メイン(第7)は「高橋ヒロム 八王子凱旋試合」として、地元・八王子出身の高橋ヒロムがBUSHIとタッグを結成し、石森太二&SHO組と激突。ヒロムと石森にとっては、6.21後楽園のIWGPジュニアヘビー級王座戦の前哨戦となる。ヒロムが盟友BUSHIと共に勝利をつかみ、故郷に錦を飾るか? それとも石森&SHO組がなりふり構わずハッピーエンドを阻止するか?
『BEST OF THE SUPER Jr.』の優勝トロフィーを持ったヒロムは、BUSHIと共に八王子Tシャツを着て入場。ヒロムは放送席で特別ゲストを務める地元出身のロックバンド「ニューロティカ」のATSUSHIさんらに八王子名物のお菓子を配る。続いて石森はIWGPジュニアヘビー、SHOはNEVER6人タッグのベルトを携え入場。そしてゴング前、SHOはマイクを握る。
■SHOのマイクアピール
「オイ! このクソど田舎の八王子! 八王子はな、ロクなヤツ、おらんやないか! オイ、そりゃあよ、八王子が便所同然だからだよ! オイ、その八王子という名の便所からわいたウジ虫は(ヒロムを見て)オマエや、オラ!」
この挑発に怒ったL・I・Jタッグが襲いかかり試合は開戦。だが、BULLETタッグもラフファイトで応戦。石森はヒロムを鉄柵に押し付けてダメージを与える。
続いてBULLETタッグはリング上でBUSHIにストンピング。さらにコーナーを背負わせて顔面かきむしり。そしてトレイン攻撃を繰り出すが、BUSHIは切り抜けて二人まとめてフランケンシュタイナーをお見舞い。
BUSHIはSHOにストンピングを浴びせてからネックブリーカードロップ。だが、SHOがロープに飛ばし、すかさず石森がエプロンからBUSHIに攻撃。ロープにスタンガンを決める。ここからBULLETタッグは場外戦に持ち込む。
SHOはBUSHIを鉄柵に叩きつける。そしてBUSHIをリングに戻すと首元を踏みつける。さらにSHOは八王子Tシャツを破いてしまう。怒ったヒロムが飛びかかるも、SHOと石森はこちらもTシャツを破りさる。
続いて石森はBUSHIにフライングメイヤーからネックツイスト。そして場内に拍手を強要してからカバー。これはBUSHIがカウント2でキックアウト。
するとBULLETタッグはロープを用いてBUSHIの喉を痛めつける。さらにSHOはBUSHIの腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。そしてフィンガーロックで痛めつける。
次は石森がリングイン。BUSHIはエルボーを繰り出すが、石森は膝蹴りで動きを止め、重い逆水平チョップ。続いて石森は串刺し攻撃を狙うも、BUSHIは切り抜けて膝に低空ドロップキック。
スイッチしたヒロムは相手コーナーのSHOにエルボー。続いて石森にはハサミワザから串刺しラリアット。さらに低空ドロップキックで場外に落とす。
ヒロムはリングサイドを疾走し、勢いをつけてBULLETタッグをまとめてショットガンドロップキックで吹っ飛ばす。そして「八王子、最高!」と咆哮。
ヒロムは石森をリングに戻してカバー。これは石森がカウント2でキックアウト。ならばとヒロムは肩に担ぎ上げるも、石森は脱出。そしてフロントキックを見舞うが、ヒロムもエルボーで反撃。
ここから両者は激しいエルボー合戦に突入。競り勝ったヒロムはトラースキックを繰り出すが、石森はかわしてジャンピングニーをヒット。するとヒロムはトラースキックで反撃するも、石森はハンドスプリング式のスクリューキックを決める。
ヒロムはBUSHIとスイッチしようとするも、SHOが阻止。SHOはヒロムに顔面かきむしりを見舞い、ロープに走る。するとヒロムは膝に低空ドロップキックを決め、ようやくBUSHIにスイッチ。
BUSHIはSHOにミサイルキックをヒット。そして技の読み合いからDDTを決めてカバー。だが、これはカウント2。
ならばとBUSHIはロープに走るも、SHOはエルボー。そしてロープに走るが、BUSHIは延髄斬りをお見舞い。さらにロープを用いたバッククラッカーを決める。
続いてBUSHIはエプロンにSHOの頭部をDDTで突き刺し、さらにバックドロップを炸裂。だが、エムエックスはSHOがかわし、すかさず石森がBUSHIにスワンダイブのヒップドロップ。
しかし、ヒロムが石森をショットガンドロップキックで吹っ飛ばす。するとSHOがヒロムにスピアー。
SHOはBUSHIをジャーマンで叩きつけ、豪快なラリアットでなぎ倒す。SHOはBUSHIを引きずり起こし、ショックアローの体勢に。だが、BUSHIは回避し、カウンターのドロップキック。
スイッチしたヒロムは相手コーナーの石森にエルボー。そしてSHOには技の読み合いから、カサドーラ式のコンプリートショットを炸裂。だが、カバーはカウント2。
するとヒロムはターンバックル・デスバレーボムを決め、雄叫びを上げてからもう一度SHOを肩に担ぐ。だが、SHOは逃れると、ヒロムを突き飛ばしてレフェリーに激突させる。これでリングはレフェリー不在の無法状態に。
SHOはヒロムにラリアットを決め、トーチャーツールを手にして殴りかかる。だが、ヒロムは切り抜けてバックに回ると、そこにBUSHIは前方回転エビ固めで飛びついて、L・I・Jタッグは連携のジャーマンをお見舞い。
そしてL・I・Jタッグは石森にはダブルのキックを炸裂。石森が場外に落ちると、BUSHIは矢のようなトペ・スイシーダを食らわす。
リング上、ヒロムは雄叫びを上げ、SHOにヒロムちゃんボンバーを炸裂してカバー。SHOが返すと、ヒロムはとどめのTIME BOMBを決め、3カウントを奪取。ヒロムが自らの手で勝利を収め、故郷に錦を飾った。