『NJPW STRONG』に初期から参戦しているクリスチャンが登場し、今回が2度目の参戦となるスワーブとシングル対決。
試合開始早々、スワーブがクリスチャンの両腕を固め、その体勢から体重移動して押さえ込む。だが、クリスチャンも変型のサムソンクラッチを繰り出し、スワーブをフォールする。
その後、両者が互いの動きを要み合い、切り返しの応酬を展開。そこからクリスチャンがスワンダイブ攻撃を狙うが、スワーブが体当たりで阻止。するとクリスチャンはエプロンからフロントキックを見舞うが、スワーブがすぐに体勢を立て直してダッシュ。それを予期したクリスチャンがバク宙で場外へ着地すると、スワーブはトップロープを飛び越えてエプロンで手をつき、前転して場外へ降り立った。
リングへ戻った2人は、再び相手の動きを読み合う。そこからクリスチャンがドロップキックをヒットさせ、マンハッタンドロップ、フライングメイヤー、低空ドロップキック、ボディシザースへ繋ぐ。
その後、クリスチャンが逆水平チョップを浴びせると、スワーブは張り手でお返し。それでもクリスチャンはカサドーラを繰り出すが、スワーブが踏ん張り、髪を引っ張る。
さらにスワーブはクリスチャンを場外へ追いやり、エプロンからストンピングを見舞う。そして、クリスチャンをリングへ押し込むと、リングインと同時に低空ドロップキックを食らわせる。
その後、スワーブはクリスチャンに尻餅をつかせ、背後からダイビングエルボードロップを浴びせる。そして、フェースロックから腕を固めていくが、クリスチャンが抵抗してバックエルボーをお見舞い。
さらにクリスチャンはカサドーラの体勢からジャンプし、ボディプレスで押し潰す。そして、すぐにローキックで追撃し、その場飛びムーンサルトプレスへ繋ぐ。
その後、スワーブが後頭部へラリアットを浴びせ、顔面パンチで追い討ち。それでもクリスチャンが追走式ジャンピングハイキックで巻き返すと、スワーブはフロントハイキック2連発で対抗。だが、クリスチャンが顔面パンチを食らわせ、ジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てる。
それでもスワーブがカウンターラリアットを見舞うと、クリスチャンはカウンタースパニッシュフライで挽回。これでスワーブが場外へ落ちると、クリスチャンは背面飛びでトップロープを飛び越え、スワーブの首をキャッチ。そして、そのままリバースDDTでマットの敷いていない床へ叩きつける。
クリスチャンの攻勢は続き、スワンダイブファイヤーバードスプラッシュからフォールにいくが、カウントは2。するとクリスチャンは青コーナーへのぼるが、スワーブがジリジリと距離を開け、赤コーナーサイドへエスケープする。
それをクリスチャンが追いかけると、スワーブは寝た状態から両脚キックをお見舞い。そして、ジャンピングニーアタックで追撃すると、変型風車式バックブリーカーを2連発で繰り出し、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
これでクリスチャンが尻餅をついてで座っていると、スワーブがジャンプ・サイドキックで後頭部を撃ち抜き、3カウントを奪取した。
【試合後コメント】
スワーブ「これが新日本プロレスでは初となるスワーブのプロモだ。今日、初めてブレイク・クリスチャンとリング上で対戦した。(※指折り数え)トレーニングだろうが、試合だろうが、俺がトップへ立つことには変わりがない。あいつには才能がある。俺はそんなヤツらが大好きだ。なぜなら俺はそんな才能のあるヤツらを叩き潰すのが大好きだからだ。スワーブこそが1番才能があるヤツだからな。この業界にいるヤツなら俺が作り上げてきたものを知っているはずだ。『NJPW STRONG』も、プロレス界全体も、スワーブのシマにしてやる。いまに見ていろ。みんながスワーブのシマだって言いだすぞ。これが事実だ」
※クリスチャンはノーコメント
STRONG STYLE EVOLVED 2022
- 日時
- 2022年4月24日(日) 開場 9:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第2試合 20分1本勝負
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ブレイク・クリスチャン
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スワーブ
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