試合後、石森は勝ち名乗りを受けると、チャンピオンベルトを腰に巻く。満身創痍のYOHはセコンドの肩を借りて退場。ここで石森はマイクを握る。
■石森のマイクアピール
「YOH、オマエが何を考えてるか、俺にはイマイチわからねえけど、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ伝わるモン、あったよ(場内拍手)。でも、まだまだだけどな! 出直してこい!
ああ、開幕したな、『BEST OF THE SUPER Jr.29』!(場内拍手)。A、B両リーグとも、クセがつえーヤツばかり。すげーメンバー、集まったじゃねえかよ(場内拍手)。
個人的に、個人的なこと話すと、2年前。同じ名古屋、チャンピオンとして挑んだ『BEST OF THE SUPER Jr.』開幕戦、メインで負けて、黒星スタートだったけど、今年は! 幸先いいな。白星発進だよ、オイ!(場内拍手)。
ここ数年、チャンピオンとして『SUPER Jr.』制覇したヤツ、いねえよな、オイ!(場内拍手)。『SUPER Jr.』優勝したヤツは、そのときのチャンピオンに挑戦するって、なんかそんな流れになってるよな?(場内拍手)。
そんなありきたりな『SUPER Jr.』は、この俺がブッ壊す! 最後にメインカメラは……、あっ、ここか? オイ! 俺を見ろ! 俺が! ジュニアの強さとすごさを見せつけてやる(場内拍手)。It’s Reborn!!」
そして石森は勝利のToo Sweetサインを披露し、威風堂々とリングをあとにした。