メイン(第7試合)ではIWGPジュニアタッグ王者の“6or9”田口隆祐マスター・ワト組が3度目の防衛戦として、UNITED EMPIREのTJP&フランシスコ・アキラ組を迎え撃つ。TJP&アキラ組は6.3日本武道館で6or9とノンタイトルで激突。息の合ったチームプレーで攻め立て、最後はTJPが田口からピノイストレッチでギブアップ勝ちをスコア。今シリーズの前哨戦も、ここまでUNITED EMPIREが3連勝。69度の防衛を目指す6or9にとって、今回は試練の王座戦となるのは間違いない。勢いに乗るUNITED EMPIREの猛攻をどう切り崩すか、果たして注目の王座戦の結末は?
田口&ワトはIWGPタッグのベルトを腰に巻いて入場。
先発は田口とTJP。まずはロックアップからリストの取り合いに。田口は切り抜けようとするも、TJPはコントロール。だが、田口は巧みにTJPを開脚させ、リストを取り返す。しかし、TJPはコークスクリューヘッドシザーズ。
田口がヘッドシザーズで捕らえると、TJPは三点倒立で脱出を狙う。田口はパイルドライバーのように打ち付けるが、TJPは三度目で脱出し、ここから技の読み合いに。そして視殺戦を繰り広げてから、TJPがヘッドスプリングを見せると、田口も同じ動きを繰り出そうとして失敗。
次はワトとアキラのマッチアップ。ワトはロックアップで押し込み、クリーンブレイクと見せかけて殴りかかる。だが、アキラはかわして逆にロープを背負わせ、胸をついて離れる。
続いて両者は激しいエルボーの応酬に。競り勝ったアキラは逆水平チョップ。今度はロープワークの攻防となり、ワトは打撃のコンビネーション。ローリングソバットを決め、ボディスラムで叩きつけてエルボードロップ。
そしてワトはアキラの背中にサッカーボールキックを連発。続くロープワークの攻防の中、アキラはすばやくTJPにスイッチし、UNITED EMPIREは連携のティヘラでワトを場外に落とす。さらに田口にも連携のドロップキック。
そしてUNITED EMPIREは同時にスライディングキックを狙うが、6or9はかわしてすばやくリングに戻り、同時にプランチャを炸裂。
戦場がリングに戻ると、6or9はアキラに連携の低空ドロップキック。さらにTJPにも同じ技をお見舞い。
ここで田口はUNITED EMPIRE二人まとめて尻をこすりつける。さらにランニングヒップを連発するも、TJP&アキラはロープを開けて田口を場外に追いやる。
さらにワトをロープに設置し、キックのサンドイッチ攻撃。そしてアキラがノータッチ式トペ・コンヒーロを6or9に炸裂。
戦場がリングに戻ると、TJPは田口の顔面を踏みつける。そしてリバースインディアンデスロックを決め、鎌固め完成。田口はなんとかロープエスケープ。
続いてTJP&アキラは田口に連携のセントーン。そしてアキラがカバーするも、これも田口はカウント2ではね返す。
するとアキラは田口の頭部を殴りつけ、ネックブリーカードロップをお見舞い。カバーをワトがカットすると、アキラは場外に追いやる。
続いてTJP&アキラは田口にキックの波状攻撃。そしてTJPはスリーパーで捕らえる。田口はエルボーで回避し、自軍コーナーに戻ろうとするも、TJPはタイツをつかむ。ワトはタッチするも、これはレフェリーが見ていなかったため認められず。
UNITED EMPIREは田口にストンピングを連発。そしてアキラが田口の後頭部に膝を押し当てる拷問攻撃。続いてTJPがセントーン・アトミコを繰り出すが、田口はかわし、エプロンのアキラに三角飛びのドロップキック。
そして田口は今度こそスイッチしようとするが、アキラが場外からワトの足を引っ張って阻止。
TJPは田口に馬乗りパンチを連発。そして顔面ウォッシュを決め、ロープへ。田口はカウンターのヒップアタックを繰り出すが、TJPはアトミックドロップで迎撃。
