セミ(第6試合)は4.25広島の「KOPW 2022」争奪戦の前哨戦として、保持者のタイチがTAKAみちのく、挑戦者の鷹木信悟がBUSHIを伴い対決。
タイチはKOPWのトロフィーを固定したマイクスタンドを携え入場。鷹木はそのトロフィーを指差し、タイチをにらみつける。
ゴング前からタイチは鷹木に言葉を投げかける。先発はこの両者。タイチはいきなり空き缶を取り出し、「缶けりやるか?」と挑発。鷹木がうるさいとばかりに缶を蹴り飛ばすと、すかさずタイチは喉輪。
すると鷹木はヘッドロックから、ショルダータックルでダウンを奪う。タイチもすぐに立ち上がってフロントキック。ここで両者は一旦離れて視殺戦。
次はTAKAとBUSHIのマッチアップ。BUSHIはエルボーを連発するが、TAKAはサミング。続くロープワークの攻防ではBUSHIがティヘラ。さらにロープを用いたオーバーヘッドキック。しかし、ここでタイチがBUSHIに喉輪。さらに鉄柵に叩きつける。タイチは鷹木も鉄柵、さらに鉄柱に打ち付ける。
リング上、TAKAがBUSHIのマスクを剥ごうとする。レフェリーが制止すると、TAKAは顔面を踏みつける。続いて鈴木軍タッグは二人がかりでBUSHIの顔面を踏みつけてダメージを与える。
さらにTAKAはキャメルクラッチの体勢でBUSHIの顔面を攻め立てる。鈴木軍タッグはすばやいスイッチワーク。次はタイチがBUSHIにフライングメイヤーからサッカーボールキック。そしてカバーしながら喉輪に見せかけチョーク攻撃。
タイチはBUSHIを喉輪で押し倒し、ロープへ。だが、BUSHIは膝にカウンターの低空ドロップキック。スイッチした鷹木はタイチに串刺しラリアット。TAKAがカットに入り、鈴木軍タッグはダブルの攻撃を狙う。
しかし、鷹木は切り抜けてTAKAにボディスラム。タイチにはセントーンをお見舞い。そしてパンピングボンバーを狙うが、タイチは切り抜けて喉輪。すると鷹木も喉輪で押し込み、串刺し攻撃を狙う。
これをタイチは回避し、リストをつかんでスピンキック。ここから両者は打撃戦に突入。タイチがローキック、鷹木がエルボーを打ち込む。 タイチはソバットで動きを止めてロープへ。すると鷹木はバックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットへ。最後のラリアットをタイチは回避し、技の読み合いからオーバーヘッドキック。
スイッチしたTAKAは鷹木にストンピング。さらに変則的な動きでフロントキックを見舞い、ここから鈴木軍タッグはトレイン攻撃。そしてTAKAはトランスレイヴからみちのくドライバーIIの体勢に。
鷹木はこらえ、掟破りのサミング。TAKAが逆にサミングをやり返すも、鷹木はその指をつかむ。するとTAKAは逆の手でサミング。さらに串刺し攻撃を狙うが、鷹木がかわすと、すかさずBUSHIがTAKAに串刺しエルボー。そこからL・I・Jタッグは攻撃をたたみかけ、最後はBUSHIがコードブレイカー。
返す刀でBUSHIはタイチを場外に追いやるとトペ・スイシーダを炸裂。リング上、鷹木はTAKAに強烈なパンピングボンバーを炸裂させ、3カウントを奪取した。
試合後、TAKAはトロフィーつきのマイクスタンドを手にし、場外のタイチを挑発。マイクスタンドを受け取ったタイチは、不敵な笑みで鷹木に言葉を投げかけてから退場。