5.1福岡で行われる「IWGP Jr.タッグ戦」田口＆ワトvs金丸＆DOUKIの前哨マッチ。

　両者の先発で試合が始まり、ワトがDOUKIの動きを止める。そして、タイガーと共に連携攻撃を狙うが、DOUKIがロープワークでフェイント。ワトを場外へ転落させ、タイガーの動きを止める。
　ここからDOUKI＆デスペラードがタイガーを捕まえ、左脚に集中攻撃を開始。試合の主導権を握り続ける。
　しかしタイガーは、DOUKIを蹴散らしてようやく赤コーナーへ帰還。スイッチしたワトが、スワンダイブエルボースマッシュ、打撃コンビネーションでDOUKIに追い討ちをかける。
　だが、DOUKIはワトに延髄斬りを浴びせて流れを変え、サハラウィスープレックスで3カウントを迫る。その後、DOUKIがデイブレイクと土遁の術を仕掛けるが、いずれもワトがクリアし、カウンタードロップキックで吹き飛ばした。
　タイガー対デスペラードとなり、タイガーがデスペラードの側頭部をハイキックで撃ち抜く。そして、ショルダースルーからキックを連発していくが、デスペラードがバックドロップで巻き返す。
　その後、タイガーはワト＆デスペラードのトレイン攻撃から逃れ、風車式バックブリーカーで2人へ報復。そして、ワトのアシストを受け、タイガードライバーでデスペラードを叩きつけ、リバースダブルアームバーで絞り上げる。
　これをDOUKIがカットすると、ワトがプランチャで押し潰して分断。その後、デスペラードがギターラ・デ・アンヘルで叩きつけるが、タイガーはフォールを返す。
　さらにタイガーは逆さ押さえ込みを繰り出すが、デスペラードが返してロコモ・ノを食らわせ、最後はピンチェ・ロコでタイガーを葬った。

デスペラード「タイガーマスク、あれですね……（IWGPジュニア）シングルの現チャンピオンとタッグのチャンピオンの片割れと、（IWGPジュニアタッグの）挑戦者、そん中で１人で今、特になんの肩書もないヤツが、どんなしょぼくれたツラして（リングに）上がってくんのかなと思ったら、なかなかどうして頑張るじゃない。ちょうどこないだね、俺はAEWの解説は入ったスよ。そこでさ、年齢はただの数字なんだというの、まざまざと見せつけられるいくつものキャラクターを見つけてしまいまして、俺はテメェ相手にだって、なめたことするつもりはねぇから、正面からぶっ潰してやる。来るんだったら、いつでも来い……」
DOUKI「オイ、ワト、オイ！　マイクよぉ、しゃべんなたら、キッチリしゃべってみやがれ、バカヤロー、オイ！　今日のマイクもそうだ。いつものコメントもそうだ。オイ、カッコつけやがってよ！　寒いこと言いやがってよ、オイ！　オマエの本気が、最後まで見えなかったぞ、コノヤロー！　とはいってもな、今日の試合、いつもと違ったな。やっと熱くなったか？　やっと、最後の前哨戦で、熱くなったか、ワト？　オイ、挑発してたな、オマエなりにな。福岡（5.1）、初挑戦で、オジキとベルト獲ってやるよ、ペンデホ」

ワト「オイオイ、オマエらによ、合体技ってものはあんのか？　俺たちにはよ、たくさんの合体技があんだよ。タッグチームだろ？　俺たち、２人でこのベルト守ってんだよ。俺はさ、先のこと、もちろん『（BEST OF THE）SUPER Jr.』も楽しみにしてるぜ。でもその前に、このIWGPジュニアタッグのベルトはな、しっかりと守らしてもらうよ。絶対、このベルトは手放さない……」
※タイガーはノーコメント