第5試合のAブロック公式戦は、IMPACT!のXディビィション王者エース・オースティン(1勝0敗)と金丸義信(0勝1敗)の一戦。弱冠25歳ながら試合巧者のオースティンと、プロレスの酸いも甘いも知り尽くした金丸の攻防は、一瞬も目が離せないものとなりそうだ。
オースティンはXディヴィジョンのベルトを腰に花道を進む。
金丸はゴングを待たずに奇襲攻撃。だが、オースティンはこの動きを読んでストンピングをお見舞い。しかし、金丸はロープワークの攻防を延髄斬りで制し、場外戦に持ち込む。
金丸はオースティンの頭部をエプロンに打ち付け、ハンマースルー。すると、オースティンはうまくリングに戻り、金丸にドロップキック。そして空中技と見せかけてエプロンに着地。
そしてオースティンはトリッキーな動きからキックを繰り出すも、金丸はその足を捕らえて場外に落とす。そしてエプロンに固定し、オースティンの顔面にジャンピングキックを炸裂。
金丸は戦場をリングに戻すとオースティンをヘッドロックで締め上げる。オースティンはハンマースルーで切り抜けるが、金丸はショルダータックルでなぎ倒す。そして、オースティンの動きを読み、またもヘッドロックで捕獲。オースティンは足をロープにかけてエスケープ。
続いて金丸はフライングメイヤーからオースティンの顔面にエルボーを落とす。そしてグラウンドでスリーパーを決める。
オースティンはエルボーで切り抜け、ロープへ。しかし、金丸はしつこくスリーパー。オースティンはバックドロップで切り返そうとするが、金丸は着地し。突進してきたオースティンをまたもヘッドロックで捕らえる。
金丸は頭部にナックルを見舞い、フライングメイヤーから首4の字固め。その状態で金丸はオースティンの顔面をマットに打ち付けてカバー。オースティンはカウント2ではね返す。
金丸はストンピングを連発し、顔面を踏みつける。そしてエルボーを後頭部に落とし、ハンマースルーを狙う。
オースティンはこらえるも、金丸は顔面かきむしりからハンマースルー。しかし、オースティンはトリッキーな動きからカニバサミで転倒させてキック。さらに低空ドロップキック、さらに串刺し攻撃を狙う。
これは金丸が切り抜けるも、オースティンはアームホイップからカードスクラッチ。さらにミドルキックからドロップキックをヒット。
オースティンは場外に落ちた金丸を追いかけるが、金丸はマットに押し戻す。しかし、オースティンはロープをつかんで場外に戻り、金丸にキック。そして逆立ちで金丸の攻撃を切り抜けてキックをお見舞い。続いて華麗にフォスベリー・フロップを炸裂。
オースティンは金丸をリングに戻してセカンドロープからキック。だが、金丸はかわしてスリーパー。オースティンは切り抜けて逆にヘッドロックで捕らえるも、金丸はバックドロップをお見舞い。
続いて金丸は旋回式のDDTを決めてカバー。オースティンがカウント2ではね返すと、金丸はボディスラムからムーンサルトプレスを発射。だが、オースティンはなんとかカウント2でキックアウト。
ならばと金丸はタッチアウトを狙うが、オースティンは膝蹴りで切り抜け、ツイスティングスープレックスからヘッドトラップストンプ。しかし、カバーは金丸がカウント2でキックアウト。
そして金丸は近づいてきたオースティンをサムソンクラッチで丸め込む。これを返したオースティンはキックの波状攻撃。スピンキックでダウンを奪うと、最後はTHE FOLDを炸裂し、3カウントを奪取した。
これでオースティンは2勝0敗、金丸は0勝2敗に。