【退場順】
(1)○オカダ(14分26秒 OTTR)BUSHI×
(2)×YOH(16分39秒 両者OTTR)ヒロム×
(3)×矢野(19分11秒 グラウンドコブラツイスト)鷹木○
(4)○YOSHI-HASHI(22分22秒 OTTR)鷹木×
(5)×YOSHI-HASHI(22分48秒 OTTR)内藤○
CHAOSとLOS INGOBERNABLES de JAPONが激突するイリミネーションマッチ。5.1福岡で行われる「IWGP世界ヘビー戦」オカダvs内藤、「スペシャルシングルマッチ」YOHvsヒロムのダブル前哨戦でもある。
オカダと内藤のマッチアップで試合が始まり、ロープ際でオカダがクリーンブレイク。すると、内藤がトーキックで不意打ちしてオーバー・ザ・トップロープ(OTTR)を狙うが、矢野たちが必死に救助した。
YOH対ヒロムとなり、両者が激しく逆水平チョップを打ち合う。そこからYOHがカニばさみでヒロムを倒し、低空ドロップキックからマウントエルボー連打を浴びせた。
矢野対ヒロムとなり、矢野がニュートラルコーナーのパッドを外してヒロムのペースを乱し、髪を掴んで引き倒す。
これをきっかけにCHAOSがヒロムを捕獲し、集中攻撃を開始。だが、BUSHIがYOSHI-HASHIの脚に低空ドロップキックを浴びせて転倒させ、即座にヒロムは頭部に低空ドロップキックをお見舞い。
ここからYOSHI-HASHIが孤立し、L・I・Jの標的にされ続ける。だが、BUSHIにフェイント式バックキックを食らわせ、ヒロムをブレーンバスターで投げ捨て、ようやくオカダとスイッチした。
オカダ対BUSHIとなり、オカダがエルボー連打、カウンターランニングバックエルボー、串刺しジャンピングバックエルボー、DDT。
その後、オカダがショルダースルーで投げ、BUSHIをエプロンへ追いやる。それでもBUSHIはスワンダイブ攻撃を狙ってジャンプするが、オカダがエルボーを見舞って場外へ落とし、OTTRで失格させた。
その直後、ヒロムが背後からオカダを襲撃し、トップロープ越しに場外へ落とそうとする。だが、回避したオカダがフラップジャックで報復し、YOHとタッチ。
YOH対ヒロムとなり、YOHがランニングエルボー2連発、カウンターフライングフォーアーム、カウンターローリングソバット、パントキック、ハーフハッチ。そして、OTTRを狙うが、ヒロムがエプロンへ踏みとどまる。
そこへYOHが突進してエプロン上の攻防となり、ヒロムがYOHを担ぐ。だが、YOHが抵抗してリングへ戻り、ヒロムもあとを追う形となる。
その直後、ヒロムが再びYOHを担ぎ、南側のロープへ突進。そのまま両者が同体で場外へ落下し、同時失格となった。
矢野対鷹木となり、両者がニュートラルコーナーのパッドで“チャンバラ”を展開。これに鷹木が競り勝ち、矢野の手からコーナーパッドを落とす。
さらに鷹木は、自分が持っていたパッドを放り投げて矢野に持たせ、まとめてラリアットでなぎ倒す。だが、矢野がマンハッタンドロップで逆襲し、シーソーホイップで鷹木を金具へ激突させる。
その後、両者が互いに金具攻撃を仕掛け、鷹木が競り勝つ。そして、金具へ衝突した矢野をグラウンドコブラツイストで押さえ込み、3カウントを奪った。
YOSHI-HASHI対鷹木となり、YOSHI-HASHIがショートレンジラリアット。そして、鷹木をトップロープへ乗せてロープへ走るが、内藤がカットへ入る。その後、鷹木&内藤がYOSHI-HASHIに波状攻撃を仕掛け、内藤のアトミックドロップから鷹木がパンピングボンバーを食らわせる。
さらに鷹木はYOSHI-HASHIをエプロンへ追いやるが、自分もエプロンへ引き込まれる。すると、自分だけリングへ戻ったYOSHI-HASHIが、鷹木と内藤を衝突寸前にする。それでも鷹木は必至にロープを掴んで粘るが、最後はYOSHI-HASHIが低空ドロップキックを浴びせて場外へ落とし、失格させた。
その直後、YOSHI-HASHIは内藤をトップロープへ乗せてロープへダッシュ。だが、内藤が脱出してYOSHI-HASHIの首をトップロープへ打ちつけ、低空ドロップキックで場外へ落とした。
これでオカダと内藤の一騎打ちとなり、エルボー、エルボースマッシュ、チョップ、ハンマーブローで激しく打ち合う。
その後、内藤がドロップキックを回避してオカダを自爆させ、ジャックナイフ式エビ固めで押さえ込む。しかし、キックアウトしたオカダが改めてドロップキックを命中させる。
その後、内藤がデスティーノを仕掛けるが、オカダが抵抗。これで内藤はトップロープ越しにエプロンへ追い込まれてしまい、オカダのドロップキックを浴びて場外へ転落。
オカダの1人残りでCHAOSの勝利となった。
ゴールデン・ファイト・シリーズ
- 日時
- 2022年4月22日(金) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館・第2競技場(エディオンアリーナ大阪)
- 観衆
- 683人
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第6試合 時間無制限
イリミネーションマッチ※オカダの1人残りでCHAOSの勝利レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
COMMENT
YOH「自分で仕掛けたこの勝負。やっぱさ、噛みつかなきゃさ、なんにも進まねぇじゃん。大先輩も言ってたよね、『ライバルをつくれ、そして勝て』……。自分で仕掛けたんだからさ、必ず、高橋ヒロム、アンタを超えてやる」
※オカダ&矢野&YOSHI-HASHIはノーコメント
鷹木「最後は毘沙門の“毘沙”のほうに落とされてしまったな。そんなことより! 前KOPW保持者の矢野からキッチリ3カウントを奪ったことは大きい! やるからには俺もKOPWのトロフィーをいただく気満々だ。提案したルールのファン投票は五分に近いな。ここまで来たら俺としてはファンが望むルールならばどちらでも構わない。どちらのルールになろうとも俺には自信があるから」
ヒロム「YOHはなんかコメント出すかなー? そりゃもちろん出してくれるよね? 俺の大事な大事な福岡のカードを変更させてまでシングルでやりたいんだろ? そこまでして俺とシングルをやる意味をちゃんと教えてくれよな…。藤波辰爾さんと組むよりかYOHとやったほうがよかったって思わせてね! じゃないと本当に『(BEST OF THE)SUPER Jr.』に出れなくなるくらい潰しちゃうよん!」
内藤「これでオカダとの前哨戦は1勝3敗。しかも今日に関しては、イリミネーションマッチとはいえ、オカダに直接負けてしまったわけで……。『前哨戦の勝ち負けなんかどうでもいいんだ』とか、『3カウントでもギブアップでもなく、しょせん、オーバー・ザ・トップロープだろ?』とか、そんなこと言うつもりはないよ。負けは負け。2月のタイトルマッチのとき同様、前哨戦をすべて勝ったうえでタイトルマッチにも勝利するっていうのを目指していたわけだから悔しいよ。5月1日、福岡PayPayドーム大会までのオカダとの前哨戦は、残り4試合。あとひとつでも負けると、前哨戦での勝ち越しがなくなる。気を引き締め直して、明日からの前哨戦を闘いますよ。というわけで、じゃあ明日はテクスポート今治でお会いしましょう。アディオス」
※BUSHIはノーコメント