休憩明け、私服姿のSANADAがIWGP USヘビーのベルトを肩にリングイン。そして阿部リングアナからマイクを渡されたSANADAは、以下のように切り出した。
■SANADAの報告
「3月に左目の眼窩底破裂骨折をし、欠場してますが、復帰戦なんですけども、まだ読めないので、チャンピオンの責任として、このベルトは返上させていただきます。そして、おこがましいんですけど、このベルトはどうにかしてでも、前チャンピオンの棚橋さんに勝ち取ってもらいたいです。そして、俺が復帰した際には、チャンピオン棚橋さんからもう一度、勝ちたいと思います」
すると、ここでオスプレイが登場。そしてリングに入り、SANADAからマイクを奪い取り話し出す。
■オスプレイのマイクアピール
「そうはさせないぞ。最初は俺からIWGP世界ヘビー級のベルトを取り上げて、次は『NEW JAPAN CUP』で俺をひどい目に遭わせたと思ったら、それでもまだ足りないってか!? 俺は許さないぞ! SANADA、オマエの目の怪我について謝ってほしいか!? いや、俺は謝らないぞ! 自分を守る方法を身につけろ! そのベルトをここでいま俺に寄越すんだ! オマエは俺に顔面を破壊されて負けて終わってるんだ! わかったらさっさとそのUSヘビーのベルトを俺に寄越せ! さあ!」
オスプレイがSANADAにベルトを渡すよう詰め寄ると、ここで棚橋が現れ、リングに上がる。オスプレイは棚橋に「ノー! 邪魔するな! 帰れよ。とっとと出てけ。オマエには関係のないことだ。俺とSANADAの問題だ。(SANADAに)そのUSヘビーのベルトを寄越すんだ! (棚橋に)オマエはとっとと出てけよ。もう一度言わせる気か?出ていけ」とまくしたてる。
するとSANADAがオスプレイのマイクを奪い取り、棚橋にわたす。
■棚橋のマイクアピール
「(オスプレイに対し)シャラーーップ!!!!(場内拍手)。一つ言わせてくれ。俺にいい考えがある。(オスプレイに対し)福岡でUSヘビーのベルトを賭けて戦うんだ」
するとオスプレイは「オーケー、フクオカ・ドームでオマエと俺の1対1で勝負だ。ベルトをもらうのは俺だ!」と言い放ち、リングを下りて退場。棚橋はマイクアピールを続ける。
■棚橋のマイクアピール
「SANAやん、しっかり治せよ。待ってるから(場内拍手)」
棚橋がマイクを手渡すと、SANADAは「オイ、両国! シー・ユー・ネクストタイム!」と叫び、ベルトを大張社長に返上してからリングをあとにした。