Circuit2008 NEW JAPAN ISM

日時: 2008年2月14日(木) 18:00開場　18:30開始
会場: 茨城・ひたちなか市松戸体育館
観衆: 1000

第7試合 30分1本勝負

境界線

レフェリー｜田山正雄

MATCH REPORT

試合開始前、水戸ホーリーホックのホーリーズがリングに登場し、田口、棚橋のテーマ曲に合わせてダンスを披露。田口はホーリーズと一緒にダグダンスを踊った。

真壁、本間はリングインするや総攻撃を仕掛ける。場外で散々いたぶった後、本間が棚橋にチョーク攻撃。そして、田口、棚橋を同時にリング中央へとハンマースルーし、衝突させる。
だが、棚橋、田口もロープワークからドロップキックを同時に放って、真壁、本間をリング下に落とし、トペフェイントからの腰振りで会場を沸かせる。
田口対真壁の場面。田口が棚橋との合体ドロップキックから、サンドイッチ攻撃を狙う。しかし、本間が場外から田口の脚を引っ張って妨害。すかさず真壁は棚橋にスピアー。G・B・Hは場外戦で巻き返し、本間が田口に執拗なチョーク攻撃。真壁が串刺しストンピング、ブレーンバスター。本間はランニングエルボー、首根っこを掴んでのチョーク攻撃、急所へのストンピング、パンチ連打。さらに真壁がエルボードロップ、本間がパイルドライバー。
苦しい時間が続いた田口だったが、本間のブレーンバスターを投げ返し、三角飛びミサイルキックで追撃して棚橋の元へ。
棚橋はエルボー連打から串刺しドロップキック。コーナーの真壁にもドロップキックを放ち、本間にセカンドロープからのサンセットフリップ。さらにドラゴンスリーパーからファイナルカットを炸裂させ、コーナーへと上るも、これは真壁が阻止。そして、本間は雪崩式ブレーンバスターで棚橋を投げる。
棚橋は勢いよく出てきた真壁にドロップキックを浴びせるも、倒れなかった真壁がラリアットからのアバランシュホールドで棚橋を叩きつける。だが、棚橋もフライングフォーアームを放って、田口とスイッチ。
田口はロープワークから真壁の股をくぐってシャイニング延髄斬り。だが、ここで本間が脚を出して田口をストップさせ、真壁がラリアット。そして、トレイン攻撃から真壁がパワースラム、本間との合体ブレーンバスター。だが、田口も回転エビ固めからの低空ドロップキックで本間に反撃して棚橋に繋ぐ。
棚橋は本間にエルボースマッシュ。すると、本間は棚橋を追いかけてランニングエルボーから垂直落下式ブレーンバスター。さらに、ダイビングボディプレスを投下するも棚橋は連続でキックアウト。
本間は両腕のエルボーからローリングエルボーを狙うも、棚橋はこれをかわして張り手を合わせると、スリングブレイド一閃。最後はみちのくドライバーⅡからのハイフライフローで本間を仕留めた。

試合後、マイクを握った棚橋は、「ありがとうございました。今日は皆さんの温かい声援のおかげで俺と田口は勝つ事が出来ました。今日の会場のお客さんは最高です。最後にカッコイイ言葉で締めるけど、いいよね？じゃあ、田口も一緒に、ひたちなかの皆さん、愛してまーす！」と絶叫。田口とポーズを決めて、会場の大声援を浴びながら引き上げて行った。

COMMENT

棚橋「今日もセクシーな夜になったな。連日連夜、セクシーナイト。もう“セクシンニホンプロレス”でいいんじゃないかな？どうっすか？」
田口「セクシンニホンプロレス……（笑）」
棚橋「“新日本セクシー”だとプロレスじゃなくなっちゃうからさ（笑）。まぁ今日のお客さんにも俺の愛が通じたみたいで、いい形にまとまりましたよ。両国を前に最後の試合だったけどさ、田口に触発されて腰のキレもいいし。最高だね」
田口「棚橋さんの腰振りが日に日にキレを増しているので……」
棚橋「やっぱり！」
田口「連夜の特訓が……僕も負けずにキレをもっと！」
棚橋「直線的な運動じゃダメだよな？」
田口「ヒイヒイ言わせるような……試合をします」
棚橋「（AJスタイルズ戦について）TNAはトータル・ノンストップ・アクションの略でしょ？ Xディヴィジョンとか、さも新しげに言うけどさ、俺はずっとやってきたことだ。負けることはない。ただ、AJに関しては、個人的に凄く好きな選手だからさ、競い合ってさ、そしてお互いにさ、高みを目指して行こうよ」
田口「（久々のタグダンス解禁について）ガウンを着てやったら、豪華さが増してよかった。入場でやったのは初めてでしたけど、軽いウォーミングアップ代わりになりました。あと、華やかな女性陣（水戸ホーリーホックのホーリーズ）がいたので、ちょっと触発されて、（タグダンスの）封印を解いちゃいましたね。誘惑に負けました（笑）」
棚橋「（田口に向かって）ありがとう。このタッグ、もうちょっとやりたいね」

※G・B・Hはノーコメント