セミ(第6試合)は4.25広島の「KOPW 2022」争奪戦の前哨戦として、保持者のタイチがTAKAみちのく、挑戦者の鷹木信悟が高橋ヒロムを伴い対決。前日の4.19名古屋の前哨戦の試合後、鷹木は争奪戦について「広島(4.25)、メインじゃなくていいよ。第1試合、いや! 第0試合でいいよ、第0試合で。ノーロープ、ノーレフェリー、ノーDQマッチ。時間無制限もおまけにつけとこうか。もうファン投票なしだ」とコメント。試合ルールの行方も気になるところだ。
タイチはKOPWのトロフィーを固定したマイクスタンドを携え入場。
先発はタイチと鷹木。両者は争奪戦のルールを巡り、口論を展開。そして鷹木はヒロムに耳打ちしてから、「相撲やろうぜ!」と要求し、四股を踏む。するとタイチも股を割り、一気に鷹木を喉輪で押し込む。
鷹木も喉輪をやり返し、互いに喉輪を巡る攻防に。続いてタイチがフロントキック。だが、鷹木はショルダータックルでなぎ倒す。
続いてL・I・Jタッグはタイチにダブルのショルダータックル。さらに鷹木がセントーン、ヒロムがショットガンドロップキックをお見舞い。
ヒロムはタイチに串刺しラリアット。続いてショットガンドロップキックでコーナーに吹っ飛ばし、もう一度串刺し攻撃へ。かわしたタイチはジャンピングキックをヒット。
タイチがヒロムを場外に放り投げると、TAKAが顔面かきむしりから鉄柱に叩きつける。
TAKAがヒロムをリングに戻すと、タイチが膝でカバー。ヒロムがカウント1ではね返すと、タイチは変形キャメルクラッチ。スイッチしたTAKAはヒロムの喉元を踏みつける拷問攻撃。
ヒロムもチョップで応戦。しかし、TAKAはサミングから顔面かきむしり。さらに顔面を踏みつけ、地獄突きを連発。次はタイチがフライングメイヤーから背中にサッカーボールキック。さらにチョーク攻撃をお見舞い。
ヒロムはチョップで応戦するも、タイチは喉輪。だが、続くキックをキャッチしたヒロムはリストもつかんでドラゴンスクリューを食らわす。
スイッチした鷹木に対し、鈴木軍タッグはトレイン攻撃を狙うも、鷹木は切り抜けて二人に交互に串刺しラリアット。さらにタイチをブレーンバスターで叩きつけてカバー。
タイチが返すと、鷹木はパンピングボンバーを狙う。だが、タイチもアックスボンバーを繰り出して相打ちに。続いてタイチは左の上手投げを食らわせ、さらにアックスボンバーでなぎ倒す。
ここでタイチは横綱式カチ上げエルボーを狙うも、鷹木はバックエルボー、ナックル。続く龍魂ラリアットはタイチが切り抜け、技の読み合いに。タイチはハイキックを決めるも、鷹木もパンピングボンバーをお見舞い。
次はTAKAとヒロムのマッチアップ。ヒロムはハサミワザから串刺しラリアット、さらに低空ドロップキックを決めてカバー。TAKAが返すと、ヒロムはブレーンバスターの体勢に。TAKAは切り抜け、技の読み合いからジャスト・フェイスロックへ。しかし、鷹木がカット。
するとTAKAは鷹木にスーパーK。さらにタイチが鷹木をキックで場外戦に連れ出す。TAKAはヒロムにみちのくドライバーIIを狙うも、これはヒロムが回避。するとTAKAはサミングからラ・マヒストラルへ。ヒロムが返すと、TAKAはトランスレイヴ。さらに逆さ押さえ込み。ヒロムが返すと、TAKAはスーパーKから押さえ込むも、ヒロムはカウント2でキックアウト。
だが、ヒロムはTAKAのサミングをつかんで切り抜け、逆に自爆させると、最後は名も無きヒロムロールで3カウントを奪取した。