわせてカバー。石井はカウント2でキックアウト。
続いてコナーズはブレーンバスターを狙う。石井はこらえるも、コナーズは低空ブレーンバスターのように強引に投げつける。
そしてコナーズは串刺しラリアット。すると怒りに火のついた石井は逆水平チョップ&エルボーを乱打。
続いて石井はショルダータックルを食らわせるが、コナーズは倒れず。ここから強烈な逆水平チョップの応酬に。
競り勝ったコナーズはロープに走ってラリアット。石井が防御すると、コナーズはローリングラリアット。さらにショートレンジラリアットを食らわすも、石井は仁王立ち。だが、ラリアットの読み合いから、コナーズはカウンターのラリアットでダウンを奪う
続いてコナーズはコーナーを上り背面式エルボーをお見舞い。さらにコーナーを上り、フライングスピアー。だが、カバーは石井がカウント2でキックアウト。
ならばとコナーズはスピアーで突進。しかし、石井はかわしてコーナーに自爆させる。それでも構わず、コナーズはもう一度突進。それに石井は膝を合わせるが、昨日の金丸戦のダメージで自身も倒れ込んでしまう。
石井は先に立ち上がり、コナーズをパワーボムで持ち上げる。コナーズは切り抜けると、追走してのバックエルボーからラリアット。だが、石井はかわしてジャーマン。
コナーズはすぐに立ち上がるが、石井は左右のエルボー。コナーズも左右のエルボーで応戦し、スピアーへ。だが、石井は受け止めると、強引にパワーボムを炸裂。コナーズはなんとかカウント2でキックアウト。
石井は雄叫びを上げ、ラリアットを食らわす。しかし、カバーはコナーズが必死にカウント2ではね返す。ならばと石井は垂直落下式ブレーンバスターの体勢に入るが、コナーズは回避。だが、石井は強烈なヘッドバットをアゴ付近にお見舞い。
そして石井は垂直落下式ブレーンバスターで持ち上げるが、コナーズは首固めで返す。石井は跳ね除け、延髄斬りを繰り出す。これをかわしたコナーズはジャーマンを炸裂。
石井はすぐに立ち上がるも、コナーズは渾身のスピアー。そして追撃のスピアーを決めてカバーするが、石井はカウント2で必死にはね返す。
コナーズは気合いを入れ、パワースラムを炸裂。続いてトロフィーキルを狙うが、石井は回避。もう一度トロフィーキルの体勢に入るも、石井は切り抜け、垂直落下式ブレーンバスターのモーションに。
だが、コナーズは回避し、強烈なエルボー。そしてロープに走るも、石井はカウンターのラリアット。続くカバーを、コナーズはなんとかカウント2ではね返す。
ならばと石井はついに垂直落下式ブレーンバスターを炸裂。この一撃で激闘に終止符を打ち、AEWオールアトランティックチャンピオンシップ初代王座決定4WAYマッチ進出を決めた。
試合後、石井は勝ち名乗りを受けると、足早に退場。奮闘したコナーズにも大きな拍手が送られた。