第2試合は『NJPW STRONG』でも熱い戦いを繰り広げるアメリカ本隊vsTeam FILTHYの10人タッグマッチ。本隊サイドはフレッド・ロッサーにLA DOJOの成田蓮&アレックス・コグリン、さらにIMPACT WRESTLINGのジョシュ・アレキサンダー、クリス・ディッキンソンといった豪華な顔ぶれ。一方のTeam FILTHYはJRクレイトス、ロイス・アイザックス、ジョレル・ネルソン、ブラック・タイガー、ダニー・ライムライトといったメンバーが集結した。未だ正体が謎の8代目となる新ブラック・タイガーにも注目だ。
本隊サイドがリングに入りコールを受けると同時にTeam FILTHYを襲撃。いきなり場外乱闘で試合はスタートだ。リング上ではロッサーがライムライトをパンチで殴り、ヒップドロップを投下して痛めつけていく。さらに自軍のコーナーに無造作にぶん投げてアレキサンダーに交代だ。
アレキサンダーは逆水平チョップ。しかし、ライムライトも相手の上を回転しながら飛び越えつつのアームホイップ。さらにドロップキック、串刺し式ラリアットで追撃すると、トペ・アトミコを投下する。そしてネルソンにタッチだ。
ネルソンはパートナーのアイザックスと共に入ってきて二人がかりアレキサンダーを攻撃だ。しかし、アレキサンダーは物ともせずに二人まとめて蹴散らし、コグリンにタッチ。コグリンはヘッドロックでネルソンを締め上げていく。しかし、ネルソンはこれを持ち上げてコーナーまで運んでブレイクだ。
ならばとコグリンは逆水平チョップで痛めつける。ネルソンも串刺し式のダブルニーアタックを繰り出すが、コグリンはこれをキャッチしてフロントスープレックスだ。そしてタッチをした成田とダブルのヒップトスだ。
成田はネルソンに対してエルボーで攻撃。しかし、ネルソンもやり返してアイザックスにタッチする。アイザックスはエルボー、ストンピングで成田を痛めつけ、顔面を踏みつけていく。怒った成田は立ち上がってキック、チョップ、エルボーを連打。さらにハーフハッチスープレックスホールドだ。
続いてディッキンソンが登場。まずは片足タックルからバックを奪ってぶっこ抜きのジャーマン。さらに串刺し式ラリアットで追撃だ。ネルソンがカットに入ってくると二人まとめてコーナーに押し込んでラリアットを連打していく。
しかし、ネルソンとアイザックスもすぐさま反撃。ネルソンのダブルニーアタック、アイザックスのドラゴンバックブリーカーがディッキンソンに炸裂する。そして本隊サイドを蹴散らしたFILTHYはリング上で集結してポーズだ。
続いてはクレイトスの登場だ。クレイトスはナックルを振るってディッキンソンをコーナーに追い込んで顔面に張り手をぶちかます。ならばとディッキンソンもチョップで反撃。しかし、クレイトスはディッキンソンをコーナーに叩きつけ、その反動でラリアットでなぎ倒す。
さらにブレーンバスターを放ったクレイトスはライムライトに交代だ。ライムライトはディッキンソンを挑発するが、これに怒ったディッキンソンは反撃開始。カウンターのラリアットで殴り倒してみせた。ここでロッサーとブラック・タイガーにそれぞれタッチだ。
ロッサーはブラック・タイガーをショルダータックルでふっ飛ばし、ライムライトもリングに引きずり込む。そしてコーナーのクレイトスに攻撃だ。その背後からライムライトとブラック・タイガーが襲撃。だが、ロッサーは二人まとめてラリアットで蹴散らしてみせた。
ブラック・タイガーもエルボーで反撃するが、ロッサーはランニングデスバレードライバー。ここはアイザックスとネルソンが二人がかりでカット。ならばとアレキサンダーが入ってきて、アイザックスにノーザンライトスープレックスだ。
続けてもう一発放とうとするがネルソンが阻止。ならばとアレキサンダーは二人まとめてブレーンバスターで投げ飛ばしてみせた。しかし、そこにクレイトスが入ってきてポップアップ式のパワーボムだ。
ならばと因縁のコグリンがここでリングイン。クレイトスとリング中央でエルボー合戦だ。バックを奪ったコグリン。しかし、重たいクレイトスは投げられない。ならばと背中に一撃加えて、今度はブレーンバスターの態勢に。クレイトスの巨体を見事に投げきってみせた。
ここでライムライトがリングインしてコグリンにビッグブーツ。しかし、ライムライトが突っ込んだところをスルーして、エプロンにいたアレキサンダーにパス。アレキサンダーはそのままライムライトをエプロンに叩きつける。
そのコグリンをにアイザックスが襲いかかる。ネルソンもアシストし、アイザックスがコグリンに雪崩式のパワースラムだ。続けてネルソンがダイビングエルボードロップを投下。だが、ここで成田とディッキンソンがカットに入る。
成田とディッキンソンはネルソンとアイザックスを鉢合わせにしてから同時にブレーンバスターで投げ飛ばす。しかし、この二人をライムライトが場外に排除。場外にライムライトがトルニージョだ。
しかし、リング上のブラック・タイガーをロッサーが捕獲。ここでクレイトスが入ってくると、ロッサーはロープを潜り抜けて場外へ脱出だ。しかし、クレイトスは間をとってから、対角線を走って、ノータッチでトップロープをダイブをかます。
それでもリングに戻ってきたロッサーがブラック・タイガーにガットバスター。最後はチキンウィングフェイスロックを極めてタップアウトを奪ったのだった。
試合後もブラック・タイガーをロッサーが締めていると、FILTHYのリーダーであり、次に試合を控えていたトム・ローラーが乱入だ。そしてネルソンとアイザックスと共にディッキンソンを痛めつけていたが、ここでローラーの相手である永田裕志のテーマが鳴り響いたのだった。