新日本プロレスLA DOJOで修行中の成田が、バイオレンス・アンリミテッドのディッキンソンと一騎打ちで対決。両者は2021年2月26日配信のエピソード29でもシングル対戦し、成田が成田スペシャル3号で勝利。その後、ディッキンソンが脚のケガで長期欠場となり、ようやく今回のリターンマッチへこぎつけた。
序盤はグラウンド中心の展開となり、両者が一歩も譲らず。その後、ロックアップからディッキンソンが成田をコーナーへ押し込み、クリーンブレイクせずにチョップを見舞う。
これに成田が怒ってチョップを浴びせると、ディッキンソンはすぐさま張り手で報復。すると、成田も応戦して張り手の打ち合いになる。
そこからディッキンソンがローキックで不意打ちし、ブレーンバスターで追撃。そして、腕を固めていくと、成田は脚を取って巻き返す。
だが、ディッキンソンが膝十字固めで成田をロープエスケープに追い込み、フロントスープレックスで投げ捨てる。それでも成田はアキレス腱固めを極めるが、ディッキンソンが脱出して腕ひしぎ逆十字固めで巻き返す。
さらにディッキンソンは、ショルダーアームブリーカー、逆水平チョップ、カウンターショルダータックル、アームロックで成田に追い討ち。それでも成田はローキックを連発していくが、ディッキンソンが逆水平チョップ連打で報復し、変型アームロックでギブアップを迫る。
しかし、成田がロープへ逃れ、チョップ連打、ローキック連打で挽回。そして、打撃コンビネーションから串刺しバックエルボーへ繋ぎ、ハーフハッチで押さえ込む。
これをディッキンソンが返すと、成田は足4の字固めで捕獲。渾身の力で絞り上げるが、ディッキンソンは辛うじてロープへ手を伸ばす。
これでディッキンソンの動きが鈍ると、成田はローキックとミドルキックを撃ち込んでいく。だが、ディッキンソンがタックルで成田へ組みつき、ブッコ抜きジャーマンスープレックスホイップで逆転。
さらにディッキンソンは、串刺しショートレンジラリアット連打から垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。そして、STFをガッチリと極めるが、成田は必至にロープを触る。
するとディッキンソンは逆水平チョップを見舞うが、成田がスリーパーホールドで逆襲。そして、コブラツイストへ繋ぐが、ディッキンソンが前方へ投げ捨てる。
その直後、ディッキンソンは成田の背中にローキックを見舞い、左右のミドルキックを浴びせていく。しかし、成田が蹴り脚をキャッチして張り手を食らわせ、再びコブラツイストで捕獲。そして、卍固めを仕掛けた時点で、試合終了のゴングが鳴った。
試合後、両者は急接近し、額を突きつけて睨み合った。
【試合後コメント】
※成田はノーコメント
ディッキンソン「今日の引き分けという結果には満足していない。だが、成田蓮との試合を新日本プロレスが組んだことについては驚いていない。(※両手を握りしめながら)そして、成田が持てるすべてを俺にぶつけてきたことも驚いてはいない。自分の持てるすべてを相手にぶつけるということは新日本のやり方だ。俺はこの場を借りて新日本プロレス、そしてなによりもケガからの復帰を支えてくれたファンのみんなに、心の底から感謝を伝えたい。すべてのメッセージ、ツイート、コメント、寄付、Tシャツ購入、これらが俺と家族にとってどれだけの支えになったかは計り知れない。みんながあらゆる形で支援してくれたことを、俺は今後の生涯で決して忘れることはないだろう。そして、この恩を噛みしめて、これからもリングへ上がり続ける。だから、この場を借りてすべての人に感謝したい。俺は戻ってくる。ここは俺にとってのホームだからな。新日本プロレス、俺が誰だか知っているだろ!? 俺こそが“ダーティー・ダディ”クリス・ディッキンソンだ」
MUTINY
- 日時
- 2022年5月22日(日) 開場 9:00 (JST)開始
- 会場
- アメリカ・The Vermont Hollywood(カルフォルニア州ロサンゼルス)
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第1試合 15分1本勝負