Circuit2008 NEW JAPAN ISM

日時: 2008年2月8日(金) 18:30開場　19:00開始
会場: 埼玉・所沢市民体育館・サブアリーナ
観衆: 900

第6試合 30分1本勝負

飯塚高史
S・S・マシン

中西学
越中詩郎

永田裕志
蝶野正洋

境界線

14分51秒　スリーパーホールド

レフェリー｜田山正雄

MATCH REPORT

先発の越中と中西の気合いが激しく交錯する中、まず越中がジャンピングヒップアタック、エプロンを走ってのヒップアタック、ヒップアタックで先制。
蝶野対永田となり、手四つの体勢から蝶野がクリーンブレイク。蝶野のケンカキック、永田の延髄斬りが空を切り、蝶野はSTFへ。永田は素早くロープエスケープすると、マシンと飯塚が入り、永田が蝶野にエクスプロイダー、飯塚がマシンにブリザードスープレックスで同時に投げる。
飯塚対マシンとなり、マシンがハンマーブロー、ニーリフト、ショルダータックル。さらにドロップキックを自爆させるも、飯塚も続くマシンのエルボードロップをかわして、ストンピングでお返し。
タッチを受けた中西がコーナー最上段から手刀を落とす。押し込まれたマシンも体勢を入れ換えてチョップを見舞うが、中西はマシンの首根っこを掴んでさらに体勢を入れ換え、チョップ連打でダウンさせる。
ここで越中がリングインし、中西にヘッドバット、マシンとの合体ブレーンバスター、ヒップアタックから「ブレーンバスター」のアピール。だが、これは中西が投げ返して、永田とスイッチ。そして、中西がフロントスリーパーで押さえる中、永田が越中のケツに強烈なミドルキックを連打。
飯塚対蝶野となり、蝶野がスキを突いた急所パンチ。うずくまる飯塚にマシンがフットスタンプ、ニードロップ、越中がダイビングフットスタンプを投下し、河津落とし。
蝶野は越中との合体ショルダータックルからコブラツイスト。飯塚が強引に振りほどくと、マシンがヒップアタック、ブレーンバスター。
掴まる時間が続いた飯塚は越中にハンマーブローを見舞って自軍コーナーへ生還。
タッチを受けた永田は越中にフロントハイキック、ミドルキック連打、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダー、垂直落下式ブレーンバスターとスパート。蝶野がカットすると、永田のロケットキックと、中西のドロップキックの合体攻撃が越中に炸裂。
蝶野対中西となり、中西は蝶野に串刺しローリングラリアット、野人ハンマー、雄たけびからのラリアット。続くアルゼンチンバックブリーカーは越中がリングインすると、自らといて、その越中を野人ハンマーで蹴散らす。
だが、スキの出来た中西に蝶野はチンクラッシャー、シャイニングケンカキックを放って、マシンとタッチ。
飯塚対マシンとなり、飯塚はマシンにドロップキック、裏投げ、エルボー連打。すると、マシンも串刺しラリアット、DDTから魔神風車固めのアピール。だが、飯塚はこれを脇固めで切り返すと、ここで両陣営がリング上に入り乱れる。
そして飯塚にトレイン攻撃から、蝶野がシャイニングケンカキック、マシンがセントーン。そのままフォールするも、これは永田がカット。続く蝶野のダイビングショルダーはマシンに誤爆し、マシンのラリアットは越中に誤爆。完全に孤立したマシンを飯塚がスリーパーホールドで捕獲し、タップアウト。本隊トリオがレジェンドに快勝した。

COMMENT

※永田、中西より先にバックステージにやってきた飯塚は無言のまま控え室へ
中西「（バックステージに到着して）今日のヒーローがいない！やっぱり、最後まで勝負を諦めない、一瞬の隙を絶対に活かす。さすが飯塚さん！」
永田「久々にレジェンドと当たったけど、今日の蝶野正洋、越中詩郎は活き活きしていた。やっぱり、長州さん、蝶野さん、越中さんの個性が強すぎる3人が組むと、お互いを殺しあっちゃうような気がしていたので。今日やっていて、長州さんが抜けて蝶野、越中。あれでもちょっと殺しあっていたかもしれないけど、活きのいい強さを感じましたね。中西さんも活き活きしているし、飯塚さんも張り切っているし、俺自身もガッチリ勝負ができるというのは、俺たちがしっかりと（新日本を）支えているなと感じましたね」
中西「新日本プロレスは、俺らが……いや、俺がしっかり引っ張っていきますよ。誰が相手でもお客様を楽しませるのは当たり前。でも、それ以上に俺が楽しむわ」

※レジェンドはノーコメント