NEW JAPAN ROAD

日時: 2022年6月16日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 栃木・栃木県総合文化センターサブホール
観衆: 421人

第3試合 20分1本勝負

境界線

レフェリー｜坂本祐哉

MATCH REPORT

　6月20日（月）後楽園ホールで行われる「AEWオールアトランティックチャンピオンシップ進出トーナメント1回戦」石井vs金丸の前哨対決。
　
　鈴木軍の奇襲で試合が始まり、石井と金丸が場外乱闘で激しくやり合う。一方、リング上では、中島が鈴木にショルダータックルを浴びせ、ディスラム、ストンピング連打で追い討ち。
　さらに中島はエルボーを乱れ打つが、鈴木がすべて受け流し、強烈なエルボー1発でダウンさせる。ここから鈴木軍が中島に集中攻撃を敢行し、金丸は控えの石井にも襲いかかる。
　その後も中島の劣勢は続き、鈴木が一本足頭突き、金丸が串刺しフロントハイキック、顔面かきむしり。だが、中島はカウンターランニングエルボーで金丸をなぎ倒し、ようやく石井とタッチ。
　その石井は、金丸のカウンタージャンピングフロントキックを受け止め、ショルダータックルで吹き飛ばす。だが、金丸がカウンター低空ドロップキックで逆転し、足4の字固めを仕掛ける。
　これを石井が逃れてブレーンバスターにいくが、金丸が脱出して延髄斬りを見舞い、DDTで突き刺した。
　これで鈴木が登場するも、石井がブレーンバスターで投げ捨てる。ここから中島対鈴木となり、中島がエルボー連打、串刺しジャンピングエルボー、カウンターアームホイップと畳み掛ける。
　続いて中島は逆エビ固めを狙うが、鈴木が体を捻って切り返し、串刺しフロントハイキック、フライングメイヤー、ランニングローキックで逆襲。
　さらに鈴木は、強烈なエルボーから中島をスリーパーホールドで捕らえると、ゴッチ式パイルドライバーの体勢に入る。しかし、中島が切り返し、逆片エビ固めで逆襲。
　さらに中島はエルボー連打からロープへ走るが、鈴木が追走してスリーパーホールド。そして、今度こそゴッチ式パイルドライバーを炸裂させ、中島を葬った。
　
　試合終了のゴングが鳴っても、石井と金丸は場外で番外戦を展開。金丸が低空ドロップキックで石井をダウンさせ、膝へストンピングを連打していく。
　その後もいいように痛めつけられた石井は、青コーナーの花道を走って金丸を追いかけた…。

COMMENT

金丸「対ヘビー（級）で、久しぶりのシングルマッチ。ヘビーとのシングルなんか、いつやったか覚えねぇよ。それも（対戦相手は）石井。暑苦しい男。言うことねぇよな。真っ直ぐでしか来ねぇから。横から横から攻めていくからよ。まぁ、見とけよ。真っ直ぐが通用しねぇっていうのをな、俺が教えてやるよ」
※鈴木はノーコメント
　
石井「なんだ、あの人選は？　思うだろ、そういうふうに？　俺が勝ち上がるんだ、このメンバーなら。こんなカード、組まない方がマシだ。俺が（王座決定４WAYマッチに）いってやるから。金丸、（※左足をポンポンと叩いて）壊せるもんなら壊してみろ」
※中島はノーコメント