Circuit2008 NEW JAPAN CUP 〜Who is the highest〜

日時: 2008年3月17日(月) 18:00開場　18:30開始
会場: 鳥取・米子コンベンションセンター（ビッグシップ）
観衆: 1300

第1試合 15分1本勝負

内藤哲也

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稔

裕次郎

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プリンス・デヴィット

境界線

15分00秒　時間切れ引き分け

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

全試合開始前、自由民主党の赤沢亮正衆議院議員がリングに登場し、米子のファンに挨拶した。

IWGP Jr.タッグ挑戦を狙うNO LIMITが、前王者チームのプリンス・プリンス（プリプリ）と激突したオープニングマッチ。
NO LIMITはデヴィットを捕まえると、ギロチンドロップとサンセットフリップを同時に落とす連携技、滞空時間の長いダブルブレーンバスターをお見舞い。しかし、デヴィットは強烈な逆水平チョップで内藤に反撃し、稔にスイッチ。稔は場外戦で内藤の勢いを止める。
ここからプリプリは内藤を集中攻撃。稔が高速ブレーンバスターからのニードロップとスリーパーホールド、デヴィットがワンハンドバックブリーカーで内藤にじわじわダメージを与える。
苦しい表情を見せる内藤だったが、デヴィットの串刺し攻撃を阻止。コーナーを駆け上がり、デヴィットに組みつくとアームドラックを決め、高速フランケンシュタイナー。
内藤のタッチを受けた裕次郎は、デヴィットにパワースラム、連続アバランシュホールド。さらにデヴィットのダイビングフットスタンプをかわし、ラリアットをぶち込む。だが、デヴィットもラリアットを回避してのオーバーヘッドキック、プリンスズスロウンで裕次郎に応戦。これで共にダウンし、それぞれパートナーにスイッチする。
稔の低空ドロップキックで倒された内藤だったが、カウンターのドロップキックですぐに反撃。さらに串刺しジャンピングエルボーアタック、ミサイルキックをヒットさせる。これで勢いに乗った内藤はジャンピングエルボーアタックを放つが、稔はハイキックで迎撃し、バックドロップでカバーへ。カウント2で返されると、正面飛びドロップキックからのミノルスペシャルで内藤にギブアップを迫るが、裕次郎のカットが間に合う。
裕次郎が稔を肩車すると、内藤はトップロープから飛び技を狙う。しかし、脱出した稔は裕次郎の体を押してロープへぶつけ、その反動で内藤をトップロープに座らせることに成功。そこから雪崩式フィッシャーマンバスターでフォールにいく。だが、内藤はカウント2でキックアウトし、ジャパニーズレッグロールクラッチホールドで稔にフォールを迫る。
試合時間残り1分となり、リング上で4選手が入り乱れる中、稔は内藤をミノルスペシャルで捕獲。内藤は稔を上から押さえこんで脱出を試みるが、キックアウトした稔は再び内藤の腕をまっすぐ伸ばす。ここで試合時間残り10秒になると、内藤は上手く脱出し、稔の腕を捕獲し、腕ひしぎ逆十字固めへ。だが、ここでゴングが鳴らされ、時間切れ引き分けになった。

COMMENT

裕次郎「内藤、もう少し時間があれば勝ってたよな？」
内藤「ハイ! 勝てるよ。昨日も今日も2連勝だったよ」
裕次郎「チームワークなんて全然向こうより、何処かのガイ○ンと日本人の即席タッグなんかよりは、この一番フレッシュな若手同士のタッグチーム、NO LIMITの方が全然格上だ。もう少し時間があれば、今日は俺達の勝ちだよ」
内藤「15分で決められなかったという反省点かもしれないけど、俺らにはまだ出してない技があるから。あと5分あったらそれで仕留めてたよ」
裕次郎「勢いが違うんだよ、勢いが! そんじょそこらのな、タッグチームとは勢いが違うんだよ。オッケー、行こう」

デヴィット「裕次郎、内藤、強いね」
稔「（2/17両国で）俺らが負けてから、内藤、裕次郎が挑戦を表明して、昨日、携帯サイトをチェックしたら、アニキ(金本)と井上も(IWGP )Jr.タッグをやりたい（挑戦したい）と。でも、両国が終わった瞬間から、俺らも行きたいって言っているから。3チームが名乗りを上げた中で、個人個人の実績を考えて言えば、今日の引き分けは負けに等しい引き分け。勢いという点では、あのキャリアで引き分けまで持ち込んだ内藤、裕次郎が一歩リードという感は否めない。でも、俺らは諦めてないからね。俺らは順番待ちは嫌だから。俺は小学校の給食の時間でも、列に並ぶのを横入りしていたくらいの人間なんでね。いつでも横入りするつもりだから。俺らはとにかく順番待ちはしたくない。俺らを誰だと思ってんだ!? 第19代IWGP Jr.タッグチャンピオンから3週間で転落した“スリーウィークスチャンピオン”。プリンスプリンス、略して“プリプリ”だ！このスットコドッコイ!!」