第5試合は“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHIと“G.B.H”真壁刀義&本間朋晃がカルテット結成し、ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&ウィル・オスプレイ&アーロン・ヘナーレのUNITED EMPIREと対峙。前日の3.25大阪城ではコブ&オーカーンがYOSHI-HASHI&YOHに勝利。その試合後、オーカーンは「後藤を連れてこい!」とアピール。この試合でIWGPタッグを巡る抗争の幕開けとなるか、注目が集まる。
後藤&YOSHI-HASHIはIWGPタッグを携えて花道を進む。ゴング前、YOSHI-HASHIがベルトを見せつけると、コブは磨く仕草で挑発。UNITED EMPIREはゴングを待たずに奇襲攻撃。
オーカーンは真壁のチェーンを用いて、場外で後藤にチョーク攻撃。リング上ではヘナーレが真壁にブレーンバスターを狙う。しかし、本間がカット。そしてG.o.Dはダブルのショルダータックルでヘナーレをなぎ倒す。
続いて真壁はオスプレイの頭部にナックルを落とそうとする。だが、オスプレイは切り抜けるとハンドスプリング式のスクリューキックをお見舞い。そしてオスプレイは真壁の肩を踏みつけ、力こぶを作って場内にアピール。
スイッチしたヘナーレは真壁にボディブローを連発。真壁もハンマーパンチを繰り出すが、ヘナーレは打撃で鎮圧し、挑発するように頭部にナックルを落とす。
真壁は反撃を見せるも、ヘナーレは強烈なボディブローで動きを止め、アキレス腱固めで捕獲。真壁は必死にロープエスケープ。
スイッチしたコブは真壁を両足で踏みつけ、真壁のように両手で握り拳を作って挑発。次はオーカーンが真壁にモンゴリアンチョップを連発。さらにオーカーンは「靴を舐めろ!」と真壁の頭部をつかむ。
怒りの真壁は立ち上がってエルボーを連発。さらにラリアットでオーカーンをなぎ倒し、YOSHI-HASHIに交代。YOSHI-HASHIはオーカーンに逆水平チョップを連発。そしてソバットからネックブリーカードロップ。
すかさずオスプレイが乱入するも、毘沙門がダブルのショルダータックルからざんまい。さらに後藤がヘナーレを、オスプレイの上にブレーンバスター。続いてコブには太鼓の乱れ打ち。
しかし、コブがビクともせず突進。だが、YOSHI-HASHIがうまく場外に連れ出し、鉄柵に打ち付けてから逆水平チョップをお見舞い。
ここから毘沙門はオーカーンにトレイン攻撃。さらに後藤ごとハントを炸裂し、YOSHI-HASHIがカバーするもオーカーンはカウント2でキックアウト。
YOSHI-HASHIはオーカーンを引きずり起こし、KUMAGOROSHIを狙う。オーカーンは耳をつかんで切り抜けるが、YOSHI-HASHIは逆水平チョップで応戦。しかし、オーカーンは王統流二段蹴りを炸裂。
スイッチしたコブはYOSHI-HASHIにハンマースルー。するとYOSHI-HASHIは膝に低空ドロップキック。次はG.B.Hがコブにダブルのショルダータックル。だが、コブはビクともせず。しかし、G.B.Hは強引にコブをダブルのブレーンバスターで叩きつける。
続いてG.B.Hと毘沙門は、それぞれのコーナーでUNITED EMPIREの頭部にナックルを落として競演。続いてG.B.Hはコブにサンドイッチ式ラリアット。そしてYOSHI-HASHIがトラースキックを決め、後藤のアシストつきで本間が小こけしを炸裂。だが、カバーはオスプレイがカット。
ならばと本間はセカンドロープに上るも、オスプレイが妨害。しかし、本間はそれを蹴散らし、コブに向けてこけしロケットを発射。するとコブは空中で受け止め、そのままコーナーに叩きつける。
すかさず本間に対し、オーカーンが串刺し攻撃。さらにオスプレイとヘナーレがサンドイッチキック、そしてコブがアスレチックプレックスを炸裂。
相手チームがカバーをカットに入ると、UNITED EMPIREは分断作戦へ。オスプレイは真壁にプランチャ。
リング上、本間はツアー・オブ・ジ・アイランドを切り抜けてラリアット。さらにエルボー、ヘッドバットからラリアットでコブをなぎ倒し、追撃のこけしロケット。しかし、カバーはコブがカウント2でキックアウト。
ならばと本間はこけし落としを狙うも、コブは切り抜けて持ち上げる。本間は回避するが、コブはトラースキック。本間は仁王立ちで耐えるも、コブはドロップキックを炸裂。そして最後はツアー・オブ・ジ・アイランドで3カウントを奪取した。