THE NEVER GIVE UP TOUR PHASE-2 IN TOKYO Dear NEW GENERATION

日時
2022年5月12日(木)   18:00開場 19:00開始
会場
東京・後楽園ホール

メインイベント スペシャル6人タッグマッチ  60分1本勝負
藤波辰爾デビュー50周年記念試合 Part3

MATCH REPORT

欠場となった藤波辰爾の代打出場で棚橋弘至がドラディションマットに初参戦。
越中詩郎&永田裕志とのトリオで、鷹木信悟&高橋ヒロム&長井満也組と対戦。

試合前から長井が放送席の藤波に突っかかっていくなか、越中とヒロムが先発で試合開始。
両者ロックアップからロープ際、ヒロムが強烈に張り挑発していくと、越中はアームホイップからヒップアタック、ヒップバットでお返し。
続けて、越中はボディスラム、チンロックを決めていくと、棚橋とタッチ。
ヒロムも隙をみて自軍へ戻ると鷹木とタッチ。

棚橋と鷹木はヘッドロック合戦を展開すると、ここは鷹木が力で押し込んでいく。
鷹木がガッチリとヘッドロックで絞っていくも、棚橋はアームホイップからアームバーでリストを取っていく。
これに対し、鷹木は棚橋をコーナーに押し込んでいくと、「クリーンブレイク!」と言い捨て逆水平チョップをお見舞い。
ならばと、棚橋はボディアタックで応戦すると、永田とタッチ。

永田は鷹木とバチバチのエルボー合戦を展開するも、ここで鷹木がショルダータックルをぶちかまし、直後に青コーナーチームが場外乱闘で大暴れ。
戦場がリングに戻ると、動きの止まった永田に対し、代わったヒロムが串刺しラリアットから低空ドロップキックをお見舞い。
さらに、ヒロムはエプロンサイドの越中に対し、「こうやるんだよ!」と永田へヒップバットを放ち挑発。

ヒロムからタッチ受けた長井はドラゴンリングインで放送席の藤波を挑発すると、永田にコブラクローを敢行し、鷹木とタッチ。
鷹木はエプロンサイドの棚橋&越中に襲い掛かると、コーナーに追い込んだ永田へストンピングの連打。
続けて、鷹木はロープへ振ってのスリーパーを極めるが、これを嫌った永田はバックエルボーで切り抜けると、再び両者はエルボー合戦へ。

しかし、ここも鷹木は逆水平チョップからブレーンバスターで永田を放り、「オイ!オイ!」と気合を入れ直しヒロムとトレイン攻撃を狙うも、永田はヒロムへフロントハイキック、鷹木をエルボースマッシュで投げ捨て、長井へ延髄斬りを決めると、越中とタッチ。
越中はヒップアタック2連発を鷹木に決めると、場外に転落した鷹木とヒロムへエプロンサイドからのジャンピングヒップアタックもお見舞い。
越中は鷹木をリングに戻すと、河津落とし、コーナートップからジャンピングヒップアタックと畳みかけ、パワーボムの体勢へ。
しかし、ここは鷹木がショルダースルーで切り返し、長井とタッチを交わすと越中も棚橋とタッチ。

棚橋と長井の場面、棚橋はフライングフォーアームからエルボー、太陽ブローと打撃を加えていくと、ボディスラムからサンセットフリップを発射。
続けて、棚橋は長井の蹴りを受け止めドラゴンスクリューを狙っていくが、長井は顔面を引っ掻き妨害すると、「なにが逸材だ!」と罵倒。
ここで、リングインしたヒロムがトラースキック、鷹木がパンピングボンバーを棚橋にお見舞いすると、長井はサッカーボールキックからキャプチュードの体勢へ。

これを食らいたくない棚橋はなんとかこらえると、長井は棚橋をコーナーに押し込みレフェリーと激突させる。
ここで戦場が無法地帯となると、青コーナーチームは棚橋へストンピングの連打を浴びせ、放送席の藤波を挑発。
さらに、長井は藤波を挑発するかのように棚橋へドラゴンスクリュー、ドラゴンスリーパーを極めると、これに怒った藤波は放送席からリングへ向かう。

すると、今度は鷹木が「またぐなよ!」とロープをくぐる藤波を襲撃。
これに怒り爆発の藤波は、ヒロム&鷹木へドラゴン張り手をお見舞いすると、長井にドラゴンスクリューを敢行。
そして、永田が串刺しフロントハイキック、越中がヒップアタック、棚橋がスリングブレイドを長井に決める。
そして最後は棚橋がハイフライフローを炸裂させると、藤波がレフェリーとともに3カウントを叩き、棚橋&越中&永田組が勝利をおさめた。

COMMENT

永田「藤波さん、50周年、おめでとうございます! 藤波さんのように、続けていけるかわかりませんが、まだまだ頑張っていきたいと思います。藤波さんを見習って、これからもがんばります。本日は改めまして、おめでとうございました」

棚橋「ハイ。ありがとうございました。……新日本プロレスに入りたくて、藤波さん、武藤さん、という新日本プロレスの超~正統派のエースの系譜に憧れて、追いかけて追いかけて、こうなりましたけども(笑)。ちょっと突然変異してしまいましたけども……。藤波さんが言った言葉の中で印象的な『アイ・ネバー・ギブアップ』、本当にシンプルな言葉だけれども。いま一番ね、一番、自分の、芯に持っておかないと、いけない言葉なんじゃないかなって。やっぱ日々の状況っていうのは日に日に変化してしまってしまうし、それで大きく心が揺れるけども、希望を持って、絶対あきらめずにっていうね。

