メインイベント終了後、ジェイがマイクアピールを開始。
ジェイ「(※セイビンを一瞥し)俺の勝ちだ(ニヤリ)。俺たちにはいま話さないといけない問題がある。BULLET CLUBについてだ。俺が前回リングに上がったときから様々なことが起きた。BULLET CLUBから“足手まとい”(タマ・トンガ&タンガ・ロア)を追放したんだ。そして、まだそれは終わっていないかもしれない。誰がBULLET CLUBに残り、誰がBULLET CLUBを去るのかは俺が決める。お前たち(観客)も誰がどちら側につくのかを目の当たりにすることだろう。BULLET CLUB側かそうではないのか…」
ここでタマ&タンガの弟であるヒクレオが登場し、リング上でジェイに詰め寄る。
ジェイ「(※手で制止するジェスチャーをして)落ち着け。お前とはどこかで話し合わないといけないと思っていたんだ。お前の兄弟とBULLET CLUBの関係は終わった。だが、お前はまだ終わっていない。考えてみろ。誰が世界最高なんだ!? そして、お前は誰についていきたいんだ!? お前はBULLET CLUBの未来だ。203cm・120kgでキング・ハクの息子であるお前は、BULLET CLUBの未来なんだ! だから俺を信じてくれ。俺の言うことを聞いてくれ。TOO SWEETを掲げよう(※ウルフサインを掲げる)」
ここでヒクレオがマイクを奪い、「お前の言うとおりだ。俺はBULLET CLUBの未来。なぜならBULLET CLUBは俺の人生だからな」と返答。そして、今度は自分からウルフサインを掲げるが、ジェイが応じようとした途端に手を下ろしてしまう。
さらにヒクレオは、鋭い眼光でジェイを見下し、「その未来をここから始めるっていうのはどうだ!?」と事実上の宣戦布告。これにはさすがのジェイも後ずさりし、「落ち着けよ」と声をかける。そして、慎重にヒクレオへ接近し、改めてマイクアピールを行なう。
ジェイ「たしかにお前はBULLET CLUBの未来だ。(※手をヒクレオの頭と同じ高さに挙げ)お前はどこまでも成長を続けるだろう。……高い所では空気が薄い。だから、どうやってSWITCH BLADEと共に呼吸をするかを学ぶのには時間がかかる。(※ヒクレオに急接近して語気を強め)だが、もしお前がプロレス界をリードして支配できると思っているなら! (※静かな口調になり)まだお前の時代じゃないことを教えてやろう。教えてやろうか!? 見せてやるよ。お前の肺を切り開いてやろうか!? 呼吸の仕方を教えてやろう。教えてやるよ。未来はお前のものかもしれないが、いまはまだ俺の時代だ!」
ここからジェイは、ヒクレオと目を合わせたままリングを降り、激しい言葉を浴びせながら退場。一方、ヒクレオは仁王立ちでジェイを睨み続けた。
STRONG STYLE EVOLVED 2022
- 日時
- 2022年4月10日(日) 開場 9:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開