第69代IWGP Jr.タッグ王者組の田口&ワトが、第91代IWGP Jr.王者のデスペラードとタッグ対決する好カード。
田口対TAKAで試合が始まり、TAKAがサミングで奇襲。そして、「もう一丁!」と叫ぶが、田口がジャンピングヒップアタックを食らわせる。
その直後、田口&ワトが連携攻撃でTAKAとデスペラードを圧倒。そして、ワトがミドルキック連打でTAKAをダウンさせる。
続いてワトはロープへ走るが、TAKAが横方向からランニングフロントハイキックをお見舞い。これを合図に田口とデスペラードが場外戦を繰り広げる中、TAKAはリング上でワトを痛めつける。
そのままワトは長時間の劣勢に陥るが、ミドルキックでデスペラードを悶絶させると、カウンターニールキックで追い討ちして田口とタッチ。
その田口は、TAKAとデスペラードにランニングヒップアタックを連発し、場外からのジャンピングヒップアタック、スワンダイブヒップアタックでデスペラードに追撃。
田口の攻勢は続き、デスペラードへスリーアミーゴを敢行。そして、ギタってケツイェを放つが、デスペラードが180°開脚で身をかわす。
その後、田口がジャンピングヒップアタックを繰り出すと、デスペラードが2連続でアトミックドロップへ切り返す。しかし、田口はフェイントでジャンピングヒップアタックを命中させ、デスペラードをダウンさせた。
ワト対TAKAとなり、ワトがヘッドシザースホイップ、スワンダイブエルボースマッシュ。だが、TAKAが次のヘッドシザースホイップを受け止め、ジャストフェースロックを極める。
これを田口がカットすると、TAKAはワトの膝関節を蹴ってラ・マヒストラルで押さえ込む。それでもワトが肩を上げると、TAKAは逆さ押さえ込みで3カウントを狙う。
さらにTAKAはワトの前方回転エビ固めを押し潰して押さえ込むが、ワトがさらに切り返し、ベンダバールでギブアップを奪った。
ワト「ありがとうございました(※と言って田口と握手し、IWGP Jr.タッグベルトを軽く叩きながら)どんどん近づいてきたね、5月1日。楽しみだ。しっかりとこのベルト守るよ。(4.22)大阪で鈴木軍に負けてさ、DOUKIにあんなこと言われて悔しかったよ、もちろん。Twitterで言ったよね? 地元の大阪で勝てなかったのは悔しかったよ。だ・か・ら、きっちりと、福岡PayPayドームでしっかり、借りを返ししたいと思います」
田口「デスペ、今日、ケツをこすりつけてきたんだけど、あいつ、ケツ拭いてねぇな? くっせぇくっせぇ。いっしょ、俺といっしょだよ。PayPayドームで、しっかり体調崩して、“ピーピー”で、“ピーピードーム”でね、“お腹ピーピードーム”で、嗅覚ブッ壊してやりますよ。DOUKI、金丸……嗅覚障害なるようにしっかり、(お腹)壊していきますよ」
ワト「戦略はこれから2人で……」
田口「ワトさんはまじめにやって。全部、そういう部分は自分が担うから。ワトさんはかっこいいワトさんで。それは君が担当。6or9の6が担当だから。9は別の部分を担当するんで……」
――ワト選手に尻拭いしてもらうと?
田口「そうですね。そこはお任せします」
ワト「それは……」
田口「ワトさん、尻拭いお願いします。さて、ケツ末やいかに……」
デスペラード「まぁまぁまぁ、体の硬いTAKAさんしてにあの技をチョイスするとは、なかなかやるじゃないか、ワト。肩もげるかと思ったし、頭取れるかと思ったよ、TAKAさんが。まぁ言うてもな、お前は俺にシングルマッチ、タイトル挑戦して(奪取に)失敗してるんだ。熱があんのは、こっちを見てる目を見りゃわかるよ。でも、お前はこれからタイトルマッチという大舞台をいくつも経験して、何が見れるかな? それはある種、楽しみに待ってるよ。田口はもう、完成しきったうえに、いま熟成され始めてる。また次の段階に入り始めてるしな。さ、いろいろジュニアのタイトル戦線、タッグもシングルも面白くなってんじゃない。特に次の挑戦者(石森)なんて、まぁ穴があるとしたらしゃべれないぐらいだったのが、しゃべれるようになっちゃって。どうしよう? いくらここで軽口叩いてても、リングに上がったら楽しく勝ちを拾いにいくのが私ですから。石森さん、勉強させてもらうぜ。俺の経験値になってくれ……」
※TAKAはノーコメント