Circuit2008 NEW JAPAN ISM
- 日時
- 2008年2月17日(日) 16:30開場 17:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 9500
第1試合開始前、尾崎リングアナウンサーより、本日のアップ中にめまいを訴え、診察の結果、脳に異常が見つ かった永田が、すぐに病院で検査を受けるため、予定されていた第5試合(永田対後藤)を中止する事が発表された。これを受けて、林リングドクター、後藤が リング上でコメントをした。
林「先程、永田選手は強いめまいを訴えまして、左の手が動かない、軽い歩行障害で。診察の結果、頭の病気を疑いまして、すぐ病院に行って検査をしてもらっております。大事を取って今日は欠場するという事で、どうぞご了承頂きますよう、お願い致します」
後藤「こういう結果になってしまいまして、非情に残念です。彼が元気になってこのリングに帰ってきた時は、また必ずこの闘いをしたいと思います。今日、自分の試合を楽しみにして頂いた皆様、本当に申し訳ありませんでした」
コメント
後藤「残念な気持ちにはかわらないですけど、俺が倒したいのは万全な状態の永田裕志。今回はこういう結果にな りましたけど、必ず帰って来るでしょうから、その時まで溜め込んでおきますよ。一番残念だと思っているのは、俺じゃなくて向こうかもしれないしね。この闘 いというのは、これで終わらせる訳じゃないんで。ちょっと先延ばしになったぐらいにしか思ってないですけどね。とにかく、万全な永田裕志と俺は闘いたいで す」
林「血液の循環障害ということです。私が診断したところ、左の手と足にしびれがあり、軽い歩行障害がありました。2ヶ月前、やはりめ まいの症状を訴えていたので、CT(スキャン)で検査を行なったのですが、その時は異常がありませんでした。本人はかなり悔しがっていましたね。何とかし て(試合に出して)くれというのは、ずいぶん言っていました。歩行のバランスは少し引きずる程度。力はちゃんと入るけど、触ると少し違和感があるようで す。(『技のダメージが蓄積した?』)それもあり得ると思います」
※なお、永田は時折「悔しい」などと話しつつ、自分の足で歩いて会場の外へ。そして、「どうもすみません。必ず戻ってきますんで。今日はすみませんでした」という言葉を残し、タクシーに乗り込んだ。