5.1福岡の「IWGP世界ヘビー戦」を5日後に控え、王者オカダと挑戦者・内藤がタッグマッチで前哨対決。4.25広島で行われた6人タッグ戦では、試合後に両者が番外戦を展開。内藤が急所蹴りからのデスティーノでオカダをKOし、福岡での勝利を予告した。
両者の先発で試合の幕が開き、内藤がオカダを場外へ投げ捨てる。そして、ロープへ走ってフェイントをかけ、リング中央へ寝そべって挑発した。
YOH対BUSHIとなり、YOHがカニばさみから低空ドロップキック。だが、BUSHIがヘッドシザースホイップでYOHを場外へ落とし、トペスイシーダをお見舞い。
さらにYOHは場外戦で痛めつけられ、完全に動きがストップ。BUSHIがSTF、内藤がトップロープ越えの串刺し低空ドロップキックなどで追い討ちをかけていく。
しかしYOHは、カウンターフライングフォーアームでBUSHIに逆襲。そして、タッチを妨害した内藤にカウンタードロップキックを食らわせ、ようやく赤コーナーへ戻った。
オカダ対内藤となり、オカダがカウンターバックエルボーで先制。さらに、串刺しジャンピングバックエルボーからDDTで突き刺す。
一方、内藤は変型バタフライロック、ロープを利用したスイングDDTなどでオカダに逆襲。続いてBUSHIが登場し、DDT、トップロープを支点にしたバク転キック、ミサイルキックでオカダに追い討ちをかける。
さらに、BUSHIが前方回転エビ固めの要領でオカダを押さえ、内藤が低空ドロップキックで撃ち抜く。続いてBUSHIはオカダの脚をセカンドロープへかけ、低空ドロップキックをお見舞い。そして、バッククラッカー、フィッシャーマンズネックブリーカーへ繋ぐ。
次にBUSHIはエムエックスを繰り出すが、オカダが回避。その直後、YOHがトラースキックでBUSHIの動きを止める。
さらにYOHは、オカダのアシストから内藤にジャンピングフロントキックを浴びせ、戦線離脱させる。それでもBUSHIは、オカダにフェイント式ニールキックを見舞い、ロープへ走る。ところが、オカダがカウンタードロップキックで迎撃し、最後はレインメーカーで決着をつけた。
ゴールデン・ファイト・シリーズ
- 日時
- 2022年4月27日(水) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 広島・広島県立ふくやま産業交流館(ビッグ・ローズ)
- 観衆
- 749人
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
COMMENT
オカダ「まぁ、前哨戦も残り1試合で。今回、もう(今年)3回目のシングルマッチなんで、なんか今さら研究とかしてるっていうのも、またちょっと違うと思いますし、今のお互いの勢いはすごいあると思うんで、どっちの勢いが上か。どっちが強いかだけじゃなく、どっちが新日本プロレスを先頭に立って引っ張っていくかの闘いだと思うんで。まぁ3回っていうのは、そういうことだと思いますから。なかなかタイトルマッチを含めてシングルマッチをこんな短期間で闘うことはないと思いますし、それだけの相手っていうことだ思いますんで。これも50周年。まだ5月(前)ですからね。まだまだ僕が引っ張っていかないといけないと思うんで、まだまだ(先頭に立って)やっていきたいと思います。譲りません」
※YOHはノーコメント
内藤「久々に開催された福山大会。ここ福山も広島県なわけで、俺にとってはホーム。俺の勝つ姿をお見せしたかったけど、それは次回までトランキーロ! また近いうちに開催されるであろう福山大会まで、楽しみにお待ちください。さぁ、明日の山口大会はオカダと最後の前哨戦。前哨戦の負け越しは決まってしまったけど、最後の前哨戦で勝利し、そして気持ちよく福岡PayPayドームに向かわせてもらいますよ。それにしても、このタイミングでホームである広島と福山に来れてよかった。福岡PayPayドーム大会でのタイトルマッチ、“やっちゃろうや”、カブロン!!」
※BUSHIはノーコメント