後楽園ホール 60周年 還暦祭
- 日時
- 2022年4月16日(土) 16:00開場 17:00開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,588人(札止め)
COMMENT
試合後、4人が立ち上がってくると、和田レフェリーが中心に立ち、全員の手を挙げさせる。棚橋とジェイクが顔を合わせて睨み合えば、タイチも宮原の三冠のベルトを指差して何やらアピールだ。さらにタイチと棚橋はお腹の肉をつまみ合う。
そして最初にジェイクがマイクを持つ。
■ジェイクのマイクアピール
「60周年、実にめでたい。そしてお互い50周年、実に実にめでたい。こんないろんなものが積み重なってるんだ。(棚橋に向かって)なあ、もっとやったら面白くなるんじゃないか?(場内から大きな拍手)。最後に一言だけだ。最後に一言。後楽園ホール、おめでとう」
続いてマイクを持ったのはタイチ。
■タイチのマイクアピール
「今日このリングに立てて気持ち良かったからよ、この後、俺のYouTubeチャンネルで生配信だ。今日の感想を言ってやるから、お前ら、この後、10時ぐらいから生配信してやるよ。スーパーチャット持って待っとけ。チャンネル登録よろしく! じゃあな」
タイチはジェイクを置いて、先に退場。続いては棚橋がマイクを持つ。
■棚橋のマイクアピール
「まず、俺から1個提案があるよ。(まだコーナーにいたジェイクに向かって)ジェイク、新日本に上がってこいよ(場内からは大拍手)。聞いたか、この大拍手? それが答えだ。そして改めて、本日、本当にたくさんのご来場ありがとうございます。こんだけ皆さんが集まってくれた後楽園ホールを見るのは、本当に2年ぶりです。デビュー戦もここだったし、(若干涙声で)お客さんが来てくれなくて苦しんだ時もあったし、そして満員のお客さんも今日またこうして見られました。僕たちが出来ることは気をつけながらも、一歩ずつでも前に進んでいくこと。今日改めて誓いました。ありがとうございました!」
棚橋は喋り終わると、宮原にマイクを渡さないように隠す。宮原が気づくと仕方なく渡す。
■宮原のマイクアピール
「後楽園ホール! 60周年! おめでとうございまーすッ! それぞれが言いたいことを言いやがって! ただ、そのお三方を含めて締めるのが、この俺、全日本プロレスのエース・宮原健斗だ。今日、後楽園ホールで60周年ということで、この俺、宮原健斗は2008年2月の11日、ここ後楽園ホールでデビューしました。これからもこの後楽園ホールを、後楽園ホールと一緒に、僕らレスラーの背中をこの後楽園ホールという会場が押してくれることでしょう。そして、プロレス界もこの後楽園ホールも共に、この日本プロレス界を一緒に盛り上げていただけたらと思います。今日、この4人で戦って分かったことは、やっぱりプロレスは最高ということだ。みんなもそう思わないか? どんな時代だろうと、俺らプロレスラーは前へ前へ、皆様に最高のプロレスを届けていくからな。(ここで棚橋を脇に呼び寄せると)最後に後楽園ホールにお集まりの皆さんに聞きたーいッ! 後楽園ホール、最高ですかーッ!? 後楽園ホール、最高ですかーッ!? 後楽園ホール、最高ですかーッ!?(大絶叫3連発)。僕たちは後楽園ホールを最高にーーーッ!(と、ここでマイクを棚橋に向ける)」
棚橋「(宮原が向けたマイクに向かって)愛してまーーーすッ!(と、大絶叫しながら宮原と一緒に拳を突き上げてポーズ)」
60周年の記念映像が流れた後、ジェイクは一人で退場。リング上では三冠ベルトを巻いている宮原が、棚橋の腰に特製の還暦祭チャンピオンベルトを巻く。そしてベルト姿になった二人でリング中央で記念撮影。さらに最初にマッチョポーズ、続いてエアギターポーズをリングの4方向に向かって、二人で揃って決めてみせた。
最後は再び中央で並んでポーズを決めて記念撮影。宮原が先にリングを降りると、棚橋は還暦祭チャンピオンベルトをリングに置いてリングを降り、場外で宮原とハイタッチから包容し合う。さらにそれぞれ観客にアピールしてから、入場口の前で再び合流すると、お互いに両手を挙げてポーズ。そして、肩を組んで引き上げていったのだった。