第5試合は真壁刀義&本間朋晃のG.B.Hがタイガーマスクとトリオを結成し、鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHIと6人タッグで対決。翌日の3.21長岡の『NJC』準々決勝でL･I･J同門対決を果たす鷹木とヒロムが、決戦を前にどのような動きを見せるのか、試合前後を含めて注目が集まる。

　入場時、ヒロムは鷹木を一瞥してから花道を進んだ。

　先発はタイガーとBUSHI。すると、ヒロムがタイガーに背後から襲い掛かり、BUSHIとトレイン攻撃を狙う。だが、タイガーは切り抜けてヒロムにカンガルーキック。さらにBUSHIにはフライングクロスチョップ。
　スイッチした本間はBUSHIにハンマーパンチ、さらにエルボー。続いて真壁と共にダブルのショルダータックル。
　真壁はBUSHIを引きずり起こしてボディスラム。次はタイガーがBUSHIにキックを連発。そしてロープに走るも、BUSHIはキックで食い止め、すかさずヒロムが低空ドロップキック。BUSHIも低空ドロップキックを決め、タイガーにコーナーを背負わせチョップを見舞う。
　スイッチした鷹木はタイガーに逆水平チョップ&エルボー。続いてブレーンバスターで叩きつけてカバーするが、これはカウント2。
　交代したヒロムはタイガーとの打撃戦を制すと、さらに逆水平チョップを重ねていく。そして串刺しラリアットからロープへ。だが、タイガーがカウンターのケブラドーラ・コンヒーロ。
　スイッチした真壁はヒロムにショルダータックル。さらにカウンターのパワースラムで叩きつけ、串刺しラリアットをお見舞い。そして頭部にナックルを落とし、ノーザンライトスープレックスを食らわすが、これはカウント2。
　ならばと真壁はラリアットを狙うも、ヒロムは切り抜けてショルダータックル。しかし、真壁は仁王立ち。だが、ヒロムは真壁の串刺しラリアットを切り抜けると、逆に串刺しラリアットを炸裂。そしてショットガンドロップキックで真壁を吹っ飛ばす。
　スイッチした鷹木は真壁に串刺しラリアット。続くパンピングボンバーは、真壁もラリアットを繰り出し相打ちに持ち込む。そしてレフトアームのラリアットで鷹木をなぎ倒す。
　次は本間とタイガーが鷹木に連携攻撃。タイガーのソバットから本間はフェイスクラッシャー。そしてタイガーのキックをはさみ、本間は小こけしをヒット。
　続いて本間はラリアットで鷹木をダウンさせてカバー。だが、鷹木がカウント2ではね返すと、ここから両者はエルボー合戦に突入。競り勝った本間はブレーンバスターの体勢に入るも、鷹木が逆に担ぎ上げる。だが、本間は回避してロープへ。すると鷹木はバックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットをお見舞い。
　続いて鷹木はスライディングラリアットを決めて押さえ込むも、真壁がカット。すると、ヒロムが真壁を場外に排除。
　鷹木は「来た！　来た！　来た！」と叫び、ここからL･I･Jは本間にトレイン攻撃。そしてBUSHIとヒロムの連続キックから、最後は鷹木がパンピングボンバーを炸裂させ3カウントを奪取した。

鷹木「いよいよ、明日は『NEW JAPAN CUP』の準々決勝だ。相手は、待ちに待った、高橋ヒロムだ。俺、その昔、こう発言したな。『ジュニアだろうがヘビーだろうが、すごいヤツはすごい。そして強いヤツは強い』。まさにその言葉を体現してるのは、ヒロムだと思うよ。このトーナメントもな、強敵をなぎ倒してきたみたいだから。だがよ、一つ、引っかかるのはよ、オイ……東スポの記事見たぞ、ヒロム。

『決勝じゃ、内藤じゃなく、オカダとやりたい』だと？　バカヤロー！　俺のことスルーするのか？　オイ、俺も火ぃついたぞ。仲間だから、俺が遠慮するとでも思ってんのか？　逆だよ。仲間だからこそ！　遠慮なく！　潰させてもらうよ」

ヒロム「あーーーーーーーーーーー！　明日が、楽しみで仕方ない。鷹木信悟、真っ正面からやり合いたい。真っ正面からやり合ったうえで、勝ちたいなぁ……。鷹木さん、俺の出したコメントが気にくわないか？　でもな、やらなきゃいけないんだ。絶対に、負けるわけにはいかねぇんだよ！」
※BUSHIはノーコメント

真壁「オマエ、ふざけんじゃねーぞ、コノヤロー、オマエ！　レフェリーもグルか？　ほんとにイライラするぜ、コノヤロー。ストレスしか溜まんねぇ、コノヤロー！　オイ、テメエらこのままで済むと思うなよ、コノヤロー。必ずリベンジかましてやる」

タイガー「えー、久々にヒロムとBUSHIと当たってね、やはりヒロムは今、すごく勢いに乗ってるからね。一つのジュニアという括りとしていえば頑張ってほしいと思いますけど、ただ、あいつの今日のチョップっていうのかな、面白いね。あいつと、とことんやり合いたいですね。蹴り合って、殴って……面白い。やりたい。BUSHIもいっしょ」
※本間はノーコメント