第3試合は5.21青森のAブロック公式戦で対峙するエース・オースティンと高橋ヒロムが、それぞれタイガーマスク、鷹木信悟をパートナーに前哨戦。
オースティンはXディヴィジョンのベルトを腰に入場。鷹木はKOPWのトロフィーを手に花道を進む。ヒロムは「BOSJ29攻略本」を手に入場。オースティンのページには「エースは足りてるのでジョーカーはいかがですか?」と書かれている。
先発はオースティンとヒロム。ロックアップからヒロムはヘッドロック。そこからロープワークの攻防となり、オースティンはカニバサミからキック。そしてカバーの応酬から、オースティンはアームホイップ。すかさずカードスクラッチを見舞う。
続いてオースティンはヒロムの腕を捕らえ、タイガーにスイッチ。タイガーはその腕を蹴りつけてから、ダブルアームスープレックスを炸裂。
さらにタイガーはキックからロープに走るも、ヒロムは膝にカウンターの低空ドロップキック。そして鷹木とスイッチし、L・I・Jタッグがタイガーにダブルのレッグスプリット。
鷹木はタイガーの左膝にエルボーを落とし、レッグロックで捕獲。そしてストンピングを浴びせ、ヒロムとダブルのショルダータックル。すかさず鷹木は「拍手!」と場内を煽る。
ヒロムはタイガーに逆水平チョップ。そして串刺しラリアットから低空ドロップキックをヒット。カバーをタイガーが返すと、ヒロムはボディスラム。
スイッチした鷹木はタイガーを引きずり起こしてフロントネックロック。そしてブレーンバスターで豪快に叩きつけてカバー。タイガーはカウント2でキックアウト。
鷹木はロープに走るが、タイガーはソバット。さらにタイガードライバーを炸裂する。
次はオースティンとヒロムのマッチアップ。オースティンは蹴り足を捕らえて転倒させ、レッグドロップ。さらにヘッドシザーズの体勢で回転し、ヒロムを場外に落とすとエプロンへ。そして倒立でヒロムの攻撃をかわし、キックを食らわす。続いてオースティンはフォスベリー・フロップをヒロムに華麗に炸裂。
オースティンはヒロムを場外に戻し、ロープに飛び乗りキックを狙う。だが、ヒロムはトラースキック。ここから技の読み合いとなり、オースティンがジャンプすると、ヒロムはシットダウン式パワーボムで切り返す。しかし、オースティンもスピンキックで反撃。
スイッチしたタイガーはヒロムにフライングクロスボディ。さらにカンガルーキック。スイッチした鷹木に対して、タイガーは十字架固めを繰り出す。
鷹木が返すと、タイガーはキックを連発。鷹木は蹴り足を捕らえてニークラッシャーを狙うも、タイガーは巧みに切り抜けて膝十字固めで捕獲。これはヒロムがカットに入る。
タイガーは鷹木にローキックを連発。そしてロープに走るも、鷹木はバックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットをお見舞い。さらにスライディングラリアットから、熨斗紙を炸裂。しかし、カバーはオースティンがカット。
するとヒロムがオースティンをハサミワザで場外に排除。L・I・Jタッグは二人揃って「来た、来た、来た!」と叫び、トレイン攻撃を敢行。さらにヒロムのトラースキックから、鷹木がタイガーにパンピングボンバーを炸裂。L・I・Jタッグが波状攻撃でタイガーを沈めた。
試合後、ヒロムとオースティンは場外で激しい口争いを繰り広げる。続いてヒロムがXディヴィジョンのベルトを本部席から手に取ると、あわててオースティンは取り返し、鋭い眼差しでにらみつけた。