セミファイナル(第9試合)のAブロック公式戦は、フランシスコ・アキラ(3勝4敗)がIWGPジュニアヘビー級王者・石森太二(5勝2敗)と対決。アキラは4.9両国でデスペラード、そして石森の前で『BOSJ』参戦をアピール。現状、黒星先行のアキラだが、ここで現IWGPジュニアヘビー級王者を倒せば、一気に新日本ジュニアでの地位を確立できるだけに、この一戦に期するものがあるはずだ。
石森はIWGPジュニアヘビーのベルトを携え花道を進む。ゴング前、アキラは石森に詰め寄って闘志を見せる。
開始のゴングと同時にアキラはフロントキックからエルボーを乱打。石森は跳ね除けるも、アキラは果敢にエルボー。だが、石森は顔面かきむしり。そしてロープワークの攻防ではハンドスプリング式のスクリューキックを繰り出すが、かわしたアキラはティヘラで場外に落とす。
空中技は石森が回避するも、アキラはエプロンを利用した619。そしてラ・ケブラーダを炸裂。アキラは石森の後頭部にエルボーを落とし、ネックブリーカードロップを狙う。石森が切り抜けると、アキラは突進。だが、石森はカウンターで担ぎ上げ、アキラの肩を鉄柱に打ち付ける。
アキラがリングに戻ると、石森は左肩をハンマーロックで固め、鉄柱に打ち付ける。そして首筋にエルボーを落とし、ネックロックで締め上げる。そこから石森はフライングメイヤー、そしてネックツイストをお見舞い。
続いて石森は強烈な逆水平チョップを連発。アキラもエルボーで反撃し、串刺し攻撃を狙う。だが、石森はトリッキーな動きで切り抜けてスワンダイブ。すると、アキラはドロップキックで撃墜。
続いてアキラは串刺しエルボーの連発から、「オオタク、イクゾー!」と叫んでブレーンバスターの体勢に。
石森が切り抜けると、ここからロープワークの攻防となり、アキラはカサドーラからのフットスタンプ。そしてカバーするも、石森はカウント2ではね返す。
ならばとアキラはスピードファイヤーを狙うも、石森は切り抜けてアームブリーカー。そして肩を鉄柱に叩きつけ、ショルダーバスターを決めてカバー。ファンタズモは必死にカウント2ではね返す。
続いてアキラは突進するが、アキラはバックエルボー。石森もハンドスプリング式のスクリューキックで反撃を狙うも、アキラは空中でキャッチしてジャーマン。
だが、石森はカナディアンデストロイヤーを炸裂。しかし、アキラも正面からのファイヤーボールを食らわせる。ここで両者ダウン状態に。
先に立ち上がったアキラはショットガンドロップキック。そして石森をコーナー最上段に設置し、トップロープからの雪崩式スパニッシュフライを炸裂。しかし、カバーは石森がカウント2で何とかはね返す。
ならばとアキラはとどめのファイヤーボールを繰り出すが、石森はかわすと、ラ・ミスティカ式のBone Lockで捕獲。アキラは必死に足をロープにかけてエスケープ。
すると石森は仕留めるサインから、ブラディークロスの体勢に。回避したアキラは顔面にトラースキックを叩き込み、リバースフランケンシュタイナーを炸裂。そしてスピードファイヤーを今度こそ決めてカバー。
石森がカウント3寸前ではね返すと、アキラはファイヤーボールの体勢に。だが、石森は強烈なカウンターのラリアット。そして雄叫びを上げ、サイファーウタキを食らわせてカバー。
アキラは必死にカウント2ではね返すも、最後は石森のブラディークロスの前に撃沈。これで石森は6勝2敗、アキラは3勝5敗に。