Circuit2008 NEW JAPAN ISM
- 日時
- 2008年2月9日(土) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 栃木・宇都宮 清原体育館・サブアリーナ
- 観衆
- 1100
-
第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
金本、井上の先制攻撃と共に試合開始のゴングとなる。金本は棚橋に顔面ウォッシュ、井上は場外の田口にプランチャを放つ。
金本のソバットで後退した棚橋だったが、続くブレーンバスターを投げ返して、追撃のドロップキック。
田口対井上となり、グラウンドでの攻防後、ロープワークから田口がドロップキック、トペフェイントからの腰振り。すると、棚橋もリングに飛び込んで金本を場外に落とし、田口と2人で息の合った腰振り。
そ の後、金本がリング下で田口をいたぶり、井上が串刺しショルダー、サイドバスターを浴びせていく。そして、井上がキャメルクラッチで押さえる中、金本が サッカーボールキックを連射。さらに井上が対角コーナーへ逆さづりにすると、金本が顔面へのドロップキックを発射し、井上との合体ショルダータックル。田 口はエルボー連打で井上にお返しすると、井上はチョップで応戦。チョップ合戦は井上が制す。
金本は田口にミドルキック3連発。スキを突いて棚橋とのタッチを試みる田口を掴まえてミドルキックを浴びせていく。攻め込まれる時間が続いた田口は、金本のローリングセントーンをかわして棚橋の元へ。
棚橋は金本にフライングフォーアーム、フラッシングエルボー、サンセットフリップからドラゴンスリーパー。さらにカットに来た井上の脚をキャッチしドラゴンスクリュー。
棚橋がロープワークからフライングエルボーを炸裂させると、金本は下から棚橋の脚を取ってアンクルホールドで捕獲。リング中央でガッチリと絞り上げるが、ここは井上を蹴散らした田口のカットが間に合う。
金本はムーンサルトプレスを棚橋にかわされたものの着地。そこへ田口がミサイルキック。その田口に井上がスピアー、そして金本が棚橋にミドルキックからタイガースープレックスホールド。あわやカウント3という場面を演出する。
こ こで棚橋はカウンターのスリングブレイドで金本を後退させて、両者はスイッチ。井上対田口となり、井上がバックフリップ、キチンシンク、串刺しスピアー、 串刺しチョップ連打。さらに突進してきた田口をアームホイップで投げてそのままトライアングルランサーへ。金本が棚橋をアンクルホールドで押さえる中、田 口は自力で切り返して、井上にジャーマンスープレックスホールド、オデレータバスターからの連続フォール。
井上がカウント2でキックアウトすると、金本が飛び込んで田口の顔面へ飛び膝蹴り。そして、棚橋を場外に落としプランチャ。井上はスタガリンブローから田口をフォールするが、カウント3とならず。
ここで田口が井上のバックを取ると、棚橋がスリングブレイドで援護射撃。最後は田口がどどんでIWGP Jr.王者をピンフォール。今シリーズより結成した棚橋とのコンビで、初勝利を上げた。
勝利者賞贈呈:有限会社フジノミヤ
COMMENT
田口「井上から(IWGP Jr.を)取り返したい。これをきっかけに、またベルトに照準を絞っていく。そして、棚橋さんとのタッグも体を重ねるごとに……」
棚橋「よりセクシーに」
田口「よくなっています」
棚橋「心重ねてよくなっているからさ、このままで頑張ります。田口はやり易いッスよ。試合を引っ張っているからさ。組んでいてそれがスゲェ分かりますよ」
田口「棚橋さんと組んでいると、僕の濡れ具合が違いますから(ニヤリ)。溢れてきちゃう」
棚橋「よしっ! 今年の目標が決まったよ。『乾いた世の中に潤いを』」
金 本「今日はタッグチームとして、ちょっと井上に負担をかけ過ぎて負けたけどよ、元チャンピオン(同士の)チーム、強いやないかい。俺から言わせると新鮮で すよね。棚橋と田口、新鮮なタッグチーム。新日本の新しい流れかなと思う。でも、俺と井上は真新しさがなくても、絆はどんどん深まっているから。昨日、俺 がやられたことで絆は深まっているし、今日、井上がやられたことで、俺も『なにクソ』と思っている。どんどん俺と井上の絆は深まるから、とりあえず (IWGP)Jr.タッグに挑戦させろ。内藤と裕次郎もそういう気持ちがあるみたいやけど、俺と井上。昨日の稔の試合後のコメントをしっかり見ましたか ら。俺とやることが、アイツにとってスペシャル、大切やったら、俺と井上を挑戦させろ。俺らはいつでも行きます。井上がJr.タッグも持って、二冠王にな る。アイツにはこれを経験してもらわなアカン。俺も経験した。経験したら、井上はさらにレベルアップする」
※井上はノーコメント