ハイ! 今回、藤波さんのピンチを、救うことができたということで、棚橋弘至のレスラー人生は“成就”したんじゃないかなと思うくらい。こんな名誉なことはないなって。テレビの向こうでただただ憧れていた人から、『棚橋、代わりに出てくれ』って……。ハア。こんないい人生ないよね!?(笑顔で)。がんばってきてよかったです。ただ、これが終わりじゃないから。
最高に! エネルギーもらった状態で、明日! アメリカ行ってきます! そして、このUSヘビー、本来の意味である、対アメリカ人選手、アメリカでの防衛戦、必ず、アメリカでの輝き、これを持つ意味を取り戻して、帰って来ます。ありがとうございました」

――藤波さんの「シングルやろうかな」の言葉に名乗り出ましたけど。
棚橋「ハイ。ただね、やると言ったら、やる方と。まあ状況に応じて変化する部分と、プロレスってのはそういう部分がありますんで。ボクとしてはね、ただただ憧れて追いかけていた方なんで、臨むところですけども! 一個一個、集中していかないといけないので。でも、それはきっとボクにとって、大きなエネルギーになると思います。ヨシ! ……ただ、一つだけね、現時点で藤波さんを越えていると思うこところは、俺の方が滑舌がいい! あんまり受けなかったな(苦笑)」

※ここで藤波が入ってくる。
棚橋「ありがとうございました!」
※ガッチリ握手して、マスコミの撮影に応じる。

棚橋「(姿勢を正して)また! いつでも、はせ参じますので!」
藤波「オッケー。俺も言っちゃったもんな。名前こそ言わなかったけど、でもファンのみんなは知ってるのかな? がんばります! 俺もちょっと調子あげていかないと!」
棚橋「藤波さんは、俺の永遠のアイドルなんで。いつまでもよろしくお願いいたします」
藤波「12月1日です。代々木まで間に合うかな?」
棚橋「過去最高の、藤波さんのジュニア時代を超えるような、バキバキの身体で帰ってきます!」
藤波「俺もじゃあ、バキバキしようか(笑)」
棚橋「お願いします!」
藤波「ハイ。ありがとうございます」
棚橋「ありがとうございました」

※先に控室へ

藤波「どうも、今日はありがとうございました」
――改めて、棚橋選手とのシングルという部分は?
藤波「あの~。どうしてもね、メインの棚橋くんに目がいっちゃうんだけど。今日はずーっとね、ひさびさのテレビの解説でね、ずっと1試合目から見せてもらったけど。特別、違う自分が動けないジレンマなのか、みんなの動きがよく見えたねえ。うらやましいというか。やっぱり、まだ現役なんだねえ。どっかで自分がリングに上がりたいというか。最後は、アレが精一杯だったけど。本来であれば、中に立ちたかった。リングに」
――結果的に少しレフェリーみたいなかたちになりましたけど。
藤波「そうだね、俺も気が付いたら、レフェリーと一緒にカウントしてたね。全然、無意識でわからなかったけど。なんかやりたくて、身体が勝手に動いちゃったけど」
――現在の復調具合は?
藤波「ウン。もうほとんど、なんというか自宅の静養、療養期間が終わったんで。保健所の許可も出たんで。あとはこれからです。体重がね、いま102キロ! ちょっといままで、しばらく自分の中で102キロというのはなかったんだけど。ずっと108キロから110キロ近く来てたんで、ひさびさにジュニアに近づいてきたんだけど。さっきの棚橋もバキバキって言ってたけど。この機会にどこかまでか、やってみたいなって気もせんでもないんだけどね」
――やっぱり、12月1日に向けて……。
藤波「そうですね。ちょっと日にちもあるんでね。いろんなところで、ちょっと迷惑かけて、ホントは、5月1日かな。新日本の福岡ドーム、ちょうどあそこが自分の中で境なんだよね。あの時期に陽性反応が出てしまった。自分の中でうかつだったなということで。こればっかりはどこでどうなるかわからないんでね。とりあえず、ここから仕切り直し! 12月に向けてがんばります。以上です」


 
ヒロム「俺の目の前には、初代IWGPジュニアヘビー級王者(越中詩郎)がいて、そしてジュニアヘビー級を作った第一人者である藤波辰爾さんがいる。この刺激、たまらないねえ。でも、残念ながら、宣言してたけどさあ、新日ジュニアを見せることはできなかった。こんなもんじゃないからさあ。ジュニアは、これから始める『BEST OF THE SUPER Jr.』を見ればわかるけど……。そうだ、藤波さん! 決勝戦に来てくれるらしいねえ。絶対に、アナタの前で優勝してみせます。3連覇、そして4度目の優勝は、この俺、高橋ヒロムがもらう! 
藤波さんとはさ、本当はタッグを組むチャンスが2回あった。でも、組めなかった。ということは、やっぱりアナタは俺の前にいるのが、一番最高なのかもしれない。もし、よろしかったら、どこかでシングルなんておもしろいんじゃないでしょうか…? 俺は、3連覇、4度目の優勝してきま~~す。ぴっ!」

鷹木「オイオイオイ、どうにもおかしいだろ! オイ、藤波さんよ、いや藤波さんじゃねーよ、辰っつぁん! 本来はオイ! 今日は俺との初タッグ、令和のドラゴンボンバーズ、やるんじゃなかったのかよ! それがセコンド付くはずが、放送席にいて! リングに来たら、なんで食らわされなきゃいけなーんだよ。頭きたよ! だったら俺もKOPW持ってるからな。俺、あんだけ言ったよ。リング上で、エプロンで、散々言ったよ、『またぐなよ?』って。さんざん『またぐなよ?』って言ってまたいだんだから。KOPWでもなんでも、ドラディション巻き込んでやるよ!ふざけんなよ!」 

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