試合後、ヒロムはダウン状態のアキラに言葉をかける。そして勝ち名乗りを上げる。アキラは場外で頭を抱え、悔しさをあらわにする。ここでヒロムがマイクを握る。
■ヒロムのマイクアピール
「アキラ! グラッツェ! アリヴェデルチ! アキラ、そう落ち込まなくて大丈夫だ。オマエが負けたのは、いま2連覇中。そして3連覇、4度目の優勝を目指してる高橋ヒロムだ(場内拍手)。
やあ、みんな、それにしても今日来れたのはラッキーですね! なんでラッキーかって? たぶん、あのセミファイナル。あの盛り上がりかたからすると、たぶん、観てないからわからないけどケツを出したんじゃないかなと(場内拍手&笑)。
だからきっと、放送には残らないんじゃないかと思って。今日観にきたお客さん、ある意味ラッキーだよ!(場内拍手&笑)。
そんなことより! そんなことはどうでもいい、本当に小さいこと! それにしてもこの『SUPER Jr.』、スゲーなあ!(場内拍手)。
この出場選手20人の、失われてく体力、気力、そういったものすべて含め、だんだんだんだん「オレ、ダメかもしれない。でも、がんばんなきゃ! でも、がんばんなきゃ! 熱いもん見せなきゃ!」、そういうドロドロした熱い戦いが、これから絶対繰り広げられるから! そういう目線の楽しみもアリなんじゃないかなと思います(場内拍手)。
それから、いま! こうやってマスクで隠れちゃってるけど、イヤ! 隠しきれてない、その一つ一つのすばらしい表情を、オレたちジュニア戦士と一緒に、最後まで走っていこうぜ!(場内拍手)。
もちろん! 優勝するのはこのオレだ! 3連覇、そして4度目の優勝という前人未到の快挙、必ず成し遂げて見せる! その日まで! その日まで! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! こんなもんか? もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! みんなで~、楽しもうぜ~!!(場内拍手)」
そしてヒロムは場内「BOSJ29攻略本」を手に花道を引き上げた。