イギリスでUNITED EMPIREへ加入したオージー・オープンのフレッチャー&デイビスが、アメリカへ上陸してコブと合流。TMDKのジョナ&ヘイスト&ティトと対抗戦を敢行。
UNITED EMPIREのセコンドとして、グレート-O-カーン、アーロン・ヘナーレ、TJPも登場。そんな中、フレッチャー対ジョナで試合が始まり、ジョナが持ち前のパワーを見せつける。
ここでコブが登場するも、ジョナは何もせずヘイストと替わってしまう。その後、コブがショルダータックルを2連続で受け流し、フライングボディアタックを軽々と受け止める。そして、ブレーンバスターからヘイストを足元へ投げ捨てると、その上に乗ってジョナのポーズで挑発。
ここからヘイストのローンバトルとなり、フレッチャー&デイビスが連携攻撃をお見舞い。そして、コブがブレーンバスターの体勢でヘイストを持ち上げ、そのままデイビスに“パス”。それをさらにフレッチャーが受け取り、あらためてヘイストを投げ捨てた。
だが、ジョナが場外からフレッチャーのロープワークを妨げ、ヘイストがドロップキックとキャノンボールで逆襲。今度はフレッチャーが孤立し、TMDKが集中攻撃を食らわせていく。
その後、ジョナが強烈なセントーンでフレッチャーを押し潰し、ヘイストがローキック連打で追い討ちをかける。だが、フレッチャーはヘイストにエルボー連打を見舞って流れを変え、ブレーンバスターで逆転に成功。
デイビス対ティトとなり、デイビスがダブルハンドラリアットでティト&ヘイストを吹き飛ばす。しかし、ティトが打撃コンビネーションで巻き返し、コーナーを利用したローリングネックブリーカーで叩きつける。
だが、デイビス&フレッチャーが連携攻撃でティトに畳み掛け、コブがその場飛びムーンサルトプレスで追撃。ここから両軍の選手が入り乱れ、フレドリックスがランニングドロップキックでジョナを場外へ叩き落とす。そして、フロントハイキックでヘイストを吹き飛ばすが、ヘイストはラリアットでデイビスをダウンさせる。
続いてついにコブとジョナが対峙し、エルボー合戦、タックル合戦を展開。そして、ラリアットの相打ちから同時にロープへ走り、フライングボディアタックも相打ちとなる。
そのままコブとジョナが番外戦を繰り広げる中、フレッチャー&デイビスがダブルトラースキックをヘイストにお見舞い。そして、フレッチャーがティトに串刺しラリアットを浴びせると、直後にデイビスがスライディングエルボーで続く。最後は合体技のフィジェットスピナーが炸裂し、フレッチャーが片エビ固めでティトから3カウントを奪った。
【試合後コメント】
コブ「俺がアメリカにいることに驚いたか!? (※両手を広げながら)日本、メキシコ、アメリカ。俺は必要とされるならどこへだって行くぜ。そして今日、UNITED EMPIREが勢揃いした。(※左右の人差し指を立て)いいかよく聞け。紹介しよう。世界最高のタッグチーム、オージー・オープンだ」
フレッチャー「(※手を叩きながらデイビスと共に登場)丁寧な紹介ありがとう、ジェフ。オージー・オープンは結成何年になる、デイビス!? 4年くらいか!?」
デイビス「アメリカのリングに上がるようになってからは数年が経つ」
フレッチャー「新日本のリングに初めて上がったときよりも早いかもしれないな。(※両手を広げ)『NJPW STRONG』、オージー・オープンはUNITED EMPIREの一員だ。俺たち全員がここにいるぞ。今日はまだ序章にすぎない」
デイビス「そのとおりだ」
フレッチャー「(※コブとデイビスの肩を組み)UNITED EMPIREが『NJPW STRONG』や日本だけでなくすべてを支配する。そして、世界をも支配する(※と言って3人そろって王冠ポーズ)」
ヘイスト「(※叫び声をあげて激しく動き回り)キレてないぜ。ハッピーなだけだ。俺たちが今日ここに来ていなければ、お前たちは試合をすることもできなかったんだ。お前たちに負けたわけじゃない。俺たちは自分自身に負けたんだ。疑っているかもしれないが、俺たちにはひとつ問題がある。お前たちはまだ全員が揃ったTMDKを倒したわけじゃない(※と言ってジョナの腹を軽く叩く)」
ジョナ「そのとおりだ。今日はまぐれにすぎない。バッド・デュード・ティトのことは信頼しているが、あいつとはまだ協力関係なだけだ。こいつの言うとおり、TMDKはまだ全員が揃っていない」
ヘイスト「そうだな」
ジョナ「だが、全員が揃えば、俺たちは新日本プロレスにとって大きな脅威となることは間違いない。UNITED EMPIREも覚悟しておけ。お前たちとの抗争はまだまだ終わっていないぞ。俺たちがこれからも新日本を支配する。TMDK!」