そしてTJP&アキラはダブル攻撃を狙うも、田口は二人まとめてヒップアタック。さらにDDT&リバースDDTを同時に決める。
スイッチしたワトはTJPにドロップキック。さらにアキラにはティヘラ。そして場外に落ちたUNITED EMPIREに対し、ワトはノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。
ワトはアキラをリングに投げ入れ、スワンダイブのエルボー。だが、カバーはカウント2。
するとワトは雄叫びを上げ、バックを取る。アキラは丸め込んで返そうとするが、ワトは高角度のジャーマンを炸裂。しかし、アキラはカウント2ではね返す。
ならばとワトはTTDを狙うも、ワトは回避してスピードファイヤー。ワトも切り抜け、アキラのバックに回ると、田口がヒップアタックを繰り出す。だが、アキラがかわしてワトに誤爆。
ここでTJP&アキラはワトに連携のドロップキック。さらにTJPのトラースキックから、アキラがファイヤープレックス。だが、ワトはカウント2ではね返す。
するとTJPがワトにカミカゼ。続いてアキラがファイヤーボールを狙うも、田口がカウンターのヒップアタック。
そしてワトはコーナー上のTJPに、雪崩式のレシエントメンテを狙う。だが、TJPは回避。すると、アキラがワトに対しイタリアンフライを決め、TJPが追い打ちのマンバスプラッシュ。だが、カバーは田口がカット。
田口はTJP&アキラにエルボーを連発。そしてロープに走るも、TJP&アキラはキックで動きを止め、連携のコードブレイカー。そしてTJPがセカンドロープに飛び乗り変形のネックブリーカードロップ。
ここでTJPはワトにデトネーション・キックを繰り出すも、ワトは切り抜け、レシエントメンテを炸裂。だが、カバーはTJPがカウント2ではね返す。
スイッチした田口はTJPにスワンダイブのヒップアタック。そしてオヤァイポーズからケツイェ。だが、カバーはカウント2。
すると田口はどどんを狙うも、TJPは回避。しかし、田口はコーナーを用いて、両足でTJPの頭部をキャッチし、屈曲運動で臀部に何度も叩きつける。
そして田口はコーナーに上るも、すかさずアキラがチーキー・ナンドス・キックをヒット。そしてTJPが田口を肩車し、合体技を狙うも、田口は切り抜け、TJPにどどんを炸裂。
カバーをTJPが返すと、田口はすかさずオーマイアンドガーアンクルで捕獲。ワトもアキラをベンダバールで捕らえてアシスト。
だが、TJPは切り抜けて田口にピノイストレッチ。アキラもワトをフロントネックロックで捕らえるが、ワトはその状態のまま、TJPに覆いかぶさってカット。
ならばとTJP&アキラは田口にトレイン攻撃。だが、田口は切り抜けてTJPにドロップキック。そしてアキラにはカウンターの延髄斬り。
スイッチしたワトはアキラにコーナー最上段からミサイルキック。さらに旋風脚を決めてカバー。アキラは必死にカウント2ではね返す。
するとワトはコーナー最上段に上り、RPPを狙う。アキラがかわすのを見て、ワトはリングに着地。そして突進するが、アキラはカサドーラからフットスタンプを決める。
ここでアキラはファイヤーボールを発射するが、ワトはかわして丸め込みからベンダバールで捕獲。だが、TJPがマンバスプラッシュでカット。すかさずアキラがカバーするも、ワトはカウント2ではね返す。
ならばとTJPはワトを肩車し、アキラはコーナーへ。すると、田口がアキラを妨害。ワトも脱出し、アキラに飛びかかる。だが、アキラは場外の田口にラ・ケブラーダを炸裂。
リング上ではTJPがワトにデトネーション・キック。そして今度こそ合体技ザ・リーニングタワーを炸裂。アキラがカバーすると、ワトは返すことができずUNITED EMPIREが激勝。TJP&アキラがIWGPジュニアタッグ奪取に成功した。