試合後、倒れているCIMAをIWGP世界ヘビー級のベルトを持ったまま正座して待つオカダ。CIMAが起き上がると大先輩に対して座礼だ。CIMAも座礼で返すと、両者ノーサイドで握手を交わす。そしてマイクを持ったオカダ。
■オカダのマイクアピール
「会場の皆さん、今日も熱い、熱い、熱い声援、本当にありがとうございました! 俺とCIMAさんの関係、全く知らないっていう人もいますけれども、師匠が同じなんでね。ウルティモ・ドラゴンさんっていう師匠が同じなんで、まあCIMAさんは兄弟子です。そしていろいろなことが起こって、僕は新日本に来て、CIMAさんもこうやって新日本プロレスのリングに上がって戦うことが出来て、本当にいろいろと繋がっているんだなと思いました。まあ他団体を代表してこの『NEW JAPAN CUP』に出てくれて、他団体もいい選手が、強い選手がたくさんいると思いませんか? でもさ、やっぱり最強のリングってのはこの新日本プロレスだと思いますので、僕はこの新日本プロレスのリングを、最強で最高のリングにしてまだまだ盛り上げていきます。よろしくお願いします! やっぱりさ、長岡で『NEW JAPAN CUP』を戦うと3年前のことを思い出して。あの時もさ、優勝したし、その後、チャンピオンにもなりました。今はもうチャンピオンなので、次は優勝してきまーすッ! まだ明日もありますけれども、新日本プロレス50周年、まだまだ盛り上げていきますので、今日はありがとうございましたーッ。ということで、『NEW JAPAN CUP』に、長岡に、金の雨が降るぞーッ!」
マイクを終えたオカダは四方のコーナーに上がってレインメーカーポーズ。花道を堂々と引き上げると、入場口の前でもう一度レインメーカーポーズを決めて姿を消したのだった。