『NJPW STRONG』初参戦同士の闘いとなるデーモとスカイラーのシングルマッチ。デーモが191cm・141kg、スカイラーが173cm・98kgと体格差のある顔合わせとなった。
試合開始直後、デーモが両手でスカイラーの首を掴んで放り投げ、青コーナーへ叩きつける。そして、ボディブロー連打を浴びせ、再び両手で投げ飛ばす。
続いてコーナーへ叩きつけられたスカイラーは、エプロンへエスケープ。そして、追いかけてきたデーモにフロントハイキックを見舞い、スピアーでなぎ倒す。
リングへ戻ったスカイラーは、ストンピング、エルボー、串刺しタックル、トーキック、逆水平チョップ、ハンマーブローなどで追撃。それでもデーモが怯まないと、スイングネックブリーカーで叩きつける。
さらにスカイラーはスリーパーホールドを極め、振り解かれると背中へミサイルキックを浴びせる。そして、フィニッシュをアピールしてリバースフルネルソンの体勢に入るが、デーモがリバーススープレックスで脱出。
その直後、デーモはラリアット2連発、串刺しボディアタック2連発、カウンターネックハンギングボム、エルボードロップと一気にラッシュ。
だが、スカイラーはロープワークでフェイントをかけ、カウンターフロントハイキックで挽回。そして、エプロンからカウンタースピアーを食らわせ、デーモをダウンさせる。
続いてスカイラーはニュートラルコーナーへのぼるが、デーモが雪崩式フィッシャーマンバスターで逆転。それでもスカイラーはヘッドバット、エルボースマッシュ、ローリングラリアットでやり返すが、デーモがすぐにフライングボディアタックを食らわせる。
それでもスカイラーは機動力を活かし、カウンターニーアタック、ジャンピングニーアタックを見舞う。しかし、デーモがファイヤーマンズキャリーから足元へ叩きつけ、セントーンで押し潰す。そして、青コーナー2段目へのぼり、コーナースプラッシュで勝負を決めた。
【試合後コメント】
デーモ「第一印象がすべてだ。『NJPW STRONG』デビュー戦となるタンパ大会でジョン・スカイラーを倒したんだ。北アイルランドのベルファストにいたころからビッグ・デーモはタンパで試合をすることを夢見ていたわけじゃない。俺は新日本プロレスで、東京ドームで試合をしてIWGP世界ヘビー級王者になることを夢見ていたんだ! これだけは言っておく。ビッグ・デーモは夢を現実にする男だ。覚えておけ。ビッグ・デーモはまた戻ってくるぞ!」
スカイラー「14年間のキャリアを経て、『NJPW STRONG』で闘えたことをうれしく思う。(両手を広げ)そしてビッグ・デーモ、お前と対戦できたこともうれしく思う。だが、この14年間で裏切られたこともあれば、ケガをしたこともあるし、ノーと言われたことも数多くある。いまは怒りがこみ上げている。俺は試合に出してもらうためだけにここへ来たわけじゃない、デーモ。(※開いていた右手を握り)俺は正々堂々と闘い勝つためにここへ来たんだ。だから今日の結果には満足していない。たしかにすべての道のりが勝利から始まるとは限らない。なぜなら俺の道のりはほかとは少し違っているからな。自分の中で東京ドームであり、『WRESTLE KINGDOM』に出場し、そしてこれからも『NJPW STRONG』に出場することはわかっている。正々堂々と闘うためにここへ来たが、弱さは足踏みをさせるということがわかった。ジョン・スカイラーはまた『NJPW STRONG』に戻ってくるぞ」
STRONG STYLE EVOLVED 2022
- 日時
- 2022年4月24日(日) 開場 9:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第1試合 15分1本勝負
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ジョン・スカイラー
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ビッグ・ダモ
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