試合後、デスペラードが腕を氷のうで押さえリングに横たわると、レフェリーとセコンドが氷のうをテーピングで固定し応急処置を施す。SHOはセコンドの肩を借りて退場。
デスペラードは勝ち名乗りを受けると、ベルトを突き上げる。ここで石森が登場。石森はリングに上がるとマイクを握る。
■石森のマイクアピール
「デスペ、オマエが勝ったな。まあ、SHOが勝ったら、それはそれでおもしろかったが、まあ、いい。そこで俺がここに来たってこと、どういう意味かわかるか?(場内拍手)。俺もそのベルト、ず~っと狙ってんだよ。まあ、オマエが前からいろんなヤツの名前を出してるのは知ってるが、ここは一つ。いまのチャンピオンの気持ちを知りたい(場内拍手)。そのベルトを懸けて他団体のヤツとやる? それともオレとやる? どっち?」
デスペラードが石森からマイクを受け取ったところで、突如場内が暗転。デスペラードは「ちょっとちょっと」と動揺を見せる。すると明かりがつき、リングに新たな外国人選手、フランシスコ・アキラが登場。アキラがジャージを脱ぐと、その下にはUNITED EMPIREのTシャツが。アキラはライターを取り出し火をつける仕草から、デスペラードのマイクを奪い取る。
■アキラのマイクアピール
「BEST OF THE SUPER Jr.』で会おう。BRUCIARE」
アキラがリングを下りると、再びデスペラードがマイクを握る。
■デスペラードのマイクアピール
「何人か挙げた中にいたアキラくんがわざわざ来てくれたんで、彼とやりたいんだけど、彼、『SUPER Jr.』って言っちゃったし(場内笑)。(続いて石森を指して)でも、今日、タイトルマッチ、負けたじゃん(場内笑&拍手)。と、並の挑戦者が来たら言ってましたが、この挑戦者はすんごい強いのはよく知ってるので、やりましょう(場内拍手)。まあ、せっかくですし。このあいだはなんかね、個人的にはチャンピオンだったけど、どこか挑戦者のような気持ちでアンタと戦ったんで、今回はチャンピオンとして堂々とアンタの前に立ちます(場内拍手)。帰るときはオレの曲で帰るからアタック~! 流してちょ~だい!」
そして自身のテーマ曲が流れると、デスペラードは石森とにらみ合ってからリングを下り、花道を引き上げた。