Circuit2008 NEW JAPAN ISM

日時: 2008年2月9日(土) 17:30開場　18:00開始
会場: 栃木・宇都宮清原体育館・サブアリーナ
観衆: 1100

第1試合 15分1本勝負

稔
内藤哲也

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

稔はIWGP Jr.タッグのベルトを手に堂々のリングイン。裕次郎とのタッグで同王座奪取を狙う内藤と対峙する。

グラウンド、腕の取り合いを挟み、場外エスケープした稔はエルボー合戦から意表を突いた目潰し。すると、内藤もカウンターのドロップキックを浴びせて、串刺しジャンピングエルボーアタック、ミサイルキックで反撃。
内藤のカバーを返した稔はタイミングよくドロップキックをヒットさせ、ミサイルキック、フォールからの腕ひしぎ逆十字固め。内藤はもがきながら脚でロープを触る。
稔が痛めつけた内藤の腕にミドルキックを入れると、内藤はそれをさばいて後方から高角度前方回転エビ固め、ジャパニーズレッグロールクラッチホールド、ジャンピングエルボーアタック。だが、いずれもニアフォールとなる。
ここで稔は勢いよく突進してきた内藤をハイキックでストップさせ、伝家の宝刀ミノルスペシャルで一気にギブアップを奪った。

COMMENT

稔「今日は本当は、俺とデヴィットで内藤と裕次郎だったんですけどね。レジェンド2人を（2/17）両国でクリアしたら、次は内藤と裕次郎だと思っているんでね。いいリサーチしようかと思ったんですけど、会場に来たら、突然シングルになっていた。勘弁してくれよって。あんな元気なヤツとやりたくねぇよ。俺たちがレジェンドに言っているようにね、経験では、内藤、裕次郎より俺らの方が上かもしれないけど、若さ、コンディション、スタミナ、勢いでは、俺らより上回っているところもあるんでね。いいチームだと思いますよ。ただ、タイトルマッチでは絶対に負けない」

※内藤はセコンドについていた“タッグパートナー”裕次郎と共にバックステージに登場。
内藤「俺ら内藤、裕次郎組にとって、（IWGP Jr.タッグ王者の）稔、デヴィット組とできるのは、最大のチャンスだと思った。こういう形（トラヴィス・トムコの負傷欠場によるカード変更）でシングルになったけど、俺にとってはチャンスに変わりなかったから、ものにしたかった。久しぶりにシングルで当たれて、次に（裕次郎との）タッグで闘う時の参考になった」
裕次郎「タッグじゃ負けねぇよ。最近、（内藤と）タッグの練習を毎日やっているから。今日は別に言いわけするつもりはないけどさ。タッグマッチ、タッグでの試合を次、楽しみにして下さい。必ず俺と内藤で素晴らしいものを見せます。内藤、行こう。（内藤の肩を軽く叩きながら）オッケー、オッケー」