メインイベント(第8試合)はAブロック公式戦として、高橋ヒロム(1勝0敗)とフランシスコ・アキラ(1勝0敗)が激突。今回の注目選手の一人である初出場のアキラとしては、新日本ジュニアのカリスマ的存在で、優勝候補の一角と目されるヒロムを打ち破り、その実力を示したいところだが、果たして勝負の結末は?
アキラにはセコンドとしてTJPが帯同。ヒロムは「BOSJ29攻略本」を手に入場。アキラのページには「オスプレイの推しメン」と書かれている。
開始のゴングと同時に両者は突進。そして激しいエルボーの応酬を繰り広げる。アキラはロープにヒロムを押し込むも、ヒロムはショルダータックル。
しかし、アキラもティヘラからドロップキックでヒロムを場外に落とす。そして空中技を狙うも、ヒロムはすばやくリングに戻り、トップロープ越えのサンセットフリップ・パワーボムの体勢に。だが、アキラはフランケンシュタイナーで切り抜け、リングに戻ると鮮やかなプランチャ。
そしてアキラはヒロムをリングに上げ、コーナー最上段からダイビング・ボディアタック。カバーはヒロムがカウント2でキックアウト。
続いて場外戦になだれ込み、アキラは逆水平チョップからヒロムを鉄柱に叩きつける。アキラはヒロムをリングに戻してカバー。ヒロムは返し、エルボーで反撃。だが、かわしたアキラはその場飛びのネックブリーカー。さらにヒロムの後頭部に串刺しの低空ドロップキック。
続いてアキラは首4の字固めで捕獲。ヒロムはなんとか足でロープエスケープ。するとアキラはストンピングから、ヒロムの首元に膝を押し当てる。
ヒロムはチョップで応戦するが、アキラもチョップで動きを止める。そしてスピードファイヤーを狙うも、ヒロムは回避してハサミワザ。
さらにヒロムはぶら下がり式の首4の字固め。そして串刺しのヒロムちゃんボンバーから低空ドロップキックで場外に追いやる。
続いてヒロムはエプロンを疾走してショットガンドロップキックをヒット。ヒロムはアキラをリングに戻してファルコンアロー。カバーはアキラがカウント2でキックアウト。
そしてヒロムはアキラを肩に担ごうとするが、アキラはこらえ、膝蹴りからハンマースルー。そして飛びつくも、ヒロムはシットダウン式パワーボムで切り返す。
ヒロムは今度こそアキラを肩に担ぐ。だが、アキラは脱出。そしてヒロムちゃんボンバーをかわし、さらにヒロムの串刺し攻撃を切り抜け、オスプレイばりのチーキー・ナンドス・キックを炸裂。
アキラはヒロムを引きずり起こし、ファイヤープレックスを狙う。だが、ヒロムは回避し、ロープへ。ヒロムはカサドーラを仕掛けるも、ヒロムは強引にジャーマンをお見舞い。だが、アキラも意地でカサドーラからの変形フェイスバスターを決める。ここで両者はダブルダウン状態に。
アキラはヒロムを引きずり起こそうとするが、ヒロムはエルボーを食らわす。さらに逆水平チョップを叩き込むが、ヒロムもチョップで応戦。両者は激しい打撃戦に突入。
続いてヒロムは串刺し攻撃を狙うも、アキラはすばやい動作でドロップキックを突き刺す。しかし、ヒロムもショットガンドロップキックで応戦。そしてアキラにターンバックル・デスバレーボムを炸裂。
ヒロムはTIME BOMBを狙うも、アキラは前方回転エビ固めで切り返す。ヒロムはカバーを返し、技の読み合いからDへ。だが、アキラはこらえるとジャックナイフ式エビ固め。
返したヒロムはキックの波状攻撃。だが、トラースキックをかわしたアキラはハイキック。そして、リバースフランケンシュタイナーを食らわせ、気合いの雄叫びからスピードファイヤーを炸裂。しかし、カバーはヒロムがカウント2で必死にキックアウト。
アキラはヒロムを引きずりおこし、アラバマスラムの体勢から旋回式のフェイスバスター。そしてファイヤーボールを繰り出すが、かわしたヒロムはダイナマイト・プランジャーを炸裂。
続いてヒロムはビクトリー・ロイヤルを狙うも、アキラは回避。するとヒロムはトラースキック。だが、アキラもトラースキックを決め、追撃のバズソーキック。そしてロープに走るが、ヒロムはカウンターのヒロムちゃんボンバー。
ヒロムは雄叫びを上げ、もう一度ビクトリー・ロイヤルへ。アキラはこらえるも、ヒロムはヘッドバットからトラースキック。そしてヒロムちゃんボンバーでなぎ倒してカバーするが、アキラはカウント2でキックアウト。
ならばとヒロムは今度こそビクトリー・ロイヤルを決め、続けてTIME BOMB IIを炸裂。この一撃で3カウントを奪い、ヒロムは開幕2連勝をスコア。アキラは1勝1敗に。