【退場順】
(1)×タイチ(12分26秒 両者OTTR)鷹木×
(2)○DOUKI(15分54秒 OTTR)BUSHI×
(3)×DOUKI(17分22秒 OTTR)ヒロム○
(4)○金丸(19分09秒 OTTR)ヒロム×
(5)×金丸(20分59秒 OTTR)内藤○
鈴木軍とLOS INGOBERNABLES de JAPONが、4vs4イリミネーションマッチで激突。明日の4.25広島大会で行われる「KOPW争奪戦」タイチvs鷹木の最終前哨戦もあり、そのルールは数時間前に確定。タイチが提案した“30カウントピンフォールマッチ”で争われることが発表された。
両者のマッチアップで試合が始まり、いきなり激しいフォール合戦を展開。さらに、お互いが相手の首を絞めて張り合った。
ヒロム対DOUKIとなり、ヒロムがヘッドシザースホイップで先制。その後、DOUKIの髪を掴んで自軍コーナーへ引き込む。
そのままDOUKIはL・I・Jの集中攻撃を受けるが、低空ドロップキックで内藤に報復。これで今度は内藤が長時間のローンバトルを強いられ、苦しい時間帯が続く。
その後、内藤はマンハッタンドロップとフェイント式ジャンピングハイキックでタイチに逆襲し、ようやく鷹木と替わる。
その鷹木はフロントネックロックを極めたザックをブレーンバスターで投げ捨て、タイチにショートレンジラリアットをお見舞い。そして、不意を突いて丸め込む。しかし、タイチはハンマースルーを切り返し、バックスピンキックで逆転。
その後、鷹木がアックスボンバーでタイチを吹き飛ばし、狙いすまして突進していく。ところが、タイチがトップロープをずらして場外へ転落しそうになる。
それでもエプロンにとどまった鷹木がロープ越しにブレーンバスターを仕掛け、タイチもエプロンへ移動。そこから鷹木がファイヤーマンズキャリーで担ぐが、タイチが脱出してのど輪落としの体勢に入る。
それを鷹木が必死に抵抗していると、DOUKIがリング内から体当たり。これで鷹木は場外へ落ちるが、タイチも同時に転落し、オーバー・ザ・トップロープ(OTTR)で同時失格となった。
だが、エキサイトした2人はお構いなしで番外戦を展開。それをヤングライオンが必死に引き離す。これで両者は別々の花道を下がるが、鷹木がダッシュしてタイチを急襲。そのまま2人は争いながらバックステージへ消えた…。
DOUKI対BUSHIとなり、BUSHIがヘッドシザースホイップ、トップロープを支点にしたバク転キック、ミサイルキック、DDT。しかし、控えの金丸がトップロープをずらし、BUSHIをエプロンへ追い込む。そして、DOUKIがジャンピングハイキックを浴びせ、場外へ転落させた。
その直後、ヒロムが襲いかかってOTTRを狙うが、DOUKIが辛うじて脱出。その後、DOUKIがスワンダイブ攻撃を狙うと、ヒロムがトラースキックで阻止する。
続いてヒロムはトップロープ越しでエプロンのDOUKIへ飛びつき、パワーボムホイップで金丸へ衝突させる。これでDOUKIが失格となる。
金丸対ヒロムとなり、ヒロムが串刺しラリアット、低空ドロップキック。そして、金丸をファイヤーマンズキャリーで担いで場外へ投げようとする。
これを金丸が踏みとどまり、反対にヒロムをエプロンへ追いやる。だが、ヒロムがトップロープ越しでブレーンバスターを仕掛け、エプロン上の攻防へ移行。そして、金丸がヒロムを突き飛ばして場外へ落とすが、大岩が受け止めてセーフとなる。
しかし、リング内へ戻った金丸がスライディングキックを見舞って2人を転倒させ、ついにヒロムが失格。
L・I・Jは内藤の1人残りとなり、ザックと金丸が同時に襲いかかる。だが、内藤はトレイン攻撃を回避し、ザックにヘッドシザースホイップ、金丸に低空ドロップキック。
その後、金丸はディープインパクトを狙ってコーナー2段目からジャンプするが、内藤がマンハッタンドロップへ切り返して迎撃。そして、すぐさま金丸を場外へ投げ捨て、OTTRで失格させた。
これでザックと内藤の一騎打ちとなり、打撃戦からザックがグラウンドコブラツイスト。そして、内藤をトップロープ越しに投げ飛ばし、OTTRを狙う。
だが、内藤が手でロープを掴んで生き残り、無事にリングへ生還。そして、スクールボーイとポルボ・デ・エストレージャで3カウントを狙う。
それでもザックがカサドーラを繰り出すと、内藤が後方回転して反対に押さえ込む。だが、ザックがさらに切り返し、ヨーロピアンクラッチで3カウント寸前まで押さえ込む。
これを内藤がキックアウトし、ショルダースルーでザックをエプロンへ落とす。そして、エルボーと低空ドロップキックを見舞うが、ザックは左手でロープを掴み、左脚でなんとか踏ん張る。
だが、内藤が水面蹴りでザックに尻餅をつかせ、低空ドロップキックで場外へ転落させる。これでついにザックも失格となり、内藤の1人残りでL・I・Jの勝利となった。