栃木県のニューサンピア栃木を舞台にして開催される『HYPER BATTLE’22』第3戦。最終戦の4月9日(土)両国国技館へ向け、前哨戦を中心としたカードが組まれた。
第1試合は“暴走キングコング”の真壁がヤングライオンの藤田と組み、中島&大岩のヤングライオンコンビと対決。
中島&大岩がゴングを待たずに襲い掛かり、ダブルショルダータックルで真壁をなぎ倒す。
だが、藤田がカウンタードロップキックを大岩に見舞って報復。これをきっかけに大岩はローンバトルへ追い込まれ、真壁がエルボー連打、ボディスラム、藤田が逆片エビ固めなどで痛めつける。
大岩の劣勢は続き、真壁が強烈なエルボーを連発。しかし大岩は、カウンタードロップキックで逆襲し、ようやく青コーナーへ戻る。
タッチを受けた中島は、串刺しジャンピングエルボー、ミドルキック連打、逆エビ固めで真壁へ追撃。だが、真壁はカウンタータックルで吹き飛ばす。
そこへ藤田も入り、中島へトレイン攻撃をお見舞い。それでも中島はエルボー連打からロープへ走るが、真壁がカウンターラリアット1発で轟沈した。
真壁「意気込みは分かる。中島にしたって、大岩にしたって、藤田にしたって。だけど、そこに一人、最前線の人間が入ったらどうなるかってことを覚悟して上がってこいって、リングに。そんな中途半端な意気込みで通用するわけないだろうって。言っとくけど、俺がどんな修羅場を潜り抜けてきたと思ってんだよ。ふざけんじゃねえって。
だから、俺のこのコメントを聞いて、悔しかったらもっともっと死ぬほど練習しろって。これが悔しくねえんだったら、そのまま新日本を辞めたらいいや。ただそれだけだよ。だってそういうもんだろ? プロの仕事だからよ。だから藤田にしても、今日は俺がバンバン行きゃあすぐに勝負がつくのは分かってんだよ。
だけど、あいつはあいつなりに自分がどうやってサポートしたらいいか、あわよくば自分が獲ってやろうという気持ちでやってるからね。その気持ちがなきゃ新日本の高い高いテッペンは獲れねえからな。言いてえことはそれだけだ」
藤田「デビューして2度目の勝利です。でも、やっぱり足りないです。自分の力でシングルでもタッグでも自分が勝利をもぎ取らないと。同じコーナーに真壁さんがいるっていうのは本当に心強いです。でも、それじゃダメです。頼るだけじゃないです。自分が、自分が勝利を掴んで真壁さんの手を挙げられるように、これからもしっかりと野毛道場で練習します。ありがとうございました」
大岩「ヤングライオン3人で同じ試合にいて、自分が、自分が絶対勝たなければいけなかったです! ああ、クソッ! 3人の中で自分が一番になってみせます! ありがとうございました」
※中島はノーコメント